7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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どうも。学校という犯罪者予備軍にスマホを没収された
小南 桐絵です。

さて・・・冬休みに入りますね(n‘∀‘)η
皆様はどうお過す予定ですか?私は・・・ゲームです。PSO2です。シンフォギアです(`・ω・)

さて!今回もコラボなんですが・・・
まぁ、詳細はのちのち。

それでは皆様!お読み下さいませ!


第10話 転移・・・そして

帝「お前は・・・扉を見たのか?」

 

帝のその発言で、二課全体が凍りついた。

 

その傍らで、緒川さんと朔也さんが音声を録画しているが、それに構わず帝は話を続ける

 

玲音『扉・・・ですか。』

帝「あぁ。」

 

・・・モニター越しで、玲音は少し悩むような顔を見せる。

 

セレナ『扉?玲音さんや帝さんはそれでこの世界に来たんですか?』

帝「・・・詳しいことはわからない。だけど・・・誰かに連れていかれる前。俺は確かに扉を見た。黄色の扉を・・・」

玲音『俺は黒を見ました。なるほど・・・帝さんも一緒でしたか。』

帝「・・・違う色。」

 

玲音と帝はそれぞれ色の違う扉を言うが、どうやら意味合い的には一緒のようだ。

 

弦十郎「色の違う扉・・・何か意味があるのか?」

帝「詳しいことは俺達も知りません。・・・わかったとしても。これは俺達の問題です。」

玲音『・・・そしてその扉は閉じることを知らない・・・多分ですが。他にも仮面ライダーたちが来るかと。』

帝「・・・まじか。」

玲音『多分ですが、他のライダー・・・多分ですよ?一海さんと戦兎さん、後はシュンガさんが来るかと・・・』

帝「来たら来たで厄介事になりそうなメンバーだな。」

 

・・・扉、その名前はわからないが。彼らには扉の目的がわかるような気がした。

 

何故自分たちがここに集められたか・・・その理由は明白すぎる。・・・だが。そんな理由で俺たちをこの世界に送り込むか?

 

玲音『・・・どの道大きな戦いがあることには違いありません。とりあえず・・・そちらに合流した方が都合がいいかなっ・・・て』

帝「・・・頼む。」

玲音『了解。』

 

その言葉を最後に。向こう側との通信が切れる。

 

弦十郎「・・・君たちは共に戦ってくれるのだな?」

帝「ええ。喜んで戦いますよ。」

弦十郎「そうか・・・いや、そうしてくれると助かるのでな。確認をとる形ですまない。」

帝「気にしないで下さい。この世界に来たのも・・・何かの縁ですから。こうなることは覚悟してました。」

 

帝は隣のケースに手を触れると・・・少し懐かしいように話す。

 

帝「俺達は何かの縁で結ばれてるんです。だからこうして危機の時に訪れるんじゃないか・・・ってね」

 

 

―――

 

 

鈴夢「・・・あれ?生きてる・・・」

 

白い景色が目立つ医療室で、鈴夢は静かに目を開けていた。

 

彼の隣のベッドは、先程まで誰かがいたような跡があり、鈴夢のかけていた布団も少しズレていた。

 

スカサハ「む。起きたかマスターよ。」

鈴夢「・・・やぁ皆。ご機嫌どう?」

 

医療室は、鈴夢の契約した英霊が彼の目覚めを待つようにして待っていたのだ。

 

ジャンヌ「マスター!お怪我はありませんか!?あぁ、よかった・・・」

鈴夢「怪我はない。死にかけだから」

アルトリア「ふむ。大事でないならいい・・・よかった(ボソッ」

 

鈴夢が少し体を起こすと、ジャンヌがそれを保護するように鈴夢のカバーに入る。

 

鈴夢「むぅ。1人で起きれるのに。」

マシュ「先輩?死にかけの人間はしっかり介護されてくださいね?」

鈴夢「誰が死にかけ?」

帝「お前だアホ。」

 

そう言うと鈴夢の後ろから帝が鈴夢を殴るように叩き上げ、机にコーヒーを置く。

 

鈴夢「いたぁぁい!」

帝「自業自得だ。ほら。元気なうちに飲んどけ」

鈴夢「・・・はいはい。」

 

プルトップの蓋を開け、俺はミルクを突っ込むとコーヒーをゆっくりと、少しずつ飲んでいく。

 

