7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート” 作:よなみん/こなみん
どうも。目指すは週に2回投稿。
小南 桐絵です。
最近はほんとにヴァイスとバトスピにハマるぐらい。
遊戯王もちょくちょくやってます。
今年3月?にはヴァイス新弾でAXZ出るんですが・・・どうなんですかね?自分はサイン付きが出るまで買います。
それではお読み下さい。
戦兎「・・・この性格どうにかならんのか?」
エリザベート・バートリーの襲撃後、戦兎たちは仕事を終え、お茶を取っていた。
ヴィバーチェがお茶を注ぐ中、一海とシュンガ、戦兎はエミヤ、クーフーリンと話をしていた。
エミヤ「無理だな。彼女の性格は最早個性の1つとしか言えないな。」
クーフーリン「同感だぜ。こいつの意地の悪さと、この性格だけはめでたいものだからな。」
シュンガ「要約してバカってことか。」
エリザベート「んなっ!?」
シュンガの心無き一言にエリザベートは机を叩きながらシュンガに詰め寄る、布地の少ない服はシュンガの目には悪いらしく、シュンガは慌てて視線を逸らす。
戦兎「危ない危ない。角が刺さるだろ」
エリザベート「はん!私がバカって!?あのパンツ丸見えの赤セイバーに比べたらマシよ!」
クーフーリン「はいはい。ウチのローマ馬鹿にすんのはやめとけ。面倒になるから。」
クーフーリンがそう言うと、エリザベートとクーフーリン間で火花が散る。
その間に、シュンガ、戦兎、一海の3人は疑問をぶつける。
戦兎「お前達のマスターってのは誰なんだ?言い方からして俺たちではないし、玲音たちてもないようだが」
エミヤ「・・・そうだな。」
ため息をひとつ置き、エミヤは淡々と言葉を続ける。
エミヤ「電脳体だ。要約するとな。特定の世界でしか生きることを許されない・・・誰かを模した形。だろうな。」
シュンガ「その形ってのは。」
エミヤ「それがわからんのだな。名はセイバー。キャスターしか知らんものでな。」
一海、戦兎、シュンガ「・・・」
エミヤ「勘違いするなよ。俺達は興味がないだけだ。まぁ・・・妻である彼女たちが名前を知ってるのは当然のことだな。」
一海「つまりお前達は正規サーヴァントではないと。」
エミヤ「そういうことになる。」
・・・その数秒後。エミヤは頭をボリボリいじってこう言う。
エミヤ「まぁ。契約するならもっとマシなマスターを見つけたいな。」
戦兎「そうだろうな。浮気するマスターとか嫌だな。」
エリザベート「アンタ!子ブタを馬鹿にしたわね!きーっ!」
クーフーリン「うるせえぞババア!」
エリザベート「誰がババアよ筋肉っ!」
そう言うと、みんなでワイワイと笑ったり、話したりする。
この時間が続けば・・・そう思っていた矢先、空の雲行きが怪しくなっていく。
エミヤ「・・・風が変わったな。なにか来るのか?」
クーフーリン「・・・このくせえ臭い。間違いねえ。獣の臭いだ。・・・って。この時代に獣持ってくる奴らはだいたい限られてるからなぁ。」
エリザベート「ライダークラスか。あるいは別の敵かしら?まぁ!どの道!?私の歌を心響くまで聞かせてあげるけどね!」
一海「その前に俺達が死ねるからダメな。歌は」
エリザベート「なんでよー!」
エリザベートが駄々をこねる姿は子供そのものだが、全員そんなことには目もくれず、空を警戒し始める。
空は雲が出てきただけで、特に変化はない・・・そう思った時。
ギャァァァッ!
