7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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寒いです。どうも。
小南 桐絵です。

すっかり投稿のこと忘れてました。
コラボしてくださってる蝙蝠男様。それと、この作品を見て下さる皆様。誠にすいませんでした。

それではお読み下さい。
コラボ開始です。


第4章 聖剣の祭壇

鈴夢「・・・こっちから人がいそうな気配がする。」

マシュ「そこは感覚なんですね。」

 

俺達は特には行く宛がないので・・・とりあえず冬木の街をほっつき歩いていた。

 

スカサハ「ところでマスターよ。先程の影はどうするのだ?」

鈴夢「・・・助けに行きたいけど・・・なんとも言えないかな」

スカサハ「ふむ。・・・まぁ。マスターの判断に任せるが・・・私としては夜伽を」

鈴夢「却下。」

 

俺はとりあえずさっきの子の影を頼りに、その子が行った方向に歩いていくが・・・

 

鈴夢「ふーむ・・・なかなかさっきのこの影がないなぁ・・・」

スカサハ「確かに。簡単には姿は消せないはずだが・・・ふむ。興味深いな」

 

歩く足を止めることなく、俺達は進んでいくが・・・良く考えればここで何をするかなんて決めてなかったことに気づく。

 

鈴夢「・・・目的がない。」

マシュ「そうでしたね。ここまでいろいろありましたもんね・・・」

鈴夢「やめて。そんな終わりみたいに言わないで。」

 

と、スカサハさんが突然、歩いていた足を止める。

 

鈴夢「うん?スカサハさん?」

スカサハ「・・・マスター。ここから物凄い魔力を感じるのだが・・・」

鈴夢「まじ?じゃあ見に行こう」

 

即決。まぁ、行く宛もないから当然といえば当然なんだけどね?

 

まぁ、わかってたし?ここに何かありそうなのはわかってたから?だからここまで来たんだよ。

 

鈴夢「・・・え?どこって?」

スカサハ「ここだ。」

 

スカサハさんは立ったまま、槍を「トントン」と地面に叩きつける。え?だから?

 

マシュ「・・・もしかしてその下なのでは・・・」

鈴夢「まじ?」

スカサハ「うむ。どうやらこの下のようだ。」

 

・・・あぁ、穴を掘れ・・・っか。

 

 

―――

 

 

鈴夢「・・・掘りました」

 

安心安定のシーンカットである。

 

スカサハ「・・・ほほう。ここにこんな場所があるとはな。」

鈴夢「・・・」

 

穴を掘った先は、巨大な神殿のようなところだった。

 

ところどころ壊れてはいるが、神殿の面影を感じさせるような神聖さをしっかりと感じることが出来る。

 

鈴夢「・・・すげぇな。」

マシュ「先輩。よく見たら奥にも道がありますよ」

鈴夢「・・・行こう。ここしか進む道がないんだ。」

 

俺を先頭に、2人はしっかり付いてくる。

 

スカサハ「・・・魔力が強くなってくるな・・・」

マシュ「ええ。デミ・サーヴァントとなった私でもわかります。ここには大きな力が・・・」

 

・・・と、あ。扉やんけ。

 

ギィィィ

 

マシュ「先輩!?なんで開けてるんですか!?」

鈴夢「え?いや、なんかドラクエっぽいなって。」

マシュ「遊び心の方が大きすぎません!?」

鈴夢「いや。もしかしたら神父いるかもじゃん?」

マシュ「そうだとしても!」

ジャンヌ「・・・なにか用ですか?」

 

・・・え?なに?なんかいるの?

 

ジャンヌ「あの〜・・・」

鈴夢「シャ!シャベッタァァ!!」

マシュ「落ち着いて先輩!ただのジャンヌさんですって!」

鈴夢「・・・あ。ほんとだ。おっぱいあるやん。」

マシュ「判断基準・・・」

 

・・・う、うるさいな!大体のやつはジャンヌを初めて見たらなぁ!まずはおっぱい大きいなとか思うんだよ!可愛いからのおっぱいだろうが!

