7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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とうも。皆様お久しぶりです。
小南 桐絵です。

学年末試験が敵となって襲いかかってきました。恐ろしいわァ。
ちょくちょく書いてはいますがストックが消費される一方で・・・やば。ヤンデレのやの字がない。コラボだからそこら辺は遠慮を・・・

それではお読み下さい。


第23話 今日は俺が稽古をつけてやろう!その1

鈴夢「特訓ですか?」

 

二課、娯楽室では、ボロボロに帰還した戦兎、平和に家事をこなしていた鈴夢と弦十郎が話をしていた。

 

弦十郎「あぁ、今ちょうど鈴夢の英霊たちが戦っているが・・・少ししたら空くのでな。どうかと思ったが」

鈴夢「俺は大丈夫ですよ?戦兎さんは?」

戦兎「ん。まぁ、鍛錬は大事だからな。俺も引き受けるとしよう。」

 

重たい身体を起こし、戦兎は先にトレーニングルームへと向かう。

鈴夢は掃除機を片付け、エプロンを外すとそのまま部屋を後にする。

 

弦十郎「む。玲音くんがいないが・・・大丈夫だろう。」

 

そう言うOTONAの顔は、自信に満ち溢れたような表情と同時に、無邪気なワクワク顔になっていた。

 

 

―――

 

 

玲音「トレーニング?もちろん行くが・・・」

 

ガレージにも、訓練参加の要請は届いていた。奏が直接連絡を入れたのだ。

玲音は曖昧な返事をすると、通信越しだが奏は喜びの反応を見せる。

 

奏『そうかそうか!なら早く来いよ!』

玲音「は?概要は?」

奏『自分の目で見ろ!』

 

その叫びを最後に通信は切れ、玲音はアスラーダの下から現れると身体を起こす

着ている作業服は少し汚れていて、とても外に行くものではなかった。

 

玲音「このまま行くと怒られるかな。」

 

そう思い、玲音は作業服を脱ぎ、ガレージ入口に干してある上着を身にまとってガレージを後にした。

 

 

―――

 

 

トレーニングルームでは、ノイズの大量発生を想定した特訓が行われていた。

今いるのは一海、帝、シュンガの3人だ。

それぞれ、イクサ、サイガ、電王・ストライクフォームに変身して戦っている。

 

一海「帝!そっちに抜けた!フォロー頼む!」

 

一海が抑えている場所。ここを彼らは第一防衛線。そう仮称して訓練していた。

一海が大きいノイズを抑えていると、小型のノイズが多数、一海の横をすり抜けて防衛線を突破していく。

 

帝「了解です!」

 

一海のいる場所から少し離れた所で、帝はブースターライフルで迫り来るノイズを撃つ。

帝がいる場所が第二防衛線。ここを抜けると最終防衛線へ行かれてしまう。

 

帝「遠くなら・・・数は減らせるはずっ!」

 

引き金を引くと、数秒遅れてノイズが爆散していく。

砲撃を続けてしばらくすると、ノイズが帝とさほど離れない距離まで接近してくる。

帝はブースターをトンファーのようなモードにすると、接近して蹴散らしていく

帝に向かってくるノイズもいれば、それを素通りするノイズもいる。

さらに帝はフォンブラスターを抜けていくノイズに向けて放つ

 

帝「くっ・・・!シュンガさん!任せました!」

 

しかしせいぜい数は減らせてもノイズは全滅した訳では無い。そのままノイズは最後の防衛線に向けて進軍していく。

帝は苦しい声で、そう叫ぶと最後の防衛線にいるシュンガはブレイクソードを構え、接近してくるノイズへ攻撃する。

 

シュンガ「くっ!数が多いだろ!誰だよ設定したの!」

了子『ゴメンね〜』

シュンガ「テメェェェ!」

 

部屋に引きこもる研究者からの悪意に、シュンガは叫びながらもノイズを倒していく。

しかしそれを素通りしたノイズは・・・防衛線を・・・

 

シュンガ「ダメだ!また・・・抜かれる!」

一海、帝「っ!」

 

その時、空から銃声が聞こえたと同時にトンボが空から飛来する。

さらにシュンガの視線の先・・・防衛線の向こうからは一人の人間が走ってくる。トンボも高速でそちらに向かっていく

 

