7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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どうも。受験休みでエンタメデュエルしてます。
小南 桐絵です。

FGOではまたマリーやデオンのピックアップで。SAO acの稼働。そしてシンフォギアの延長・・・色んなことがありますね。
また、進級しても皆様。何卒よろしくお願いします。
それでは、お読みください。


第26話 独奏が奏でる抜剣・銀腕・アガートラーム その2

玲音「なんだ!?新手か!」

カール大帝「これは・・・!」

 

目の前に新たな空間が広がると、そこからサーヴァントなのか。歯車を背にした男が現れた。

男の雰囲気は落ち着いた、学者のような雰囲気を感じさせる人だった。

 

???「いやはや、カール大帝。お久しぶりです。」

カール大帝「・・・アルキメデス・・・私たちと同じサーヴァントが何故、邪魔をするか。」

 

サーヴァント、キャスター。アルキメデス。

遊星サーヴァントで、全知全能とも呼ばれる知識者だ。月のnew聖杯戦争はこいつのせいで始まったと言っても過言ではない。

 

玲音「・・・お前。何故ここに?」

アルキメデス「いやはや。少し私の計画とは違う事が起きてしまいましてね。」

玲音「アサシンのことか。」

アルキメデス「そうです。これは月の管理者としては放ってはおけませんね。さらに。勝手にサーヴァントを同化して召喚するのも我慢してるんですよ。」

玲音「・・・」

 

アルキメデスが淡々と話を続けるその時、玲音の後ろから多くの銀ナイフが飛んでくる。

その直後、アルキメデスを蹴るように、銀腕・アガートラームを纏ったマリアが玲音の前に着地する。

 

マリア「玲音!大丈夫かしら!」

玲音「マリアさん!?アガートラームを!」

マリア「・・・話は後よ。どういう状況かしら?」

 

お互いの空気がおかしい事を察したのか。マリアは流石に玲音に尋ねざるを得なかった。

玲音も首を振るだけで、詳しいことは話そうとはしない。その間にアルキメデスは会話を続ける。

 

アルキメデス「・・・月の聖杯戦争には。B.Bとか言う小娘にメルトリリスさらには他の人間も聖杯戦争に混ざりましたが・・・その時には、サーヴァントを抑制するシステムしか無かったんですよ。」

玲音「・・・あれか。ゲームで見た事あるが。ネロの服が白のウェディングドレスみたいなやつになってたのがそうか。」

アルキメデス「ええ。ですがこの男にはどうやらマスターの権限も与えられてるようなのでねぇ。」

玲音「月の権限が捻れてるのか?」

アルキメデス「恐らくはシステムが乗っ取られたんでしょうね。そしてそれを危ぶんだ私は、月に存在する電脳体のマスターの本体を探しに来たんですよ。」

マリア「マスターの本体?」

アルキメデス「ええ。霧夜 鈴夢です。ご存知ですよね?」

 

玲音とマリアは同時に息を呑む。アルキメデスが出した名前に、敏感に反応してしまった。

その反応にアルキメデスは微笑み、分かっていたような目でカール大帝を見る。

 

アルキメデス「さて・・・どうしましょうか?このまま戦いますか?カール大帝。」

カール大帝「・・・」

謎のヒロインオルタ「大帝。ここは私に任せてお帰りください。」

カール大帝「そうだな。少しだがお土産も置いて行こう。」

 

それと同時にカール大帝は消えるが、闇の空間から黒いサーヴァントたちが現れる。

 

玲音「シャドウサーヴァントか。厄介な。」

カルナ「足を引っ張るなよ。」

玲音「カブト。」

 

玲音が名を呼ぶと、ザビーゼクターは腕から離れ、ベルトにカブトゼクターがはめられ、玲音は銀の装甲を身に纏う。

 

マリア「玲音。」

玲音「マリアさん、やりましょう。後で聞きたいことが山ほどありますし、さらに鈴夢にも聞きたいことがある。そのためにも俺達は死ぬ訳には行かないんですよ!」

 