 

大体の漢なんかなぁ!おっぱいと尻のどっちかしか見ないんだよ!顔は・・・どうでもいいや。女嫌いだし

 

スカサハ「ふむ。マスターはどんな女でも抱けるとな?」

鈴夢「まぁね。見た目よりは中身とる派だから。見た目だけで性格が悪いやつより見た目まあまあで性格いい人の方がいいからね。」

スカサハ「ふむ・・・では私は好きか?」

鈴夢「どっちかと言われると好きかな・・・だって可愛いじゃん。」

 

何故かガッツポーズをしだすスカサハさん。何故だ。何故そうなる。

 

・・・と。そんな場合じゃねぇ。

 

鈴夢「そうだ・・・ジャンヌさん。ここはなんの神殿なんですか?見たところ・・・何かあるようには」

ジャンヌ「・・・こちらに。言うよりは見た方が早いと思うので」

 

ジャンヌさんに先導され、奥へと進んでいく。

 

少しの光が当たる祭壇みたいな所に連れてこられると、そこには小さな子が一人、剣にもたれかかって寝ていた

 

鈴夢「・・・あの子は」

ジャンヌ「先程私が倒れてるところを保護しました。外傷はないみたいですし・・・一応疲れている様子でしたので寝かせてますが・・・」

鈴夢「・・・」

 

先程倒れていた。つまり先程までは活動していたことになる。

 

なら・・・俺達が追いかけていたあの影の正体も少しは納得出来るのだが・・・

 

鈴夢「・・・それだけじゃ根拠がない。どうする?」

 

・・・と。ふと、その子のもたれかかってる剣を見てみる

 

鈴夢「ん?これは・・・」

 

・・・この剣。見たことがある。と・・・俺の中の記憶が微かに語っているのを感じる。・・・この剣は

 

スカサハ「・・・〈約束された勝利の剣〉(エクスカリバー)・・・か。」

鈴夢「・・・聖剣」

 

神話やいろんな話で出てくる最強の剣。エクスカリバー。

 

その剣は王を選ぶための物であったり、さらには魔を封じる役目を持っているとか。

 

鈴夢「・・・どうしてこんなところに。」

ジャンヌ「わかりませんが・・・恐らくは封印・・・かと」

鈴夢「あぁ、契約する流れなのね。めんどくせぇなぁ・・・」

 

とか言いながら、俺は聖剣の刺さってる祭壇まで近づいていく。

 

鈴夢「・・・感じる。この聖剣の力を」

 

・・・聖剣からは普通の人には感じれないオーラを感じる。それも生半可なものではない。本物の覚悟だ。

 

鈴夢「・・・真面目にやらなきゃやられる。」

スカサハ「マスター・・・」

鈴夢「問題ない。俺なら行けるさ。」

 

俺は聖剣の柄を握ると、そのまま引き上げる

 

鈴夢「ぎぃぃぃっ!重てええええ!」

マシュ「せ、先輩!ファイトです!」

スカサハ「貴様ならやれると信じてるぞ。マスター。」

ビート『俺は王だぞ?失敗すんなよ?』

 

あっ。そんな設定あったな。

 

スポッ。

 

鈴夢「へ?」

マシュ「え」

スカサハ「ん?」

ジャンヌ「え・・・」

 

嗚呼。みんな唖然としてるよなぁ。そうだよなぁ・・・だって・・・

 

鈴夢「あっ。意外と軽いやん。これ。」

 

俺の手に聖剣があって・・・

 

アルトリア「・・・問おう。貴方が、私のマスターか」

 

目の前に金髪の甲冑着込んだ女の子がいるんだから・・・

 

鈴夢「ん?マスター?俺?なんで?」

ビート『知らん。』

 

 

―――

 

 

セイバー、アルトリア・ペンドラゴン。

 

アーサー王がなんちゃらこうちゃら。

 

聖杯戦争の勝ち役者みたいな扱いを受けてたセイバークラスの中では無類の強さを誇る人とか。

 

アルトリア「・・・貴方が封印を解いたのでは?」

鈴夢「あー・・・そうだね。うん。そうだよ?」

アルトリア「なのにマスターではないと。」

鈴夢「うん。俺にはそんな器はないからね?それに俺はそんな資格のある人間じゃないですから。」

 

・・・アルトリアさんには悪いけど、俺はあなたのマスターではありません。早くお帰りください。

 

マシュ「先輩!セイバークラスですよ!?仲間にしましょう!」

鈴夢「無理。なんか・・・この人嫌いなんだよね」

マシュ「え!?」

アルトリア「?そうなのですか?」

鈴夢「うん。なんか嫌な記憶しかない。」

 

この人を見た瞬間。俺の頭には嫌な記憶が走った。

 

細い剣を杖代わりに、血だらけの身体を支えて立っている姿。

 

彼女の前には大きな戦士。

 