あー・・・コーヒーはミルク派です。

 

鈴夢「・・・うめえ。生きてる味がする。」

スカサハ「生きてるから・・・そんな味がするのではないのか?」

鈴夢「違うのだよ。コーヒーは淹れる物で味が変わるんだよなぁ」

エルフナイン「死にかけの人間が何を言いますか。早く検査を受けてください。」

 

と、鈴夢の後ろから怒り顔のエルフナイン。鈴夢は顔を青くしながら後ろを向く。

 

鈴夢「・・・あとからじゃ。だめ?」

エルフナイン「アウトです。車椅子に乗ってでもいいので私と了子さんの検査を受けてください。以上ですよ。ちなみに弦十郎さんからは許可をもらってますから。」

鈴夢「まさかの先手を打たれた!?でも緒川さんは!?」

エルフナイン「緒川さんはお仕事で不在です」

鈴夢「おーまいぐーねす。」

 

そう言うと俺はスカサハさんに担がれて隣の検査室に連れてかれる。

 

帝「・・・元気だなぁ。あれで元死人なんだろ?」

マシュ「え?死人って話・・・本気なんですか?」

帝「俺に聞かれても知らないな。やっぱり鈴夢に直接聞く方が早いんじゃない?」

 

 

―――

 

 

玲音「・・・困った。」

翼「・・・何が困ったと言うのだ。」

 

帰りの輸送ヘリの中。突然コート姿の玲音が物を言い出した。

 

何かを探しながら・・・そんな仕草で焦った話し方をしている。

 

玲音「いやぁ・・・ちょっと忘れ物をしましてね。ええ。」

セレナ「忘れ物・・・ですか?取りに行かなくて大丈夫なんですか?」

玲音「重要ちゃ重要なんだけど・・・なんだろう。なんか思い出せないんだよね・・・」

セレナ「?」

玲音「なんだろう・・・大切な何かを忘れてる気が・・・」

 

玲音は頭をかきながら答える。とてもあやふやな答え方だ。

 

マリア「大切なもの・・・ね。」

玲音「・・・」

 

 

―――

 

 

鈴夢「〜びーふすとろがのふぅ〜」

了子「あら、気に入ったのかしら?」

鈴夢「もちのろん。おいしいですね。これ。」

 

二課の医療室。鈴夢は奏の作り置きのビーフストロガノフを食べていた。

 

了子「隠し味は何かしら〜?」

鈴夢「愛なんじゃね?家族的なさ。」

了子「もう。鈴夢くんはそういうことをさらっと言っちゃうから響ちゃんたちに鈍感って言われるのよ?」

鈴夢「関係あるんだ。」

 

鈴夢は自覚してたかのように答える。了子はデスクワークをしながらクスクスと微笑んでいるようにも笑ってるようにも見える。

 

鈴夢「そう言えば響たちは学校ですか?」

了子「そうね〜・・・?鈴夢くんは学校に行かないのかしら。」

鈴夢「義務教育終えれば自由ですから。そこまで自由を奪われたくないので」

 

ほら。僕はフリーダムですから。自由に動きたいし。

 

そんなことをこころで思いながら。鈴夢はビーフストロガノフをぱくぱく口に運んでいく。

 

鈴夢「うん。愛情の味って素晴らしい。」

 

 

―――

 

 

響「鈴夢くん食べてくれるかなぁ〜?未来〜」

未来「食べてくれるよ!起きてたら・・・」

 

同時刻。リディアンでは調理室で響たちのクラスによる調理実習的な授業が行われていた。

 

詩織「鈴夢さんは二課に篭ってるんですよね?」

未来「あー・・・そうかもしれないね・・・」

弓美「男の子なのに引きこもりなんて・・・らしくないわね。」

 

弓美の正論に響たちは笑うしかなかった。

 

鈴夢はぶっちゃけ言ってしまえば運動が得意な方ではない。好きかと言われれば普通。と答えてしまう程なのだ。

 

響「確かに・・・この前なんかマリアさんとテニスしてただけで倒れたもんね・・・」

未来「そんなこともあったね。」

 

思い返せば鈴夢が帰ってきた直後。マリアさんとクリス。そして響と未来でテニスをしに行った時である。

 

 

―――

 

 