エミヤ「来るぞ!」
エミヤが叫ぶと同時に、戦兎達がいた場所に赤く熱い火の玉が飛んでくる。火球だった。
火球は地面を焼くと消滅し、さらに次の火球が戦兎たちに向けて飛んでくる。
それもひとつではない。多くの火球が戦兎たちを焼き付くそうと飛んでくるのだ。
一海「どうなってる!相手は何なんだよ!」
シュンガ「くそっ!」
シュンガたちはそれぞれ電王、ビルド、グリスに変身して、回避するが火球はある時突然止まる。
その火球が止まった数秒後。戦兎たちの頭上には多くの竜が飛んでいた。
???「あら。アレで死んだと思ったのに・・・生きてるのね。」
エミヤ「やれやれ。厄介だなサーヴァントと言うのは。」
???「同類が何を言うか。」
そこにいたのは。旗を持った黒き聖女が竜の手綱を持って戦兎たちを見下していた。
その他にも、仮面をかけた女、槍を持った長髪の男性、十字架を背負う女性、花騎士の服装に身を包んだ騎士がいた。
エリザベート「あら?それが久しぶりに会うセリフかしら。カーミラ。」
カーミラ「・・・お久しぶりね、私・・・いや、エリザベート・バートリー。月の聖杯を掌握出来なかった気分はどう?宇宙人が。」
エリザベート「はぁ?あのバカ科学者と一緒にするのやめてくれる?私は私。そしてあなたなのよ?そしてさらっと言ったけど宇宙人じゃないわよ!いーっだ!」
姿を見せるな否や、早くもサーヴァント間で口論による戦争が勃発している。・・・これには戦兎たちは呆れるしかなかった。
その中で、黒き聖女は彼らを見下すように見下ろしながら、静かに言葉を紡ぐ
???「・・・見ない連中が居ますね。害虫でしょうか・・・?いえ。どの道私たちの邪魔をするのには変わりませんね。」
戦兎「害虫とは随分言ってくれるじゃないか!」
戦兎は黒き聖女に指を刺す。
彼女はそれを予想していたのか。待ってたかのように言葉を続ける
???「害虫は害虫でしょう?あぁ・・・害虫より達が悪いからゴミとでも言いましょうか?」
戦兎「・・・」
シュンガ「お前っ!」
シュンガが怒りに任せ前に出ようとしたが、それを一海は冷静な態度で止める。
戦兎も彼女の言葉には怒ろうとせず、静かにため息をつく
シュンガ「一海さん!悔しくないんですか!俺達は見下されてるんですよ!」
一海「落ち着け。これは俺たちを逆立てるための煽りだ。無駄に付き合う必要はない・・・それに・・・」
一海は戦兎をチラ見する。戦兎は分かってたかのように頷くと、シュンガの前に出る。
一海「戦兎だって分かってて我慢してるんだ。お前一人で何か出来るわけじゃないからな。」
シュンガ「・・・」
一海は言葉でシュンガを抑えると、そのまま戦兎と肩を並べる。
???「・・・なんだ。つまらない奴等ね」
一海「名を名乗れ。出なければ俺達は名もなきお前を殺すことになる。・・・誰にも名前を覚えられないのは嫌だろ?」
一海が煽るようにして言うと、聖女は旗を掲げ高らかに宣言するように叫ぶ
邪ンヌ「我が名はジャンヌ・ダルク!復讐の旗を掲げ貴様らを排除しよう!」
エミヤ「・・・オルレアンの戦乙女か。」
エリザベート「ふん!私の敵はアイツだけよ!悪いけど好き勝手にやらせてもらうわよ!」
そう言うと、エリザベートはカーミラと呼ぶ仮面の女性と対面し、戦い始める。
邪ンヌ「バーサーカー!ライダー!セイバー!面倒な奴らを片付けてしまいなさい!」
邪ンヌが叫ぶと、竜の背にいた三体のサーヴァントがそれぞれ戦兎たちに襲いかかる。
エミヤ、クーフーリンはそれぞれ一体のサーヴァントを相手し、戦兎たちの目の前には長髪の男性が立っていた。
バーサーク・バーサーカー「・・・ふん。」
戦兎「こいつから感じるこの感じはなんだ?・・・血の感じ・・・」
一海「・・・戦兎さん!飲まれたらおしまいだ!」
戦兎「わかってる!」
戦兎たちがようやく構えを取った次の瞬間。目の前に男は居らず、気づけばシュンガの眼前に移動していた。
シュンガは咄嗟の出来事に反応出来ず、そのまま飛ばされてしまう。
シュンガ「うわぁぁぁっ!?」
戦兎「シュンガ!」
一海「野郎っ!」