後ろには2人の少年少女。

 

・・・この記憶は・・・

 

ビート『・・・俺の記憶だ。勝手に見るんじゃねえ。』

鈴夢「すまんな。」

 

・・・心の中で謝罪すると、俺は頭をかきながら、どうするか考える。

 

まず選択肢を二つ上げる。

 

1つは彼女の言葉を飲んで、彼女のマスターになること。

 

もう1つは、丁寧に断り、聖剣を元あった場所に戻すことだ。

 

俺的には後者かなぁ。

 

鈴夢「・・・悩むなぁ。」

マシュ「悩むことなんですか!?」

鈴夢「だって。面倒だし。」

 

それにほら。近くで女の子が寝てるわけだし。

 

鈴夢「もうこれは彼女に渡した方がええやん?その方が平和的でしょ。」

マシュ「先輩ぃ!?最早捨てることしか選択肢がないんですか!?」

鈴夢「俺には決める権利も。定める権利もございません。自由大好きだから。」

 

そもそも俺のものに慣れって言ってるようなことを彼女に言えますか?言えません。だって人権侵害してるみたいで嫌だし。さらには彼女の人生決めてるみたいで嫌じゃん。

 

それに俺は真面目な法律国の人間だからね。ほら。他人の嫌がることはしない。他人を傷つけたりしない。初対面の人とは目を合わせない。だからね。

 

ん?ただの陰キャだって?気にするな。

 

鈴夢「とりあえずセイバーさん。お帰りください。出口はあちらですよ?」

アルトリア「断る。また聖剣と眠るのは嫌だ。」

 

本音だだ漏れじゃねえか。もう見た目からのカリスマ要素ゼロだよ。ゼロ。

 

鈴夢「一瞬でも真面目だと思った俺の気持ち返して。」

マシュ「・・・とりあえずセイバーさんは仲間にしますよ。先輩に拒否権はありません。」

 

はーい!せんせー!いじめでーす!人権を否定されましたー!これはもう帰っていいってことですよねー!

 

鈴夢「帰ろう帰ろう。こんな後輩を持った覚えはない。」

マシュ「に、げ、な、い、で!下さい!」

鈴夢「嫌だ〜!家に帰って翼さんと奏さんと、どうぶつの○やりたいんだぁ!」

マシュ「そんな子供みたいなこと言わないでください!ほら!」

鈴夢「あー!」

 

俺達がごちゃごちゃやってると。神殿の入口の方から大きな音がする

 

アルトリア「なんだ!敵襲か!・・・はっ!剣を返してください!」

スカサハ「ここは守ってやらんとな。」

 

・・・2人が早くも殺気だっている。やめて!闇のデ○エルで死んだら現実でも死ぬのよ!

 

マシュ「先輩は黙ってくださいね?」

鈴夢「はーい。」

 

もう。困った困った。

 

そんなこと言ってると、入り口(穴掘ったところ)の方から人影が見える・・・あれは。

 

???「・・・ん?なんか見ないところ・・・え?」

鈴夢「ちょっとターイム!ほらー!ダメじゃないか!アルトリア!スカサハ!初対面の人には目を合わせないでしょ!」

マシュ「先輩!それ逃げてるだけですよ!」

 

・・・え?そうなの・・・?

 

鈴夢「・・・俺の気持ち返して。今までそうだと思ってた気持ちをさぁ!」

???「・・・よくわからん。」

鈴夢「・・・で。あなたは・・・」

 

よくこの人を見てみる・・・ふむ。いい筋肉だ。

 

鈴夢「さてはマッスルダンスの継承者だな?」

???「全く違う。俺の名は・・・天地 帝だ。よろしくな。」

鈴夢「・・・仮面ライダー・・・」

 

この人の腰には。見た事のあるライダーベルトが巻かれていた。

 

帝「バレたか。俺は仮面ライダー・・・と言うよりオルフェノクって言った方が早いか?」

鈴夢「・・・」

 

この邂逅は・・・俺にとっての戦争の始まりに過ぎなかった。

 

 




はい。


今回のコラボは
蝙蝠男様で、作品は「帝王絶唱シンフォギア」になります!まさかの帝くん。
まぁ、この世界に化け物兼、アホが2人なら無敵だな。
それでは蝙蝠男様。少しの間ですが帝くんを借りますね?よろしくお願いします。

また、お読み頂きありがとうございました!
また、お気に入り登録よろしくお願いします。
・・・誰か勉強教えて。
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