鈴夢『テニス?やだ。しんどいじゃんか。』

クリス『はいはい。お姉ちゃんが遊ぶって言うからなー一緒に行こうなー鈴夢ー』

鈴夢『あー・・・助けてくれ。チルカ。』

チルカ『にゃ(頑張れ)』

 

―車で数分後―

 

鈴夢『・・・バリバリのテニスコートとバスケコートやんけ。戦争でもしたいのかな?』

 

車で連行された先には、広く、大きなグラウンドがあり、さらには色んな球技によってコートが分かれていた。

 

響『向こうにはゴルフもあるねぇ。どれから行こうか!』

鈴夢『ウンドウキライ。やりたくない。』

マリア『ふふん。鈴夢!私と勝負しないかしら!?』

鈴夢『コトワル。』

 

鈴夢はそっぽ向くと、コートの砂をいじって遊び出す。・・・少し前の子供みたいだ。

 

注!(どのコートも砂やら備品は勝手にいじったりしたらダメだぞ!作者との約束な!)

 

クリス『ふふん!鈴夢!ちゃんと人質はあるからな!』

鈴夢『ふぇ?』

 

そう言いクリスが取り出したのは―

 

鈴夢『・・・あ。』

 

鈴夢の女装が写ってる写真だった。

 

 

―――

 

 

創世「それで?その写真は取り返せたの?」

 

創世がそう聞くと、響、未来の両名は苦笑いをして答える

 

響「いや〜結果は鈴夢くんの惨敗でね。結果的にはマリアさんとクリスちゃんの宝物になっちゃったんだよね・・・」

未来「さらには翼さんや奏さんまでに広めちゃうから・・・あの後も鈴夢くんは動きっぱなしなんだよ」

弓美「・・・それって運動できるとか出来ないのレベルじゃないわよね。」

詩織「はいはい。授業もラストスパートですよ!みんなで美味しいの食べましょう?」

 

 

―――

 

 

玲音「帰った。帰ったぁ・・・日本だー・・・シャバだぁ・・・空気だァ・・・うえっ。」

セレナ「・・・乗り物酔い・・・よくそんなのでバイクには乗れますね。」

 

空港では。玲音、翼、セレナ、マリアの4名が帰還を果たしていた。

 

中でも玲音は重度の乗り物酔いのスキルを持っており。かなり疲労している。

 

翼「・・・それよりもだ。そろそろ迎えが・・・」

 

そう言うと、バッチリのタイミングで黒い車が現れる。それに乗っているのは、奏と帝の2名だった。

 

帝「よう玲音。お久しぶりだな。」

玲音「ええ。・・・少しヒゲが生えてませんか?帝さん?」

帝「まじ?え?え?」

翼「・・・奏。ありがとう」

奏「気にすんなっての!おっさんはなかなか二課から動けないからさ!な!」

緒川「それでは皆さん。車にお乗り下さい。」

 

帝、玲音、翼は奏の車へ、マリア、セレナは緒川さんの車へと搭乗する。

 

帝「・・・何も無ければいいけどな、」

玲音「・・・それで帝さん。扉の話ですが」

帝「そうだな・・・おい。奏さん?録音しなくてもいいのかい?」

 

二課のあの二人とは違い。奏さんは一切録音とかの行動を見せようとはしない。それどころか話を聞こうともしてない。

 

奏「あ?扉とかあたし達には関係ないからな。お前らで解決できるならそれでいいんじゃないのか?なぁ、翼。」

翼「え?ああ、そうだな。己の撒いた種は己で摘み取るが一番だ。」

 

そう言うと、緒川さんの車に遅れて奏の車が走り出す。

 

玲音「・・・さんきゅー。」

 

彼の放った声は届いたかはわからないが。その車の中が、暖かい空気になったのは間違いない・・・

 

 

 

 

 




コラボ者紹介のコーナー!

今回コラボをするのは蝙蝠男 様、夜南 黒姫 様を含め6名です!ありがとうございます!

1人目紹介。

1人目は初コラボとこの前のコラボでお世話になりました、「IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか」の作者、桐野 ユウ 様になります!

ありがとうございます!ありがとうございます!

さて、次回は2人目の紹介です!
コラボされる方々!よろしくお願いします!

お読み頂きありがとうございます!
また、お気に入り登録の方もよろしくお願いします!

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