7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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どうも皆様こんにちは。
小南 桐絵です。

皆様に見てもらってここまで来れた・・・ありがとうございます!

さて。今回もコラボ話になります!
それではお読み下さい!


第9話 降り掛かる火の粉

鈴夢「っ!弾幕なんてちまちまやってんな!こっちに来いや!」

???「美しくない。もっと踊れ!」

 

遠距離から飛んでくる弾を、俺は槍で次々と的確に返すようにして弾いていく

 

もちろん簡単に行かないのが世の定め。向こうは次々と放ってくる弾で相殺してしまう。

 

鈴夢「くそっ!次行くぞ!次!」

 

俺は槍を収納すると、アームドギアの加速を使い、突撃して行く

 

大きく半円を描きながら、俺は人形へと拳を振るうが

 

???「ぬるいっ!」

鈴夢「ちっ!」

 

その攻撃すらも、見事にかわしてしまう。

 

まるで踊るようにして、回避する人形に俺は攻撃を当てれずにいるのだ。

 

クリス「クソっ!イチイバルがやられなければ!」

美月「どうこう言っても状況は変わらないでしょ!?ノーツ!あとどれぐらい戦えそう!?」

ノーツ「残り5分。それ以上は身体的にきついかと。」

美月「上等!」

鈴夢「美月さん!?ダメですよ!後退を!」

 

しかし俺のその声は届かず、彼女は縦横無尽に拳を振るう

 

鈴夢「ダメだ!これ以上ここで疲労しては!くそっ!トイ!やるぞ!」

トイ『鈴夢!?まさか!』

鈴夢「ぶっつけ本番だろ!やるしかない!」

 

俺はそう言うと、攻撃しながらメモリを変える。

 

鈴夢「変身!」

トイ『チェンジ、メロディー!ビート!』

 

元のビートの姿に戻ると、腕のアームドギアから大量のナイフを取り出し、投合する。

 

ナイフは光の矢となり、ノイズの身体を貫通して行くと同時に、遠くに飛んでいく

 

鈴夢「今だっ!」

 

遠くに行ったナイフに繋いであった紐を、俺は力いっぱいに反対側へと引っ張る

 

???「ほう。面白い」

鈴夢「要領は釣りだ!行けよっ!」

 

原理的ならこれでナイフがあの人形に刺さるはずだが・・・

 

???「見えない糸で繋ぐまではいいが・・・私には見えるのだよ!」

 

その時、俺は同時に走り出していた。

 

わかったさ。光の目立つこの暗いステージには、糸なんて通じないってことぐらいはさ。

 

でもなぁ・・・俺は言うぜ?

 

鈴夢「拳で語り合って真の仮面ライダーだ!行くぜぇ!」

トイ『ファイナルブレイクっ!ビート!』

 

ギアの加速を使い、俺は人形へと接近する。

 

上からはナイフが雨のように降ってくる。翼さんの見様見真似だ!

 

鈴夢「届く!」

 

が、俺の攻撃は届かず、俺の体は宙に舞った。

 

鈴夢「がぁ・・・」

トイ『鈴夢!』

 

何が起こったかはわからなかったが・・・このことだけは理解できた。

 

俺は・・・恐らくここで死ぬのだと。

 

 

―――

 

 

切歌「鈴夢さん!」

調「っ!」

 

2人が到着した時には霧夜 鈴夢の身体は既に宙を舞っていた。そして、そのまま落ちてくるナイフをまともに身体に受けた。

 

切歌「こんなことが、こんなことって・・・」

調「切ちゃん!鈴夢さんを助けなきゃ!」

 

鈴夢の変身は解除され、人形の足下へと落ちる

 

???「筋はよかったが・・・まだまだ甘いな。」

鈴夢「・・・」

 

鈴夢の方は反応がない。気を失っているのだ。

 

それを見て、2人の少女が戦場に姿を現す。

 

切歌「鈴夢さんから離れるデェェェッス!」

調「切ちゃん!そっちは任せた!」

 

切歌が「切呪りeッTお」を調は「‪α‬式・百輪廻」をそれぞれ人形へ向け飛ばすが。人形は難なくそれをコインで撃ち落としてみせる

 

切歌「あれはなんなんデス!?無尽蔵のコインケースデスか!?」

調「強いのは確か。でも・・・私たちの目的はこいつと戦うことじゃないよ切ちゃん。」

切歌「わかってるデス。こいつより鈴夢さんの回収の方が先デス。」

 