玲音はそのままカブトゼクターの角を反対に倒し、銀の装甲を外す。

 

『CHANGE、BEETLE』

 

そして、そのまま腰に止まっていたハイパーゼクターの角を倒すと、カブトのアーマーには、赤と銀のラインが目立つ戦士になる

 

玲音「ハイパーキャストオフ。」

『ハイパーキャストオフ。CHANGE、HYPER BEETLE』

カルナ「勝敗を決めるのは力ではない。」

玲音「純粋な力では勝てないって教えてやるよ。」

 

お互いが睨み合う中、戦いの始まりとなったのはシャドウアーチャーが放った矢だった。

矢は玲音に当たるかと思いきや、カルナが槍で弾き、玲音はシャドウに高速で近づきそのまま吹き飛ばす。

 

玲音「・・・今までの俺たちだと思うなよ!マリアさん!」

マリア「ええ!」

 

玲音の号令と共に二人は駆け出す、カルナもそれを追うかのように走り、シャドウたちの中へ突っ込んでいく。

アルキメデスは後ろへ、そのまま援護を開始してくれる。

 

マリア「セレナのために、鈴夢のためにも!私は・・・この剣を振るうわ!抜剣!」

 

ペンダントの形を変え、元あった首元に刺すことで、マリアから流れ出るオーラが変わる。紛れもない。闇の力に変わっていく。

シンフォギアの形状も、元の銀腕・アガートラームの色から黒に変わる。

 

“銀腕・アガートラーム IGNITE”

マリアは歌を歌いながらシャドウたちを蹴散らしていく。

 

玲音「パーフェクトゼクター。」

 

シャドウランサーとシャドウバーサーカーと打ち合う玲音は、攻撃を抑えながらも飛んでくるパーフェクトゼクターを手にする。

パーフェクトゼクターには既にサソードゼクターが装着されており、玲音は対応する紫のボタンを押す。

 

『サソード、パワー。ハイパースラッシュ!』

 

パーフェクトゼクターの刀身にエネルギーが走ると、玲音はバーサーカー、ランサーの攻撃を弾き、パーフェクトゼクターを胴に当て、横に振り切る。

バーサーカーとランサーは僅かにもがいた後、そのまま光の粒子となって消滅して逝く。

アサシン。いや・・・オルタと化した謎のヒロインXは不思議そうに玲音たちを見つめる。

 

謎のヒロインオルタ「何故だ。何故貴様らは戦うのか。大帝に従えば楽しく過ごせるというのに、自ら戦争に堕ちる世界を選ぶか?」

 

オルタの問い。それは今の鈴夢たちの事を指すものだった。

しかし、玲音とマリアは答えることなく、無言のままシャドウたちを蹴散らしていく。

 

玲音「マリアさんっ!大技で!」

マリア「分かったわ!」

 

マリアが剣を蛇のように伸ばし、シャドウたちを拘束する中、玲音のパーフェクトゼクターには、ザビー、サソード、ドレイクゼクターが装着される。

 

『カブト、ザビー、サソード、ドレイク、パワー。

マキシマム、ハイパータイフーン。』

 

マリアが固定した敵を、玲音は超斬撃で切り裂く。シャドウたちは一斉に光の粒子となり溶けていく。

一掃され、開けた場所に四人は集まり、謎のヒロインオルタへ牙を向けるように各々の武器を構える。

 

謎のヒロインオルタ「・・・」

玲音「さぁ。観念してもらうぞ。」

マリア「私たちの怒りを受けてもらうわよ。」

 

しかし、彼らの先の謎のヒロインオルタはビクともしない。それどころか、彼女は背中の剣に手を伸ばす・・・

 

玲音(ん?剣に手を伸ばして・・・なんだ?)