シュンガ「あれは・・・玲音か!」

玲音「またせたな!変身!」

『変身』

 

トンボ・・・ドレイクゼクターがグリップにハマり玲音の身体を機械的なライダーアーマーが覆っていく。

 

玲音「キャストオフ!」

『キャストオフ。』

 

叫び声の後、装甲が弾け飛ぶと下から本来の仮面ライダーの姿が現れる。

 

『チェンジ、ドラゴンフライ』

 

シュンガ「玲音!援護を頼む!数が多くて・・・!」

玲音「分かった!」

 

そのやり取りの後、シュンガはノイズを吹き飛ばすと一旦防衛線側に下がる。その直後、玲音の手にある銃から放たれた弾丸がノイズの身体を溶かしていく。

 

シュンガ「・・・数は多い。一海と帝が抑えてくれててもこのザマだからな。」

玲音「まぁ、2人ならなんとかなると思いますけど・・・」

 

迫り来るノイズの数を見て、玲音は苦笑いする。

ノイズの数は一海と帝で減らしてるとはいえ、玲音たちが見ているノイズの数は減ってもいないように見えた。

 

玲音「まぁ、作った人には後で文句言うとしましょうよ。今はこれをどうにかしましょう。」

シュンガ「了解!」

 

玲音は腰に手を当て、加速してノイズの群れへと突っ込んでいく。シュンガも遅れてノイズの群れへと突っ込んでいく。

ちょうどその時、最後の防衛線の向こうから新たな人影が走ってくる。

 

鈴夢「!遅れたか!」

戦兎「一海!帝!シュンガ!今助けるぞ!」

 

それぞれビルド、海賊レッシャーとビート、ウォータースタイルへと変身している。

 

鈴夢「行きますよ!」

戦兎「鈴夢は帝、一海の方へ!俺はここを死守する!・・・2人を頼むぞ!」

鈴夢「了解!」

 

鈴夢はノイズを踏み台に、2つ目の防衛線がある所まで疾走する。戦兎はそのまま最後の防衛線付近から弓を放つ

 

シュンガ「戦兎さん!」

戦兎「シュンガ!ここを抑えるぞ!」

玲音「戦兎さんがいれば百人力さ!」

 

最後の防衛線の防御力が高まり、鈴夢は戦兎に言われた一海、帝のいる防衛線まで走っていた。

途中、進軍するノイズを切り裂きながら目的地まで足を動かしていた。

 

鈴夢「一海さん!帝さん!」

一海「鈴夢か!間に合ったぞ!」

鈴夢「間に合って良かったです!これより前線に加わります!」

帝「頼んだ!」

 

2人は数が数なのか、第2の防衛線まで下がって2人で戦っていた。

鈴夢は2人の前に出て、二刀の刀でノイズの身体を的確に切り裂く。

 

鈴夢「よしっ!・・・これで!」

 

と、鈴夢が大きいノイズを切り裂こうとした時だった。

 

「爆裂っ!」

 

突然大きな声が聞こえたと同時に、鈴夢、帝、一海の眼前のノイズたちが全て吹き飛ぶ、その後相手していた全てのノイズが消えていく。

砂煙の起こる中。鈴夢たちは状況が飲み込めないでいた。

 

鈴夢「なんですか・・・何があるんですか。」

帝「わからん。突然ノイズが消滅して・・・一海さん!そっちは!」

一海「向こうも同じみたいだ。突然こっちで爆音が聞こえた後、ノイズが消滅したらしい・・・一体何が。」

 

鈴夢たちの疑問はありえない形で解けることになる。

砂煙が晴れると、そこには鈴夢たちシンフォギアの世界では見知った。最強の人間の人影が立っていた。

 

弦十郎「さぁ!お前ら!テストの時間だぞ!」

帝、一海「お!おっさんん!?」

鈴夢「・・・かぁー・・・」

 

鈴夢たちは風鳴弦十郎の突然の登場に普段は出さないであろう声を上げてしまった。

通信越しの戦兎たちからは、何故か声が聞こえない。

 

弦十郎「テストの時間だと言っている!ここでは教官と呼べ!」

帝「結構ノリノリだなこの人!くそっ!なんで構えてんだ!てかあの手のものなんだよ!」

 