そう言い、彼女たちは人形の足下へと視線を向ける。・・・そこには血を流しながらも横たわっている鈴夢の姿があった。

 

美月「2人共!クリスの救出はやっとく!鈴夢は任せるよ!いいね!?」

2人「了解(デス)!」

 

そう言うと美月は反対側にクリスを担ぎながら走り出す、それをカバーするかのように2人は鈴夢の元へと向かうが・・・

 

???「そうはさせん!」

 

人形はそれを塞ぐかのようにコインを連続して撃ってくる。

 

切歌「そこを退けデェェェス!」

調「切ちゃん!鈴夢さんをお願い!」

 

調がのこを盾にし、その隙に切歌が鈴夢を回収する。

 

美月「2人共!煙幕を撃つわよ!」

 

2人が下がると同時に、美月が放つ特性の毒性のある煙幕が周囲を襲う

 

切歌「使用注意デェェェス!もうー!」

調「ほんとそれだね。でも悪くない。」

 

元々人間には有害性のあまり無い毒なので。彼女たちは鈴夢を担ぎながらゆっくりと距離をとる。

 

クリス「鈴夢に傷を付けたら撃ち込むからな!覚えとけよお前ら!」

切歌「大丈夫デス!傷なんか付けないデス!」

 

人形にまとわりつく霧が晴れるころ・・・、彼女たちは姿を消していた

 

 

―――

 

 

???「・・・あなたは誰です?」

 

翼、マリアの方は、赤い戦士の介入によって戦況は混乱していた

 

???「それはこっちのセリフだ。まぁ、お前が誰なのかはすぐにわかるがな・・・ファラ。」

???「・・・」

 

剣を持つ人形は、静かに敵意を見せる。

 

翼「貴様は何者なんだ。」

???「俺は・・・さぁね?誰か知りたいなら鈴夢にでも聞いたらいいじゃないか。・・・まぁ、あえて言うなら・・・通りすがりの仮面ライダーだ。覚えとけ。」

 

そう言うと赤い戦士は高速で剣持ち人形の隣へと移動する

 

ファラ「―っ!」

???「さて。楽しませてもらうぞ。」

 

そのままナイフを彼女へ―とは行かず、人形も剣を振るって対抗する

 

ファラ「あら、折れませんね・・・」

???「俺の力は剣だけじゃない。それを今から教えてやる!」

 

そう言うとさらに赤い戦士は高速化。そのままナイフを手から外して拳で撃ち合う

 

ファラ「―!」

???「決める。」

『Rider Kick』

 

赤い戦士は、そのまま超近距離の状態で人形に蹴りを入れると、人形の身体は宙を舞い、海へと落ちる

 

???「あちゃー・・・回収は無理かもなぁ。でも、この3人は守れたから貸し1だな。鈴夢。」

 

そう言うと赤い戦士は変身を解き、その姿を表す。

 

まず彼女たちの目に入ったのは少し大きめのコート。少年の身体にはめるにしては少し大きすぎる物だ。

 

そしてその光のない瞳。まるで少年のこころを表しているかのようだった。

 

翼「・・・君は・・・」

???「・・・仮面ライダーカブト。とは言っても。レジェンドの人じゃないから説得力もクソもねぇわな。」

マリア「そう、あなたも仮面ライダーなのね。」

???「てことは多少は知ってる感じか。・・・俺の名は双龍 玲音。よろしくな。」

 

コートの少年がそう名乗ると、翼、マリアの周りにSPの人達が集まってくる。

 

SP「ミス・翼とミス・マリアを護衛しろ!・・・君は何者だ?」

SP「答えなくとも投降して頂きます。よろしいですね?」

 

そう言いながらもSPは彼の背中に押し付けるように銃を突きつける。

 

玲音「ええ。喜んで投降しますよ。」

 

そう言うと彼らを乗せ、黒い車は走り出した。

 

 

―――

 

 

弦十郎「・・・そうか。鈴夢くんの意識が。」

切歌「・・・デス。」

 

二課司令室では、装者たちの報告が行われていた

 