一海はグリスの武器であるツインブレイカーを構え、バーサーカーへと突撃して行くが、バーサーカーは素手で剣部分を握りしめ、そのまま槍で身体を切り裂いていく。
一海「があっ!」
ライダーアーマーを切られたはずはのに、一海の身体は直に引き裂かれるかのような感覚に襲われる。
バーサーカーはさらに一海へ近づくと、地面に槍を刺し、血の針で一海の身体を貫く
戦兎「一海――っ!やらせるか!ビルドアップ!」
戦兎の身体は変化し、ビルド、ゴリラモンドフォームへと変身後、一海、シュンガを助けるためにバーサーカーの槍を腕で止める
バーサーク・バーサーカー「・・・やろうと言うのかね?面白い。」
戦兎「これ以上お前の好き勝手にやらせはしない!行くぞ!止めれるなら止めてみろ!ダイヤの鎧は砕けないぜ!」
そう言うと戦兎とバーサーカーは槍と拳を撃ち合う。
誰のか分からない血が着いた槍と、新品の、鋼鉄の腕がぶつかると、その間に火花が生じる。
その間だが、シュンガは意識を起こし、一海を起こそうと駆け寄っていた。
一海「ぐっ・・・シュンガ・・・」
シュンガ「大丈夫ですか!」
一海「大丈夫・・・だ。問題ない。」
一海は剣を杖のように突き立て、フラフラと身体を起こす、攻撃を受けてなのか、立ってからも身体が安定しない。
一海「それより―戦兎の助けになってやれ。アイツは厄介だぞ?」
シュンガ「この世界に来てから同じことを聞いてる気がします。・・・行きます!」
シュンガもブレイクソードを構え、銃を打ちながら戦兎の方へと走っていく。
その銃弾は、バーサーカーの槍によって弾かれ、さらには戦兎を蹴っ飛ばしてシュンガに向けて走ってくる。
シュンガ「来るなら来い!返り討ちにしてやる!」
バーサーク・バーサーカー「愚かな・・・血となるがいい」
バーサーカーは地を蹴り、シュンガと剣を打つと、そこに煙が生じる。
シュンガはバーサーカーに押され、だんだんと押されていく。
シュンガ「ぐ―っ!」
バーサーク・バーサーカー「・・・予想していたより強いな。これなら・・・いや。なんでもない。」
シュンガ「何!?」
バーサーカーは槍を弾くと、半円を書くようにそのまま槍を横に一閃させる。
シュンガは咄嗟の判断で後ろにバックステップで下がり、再びバーサーカーへと剣を構え、地を蹴る。
シュンガ「うぉぉぉぉぉぉっ!」
バーサーク・バーサーカー「ふん!」
戦兎「俺も居る!忘れるなよ!」
そこに戦兎も参入し、二対一の乱戦となる。
さらに一海も加わり、三対一で、人数なら戦兎たちの完全有利となる。
ヴィバーチェ「・・・」
ヴィバーチェだけは、戦闘には介入せず、何かを待つように空を見つめる。
そこに竜を降りたジャンヌ・ダルクが近づき、旗をヴィバーチェへと向ける。
邪ンヌ「あなたは戦わないのかしら?全く・・・逃げるなんて根性無しもいい所ね。」
ヴィバーチェ「私の力は戦闘向きではないので・・・基本はこうして応援することしか出来ません。」
邪ンヌ「・・・自分は関係ないです。って?はっ!私をイライラさせないで頂戴。」
ヴィバーチェ「イライラ・・・ですか。」
邪ンヌ「ええ。私が何故復讐しようとするか。あなた達には分からないでしょうね!だけど!それがいいのよ!それがっ!」
ヴィバーチェ「・・・そう・・・ですが・・・」
ヴィバーチェはその顔に笑みを浮かべると、さらに言葉を紡ぐ。
ヴィバーチェ「この戦いは・・・引き分けです。」
邪ンヌ「何?」
次の瞬間。ヴィバーチェの
邪ンヌは危険を察し下がるが、彼女には何も影響はない。
ヴィバーチェは戦兎たちを指さすと、戦兎たちの身体はヴィバーチェの居る、何も無い空間に引っ張られていく。
戦兎「んにゃーー!?」
シュンガ「おおおっ!?」
一海「・・・マジか」
戦兎たちは何も無い空間に飲み込まれると、声も、気配も完全に消える。
エミヤ、クーフーリン、エリザベートも同様に引っ張られ、そのまま姿を消す。
邪ンヌ「これは!?」
ヴィバーチェ「あなた達と遊ぶ時間はここまでです。また会いましょう。ジャンヌ・ダルク。」
その言葉を最後に空間は閉じ、そこには何も残らなかった・・・
お読み頂きありがとうございました。
また、お気に入り登録等、よろしくお願いします。
それではまたお会いしましょう。