帝が言う物とは、弦十郎が片手に持っているガヴェインの大剣だった。

奪ってきたのか、了承を得てなのかは不明だが、弦十郎と言う人間に持たせては行けない物なのかも知れない。

 

鈴夢「あれはダメでしょ。人間が英霊の武器を持っていいわけ?」

帝「・・・俺に言われてもなぁ・・・てか、あの人は人間なのか?」

一海「人間だったらここら辺の地形を破壊しねぇよ。」

 

俺達の眼前には風鳴弦十郎が立っているが、その後ろは歩いてきた道を除いてボロボロになっていた。

 

弦十郎「どうした!来ないなら俺から行くぞ!」

鈴夢「あのー・・・これはどう言った流れで?」

弦十郎「・・・今日は特別に俺が訓練を付けてやる!遠慮は要らんぞぉ!」

帝、一海、鈴夢「えー・・・」

弦十郎「こちらも遠慮なしで行く!」

 

鈴夢たちの反応を待たずして、弦十郎の姿が一瞬にして消える。

消えた直後、気づけば弦十郎は一海の目の前まで急接近し、百裂拳を当てる。

 

一海「これでどうやって戦えばいいんだ!」

 

構え直そうとした直後、煙の中から弦十郎が現れ、一海の身体を吹き飛ばす。

 

帝「い、一海さん!」

戦兎「帝!一海!鈴夢!無事なのか!」

 

一海が吹き飛ばされたと入れ替わりに、戦兎たちがやってくる。一海は戦兎たちの頭上を超えて、建物の瓦礫の中に頭から突っ込んでいく。

 

鈴夢「一海さんは死にました」

シュンガ「何!?そんな酷いことが!?」

玲音「シュンガ!目の前だ!」

 

玲音の警告が鼓膜を突き破る。シュンガの目の前には弦十郎が既に吹き飛ばす姿勢で力を溜めていた・・・そして・・・

 

弦十郎「ふぅぅぅんぬっ!!!」

 

溜めていた力を一気に放出した拳はシュンガの身体に吸い込まれ、鈍い音と共にシュンガの身体を吹き飛ばす。

シュンガは思考が止まり、防御をする暇もなくあっという間にその場から身体が消える。

 

玲音「あー・・・」

鈴夢「たーまやー」

戦兎「綺麗な花火だ・・・って!言ってる場合か!」

帝「自分で突っ込んで恥ずかしくないんですか。」

 

残りの仮面ライダーズは各々の武器を構えるが、弦十郎は挑発するように手を彼らに向け招くようにする

 

弦十郎「どうした?怯えて来れないか?」

帝「・・・っ。実際この人は強いからな・・・人間なのか・・・そこが問題点なんだが。」

玲音「そもそも俺たちと生身で戦うってあたり人間の行動じゃないですよ。まぁ・・・強さを知ってる人は知ってるんですが。」

戦兎「剣崎さんは?どこに?」

玲音「それが連絡ないんですわ。」

 

3人が話している間に、鈴夢は一人弦十郎へと突っ込んでいく。刀を振るものの、弦十郎には当たらない。

まるで刀の動き、鈴夢の考えていることが分かるような動きに、玲音たちは圧倒されていた。

 

鈴夢「っ!たぁぁぁっ!」

 

鈴夢の渾身の縦振りは、弦十郎の腕へと吸い込まれるが、弦十郎はそれを簡単に受け止める。

 

鈴夢「・・・っ!まだ!」

 

さらにナイフを取り出し、影へ撃とうとするが、弦十郎の手が鈴夢の手を払い、そのまま鈴夢の身体は吹き飛ばされる。

 

弦十郎「数をばらまいて何になる!心を合わせろ!」

玲音「・・・弦十郎さんなりに何かを伝えようとしてるのか?」

 

と、3人が構えようとした時、弦十郎は足を地面へと突き立てる。その直後、弦十郎の足元から物凄い衝撃波が戦兎、玲音、帝を襲う。

3人が最後に見た光景は・・・戦場に立つ修羅の姿だった。





OTONAは人間か?いいえ。シンフォギア界の最強人間です。一人で主人公取れそうぐらいには。

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