弦十郎「翼たちも無事なのだな?」

翼『はい。・・・それともう1つ言いたいことが。』

弦十郎「言ってみろ。」

翼『先程、人形と対した際に、双龍 玲音と名乗る少年が私たちを助ける形で戦闘に介入し・・・今はこちらのSPが保護しています。』

帝「!?玲音が!」

弦十郎「・・・帝くんは知り合いなのか。」

 

知り合いも何も。天地 帝と双龍 玲音。そして霧夜 鈴夢の3名は既に面識があるのだ。

 

それも2つ、3つの大きな戦いの中でだ。その際には別のライダーもいたが・・・それらは不明である。

 

故に帝が驚くのも無理はなかった。

 

帝「玲音は・・・俺達の仲間なんです。・・・時は違っても、また共に戦うと誓った・・・」

調「鈴夢さんが時折いなかったのはそれが理由なのね。」

帝「・・・内緒にしててすまない。でも、いずれは鈴夢の口からも出るはずだったんだ。」

美月「なるほどね。」

マリア『クリスは!?一緒じゃないの!?』

美月「あの馬鹿なら寝かせてるわ。身体に異常があったら困るし。エルフナインちゃんの監視付きでね。」

 

・・・それを最後に二課が静まる・・・初めに沈黙を破ったのは珍しく帝だった。

 

帝「玲音を呼んでくれませんか。とりあえず彼と会話したいんです。」

弦十郎「俺の名を出せ。翼。それで彼と面会出来るはずだ。手続きは・・・こちらでやっておく。」

翼「わかりました。」

 

それを終えると、一度通信が切れる。

 

帝はため息をつき、弦十郎は静かに腕を組む。

 

奏「とりあえず。私から言いたいことを言う。」

切歌「デェェス・・・」

調「(*´・ω・`*)グスン」

 

2人は公開処刑。それもそのはず、彼女たちは奏たちが出た後に鈴夢のバイクを使って最短ルートで移動していたのだ。

 

ギアを纏った2人を見て、奏が驚愕したのは帝にとっていい思い出だ。

 

弦十郎「帝くん。その玲音くんが来たら君たちに聞きたいことがある。いいな。」

帝「構いませんよ。どの道言わなきゃ行けないことなんです・・・から。」

 

 

―――

 

 

玲音「ぴこぴこ」

SP「・・・おっ。色違いメタグロスだ。持ってるのかー・・・いいなぁ。」

玲音「わかります?こいつを手に入れた時の嬉しさ」

SP「わかるー!なんか苦労したかいがあったとか!」

 

まさにそれなんだよと。玲音は軽く言う。

 

翼「・・・なんなのだ。奴は」

マリア「わからないけど。話を通しておきましょう。」

 

 

―――

 

 

響「・・・未来ぅ・・・鈴夢くん大丈夫かなぁ」

未来「だ、大丈夫じゃない?ねぇ、玲奈さん。」

玲奈「あのバカなら大丈夫でしょ。そこら辺でくたばる人間じゃないもの。」

響「・・・そうだねー・・・(*´・ω・`*)グスン」

 

・・・にしても。鈴夢くんからの連絡が来ない・・・響が心配してるのに・・・本当に大丈夫なの?

 

響「そうだ!今から二課に行こう!それがいいよ!決定ね!」

未来「ちょ!宿題は!?」

響「後でやるよ!それなら問題ないでしょ!?」

玲奈「仕方ないわね。まぁ、私たちがいれば問題ないでしょ?」

未来「むー・・・今日だけだからね!」

玲奈「そのセリフを何回聞いたか・・・」

響「やったー!未来大好き!」

 

私たちは手を繋ぎあい。二課へと向かった。・・・ほんと。馬鹿ばっかね。

 

 

―――

 

 

玲音『・・・帝さん?どうしてそっちに』

帝「玲音か・・・1つ聞きたいことがある。」

 

二課では皆の監視の元、2人の会話が行なわれていた・・・そして

 

帝「お前は・・・扉を見たのか?」

 

 

 




赤点は無かった。これでよなみんとクリスマスを過ごせる・・・やったぜ。

さて。遅くなりましたが今回コラボさせて頂いてる作品は
蝙蝠男 様の「帝王絶唱シンフォギア」
夜南 黒姫さんの「戦姫絶唱シンフォギア ~とある転生者の物語」になります。

また、コラボの方は募集追加するかもしれないのでよろしくお願いします。
それではお読み頂きありがとうございました。
次の更新もよろしくお願いします。
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