 

背中の剣は、鞘から少し出すだけでも負のオーラが漂ってくる。そして、それは辺りを暗くし、何か起こる予兆を作り出す。

カルナ、アルキメデスは何かを察しているのか、武器を構えるが、マリアは理解してないのか、武器を構え直し走っていく。

その光景を待っていたかのように、オルタの顔には笑顔が現れていた。

溢れ出る魔力・・・玲音は何を起こるか直ぐ察した。

 

謎のヒロインオルタ「・・・この時を待っていました。」

 

オルタは背中の二つの剣を抜くと、構える姿勢を取り、宝具詠唱を始める。

宝具詠唱が始まると、謎のヒロインオルタの剣に魔力が集まっていくのを三人は確認した。

 

謎のヒロインオルタ「魔力転換炉(オルトリアクター)臨界突破。我が暗黒の光芒で、素粒子に還れ!『黒竜双剋勝利剣(クロス・カリバー)』!!」

 

大きな魔力が放出され、オルタが振りかざした剣は大地を、彼女の目の前の敵を殺すように刈り取っていく。

 

マリア「――っ!」

 

マリアはその衝撃に飲み込まれ―ようとしたその時、マリアの目の前に人が立つ。

赤と銀の鎧を纏う戦士が、翼を広げ、手に剣を持ちながら彼女の前に立つ。

 

マリア「――玲音!」

謎のヒロインオルタ「無駄な・・・っ!消えろぉぉっ!」

 

彼女の叫びを具現化したような斬撃が、玲音を襲おうとする。

玲音はその手に持った剣―パーフェクトゼクターを目の前に差し出す。

魔力が玲音に当たるその時。玲音はパーフェクトゼクターをその魔力の斬撃へ切り込む

魔力の斬撃へと吸い込まれるパーフェクトゼクターは、そのままぶつかるかと思った、次の瞬間。魔力斬撃は真っ直ぐマリアに当たるルートではなく、少し上へズレて放たれる。

 

謎のヒロインオルタ「なっ・・・!弾いたのか!あれを!」

玲音「・・・」

 

玲音はパーフェクトゼクターをぶつけるのではなく。ただ、流れるかのように魔力斬撃を受け流したのだ。

玲音には多少の傷があるものの、重症と呼べる傷はなかった。

 

謎のヒロインオルタ「くっ!ならもう一度!」

玲音「ハイパークロックアップ。」

 

玲音がハイパーゼクターの赤い部分を叩くと、再び背中の翼が開き、そのまま加速する。

オルタが再び剣を強く握るその時には、玲音は彼女の片手の剣を落としていた。

 

謎のヒロインオルタ「おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれ!」

玲音「所詮はお前もオルタ・・・つまり、ただのクソ野郎なんだよな!根はどいつもこいつも一緒だな!」

謎のヒロインオルタ「贋作の出来損ないが!私に説教をするな!」

玲音「・・・人間ってのはみんな出来損ないなんだよ!」

 

謎のヒロインオルタによって振りまわされる剣。しかし、その斬撃は玲音の残像を切るだけで、玲音は彼女の攻撃を楽々に避ける。

 

謎のヒロインオルタ「私はセイバーなんだ!聖剣を持って!力を持って生まれた!だから強いんだ!」

玲音「っ!」

 

玲音は剣を振る彼女の腕を叩きつけ、剣を落としたあと、そのまま彼女へ打撃を与える。

女の命とも言える顔、腹、そして細い腕にも確実なダメージを与える。

 

玲音「お前は人間じゃない、バーサーカー!」

謎のヒロインオルタ「何!?」

玲音「人間なら・・・っ!死ぬことに抗ってみろ!」

 

腹に与えた一撃でよろけた謎のヒロインオルタを打ち上げると、玲音はハイパーゼクターの角を倒す。

 

『マキシマム、ライダーパワー。』

『1.2.3.・・・』

玲音「マリアさんっ!」

マリア「ええ!」

 

マリアはそのまま俺に向け走り出し、その手に持った刃を大きくする。

 

〈SERE†NADE〉

 

玲音「ハイパー・・・キック!」

『ライダーキック。』

 

玲音は宙を舞い、マリアも同じように空へと飛ぶ、そしてそのまま2人は謎のヒロインオルタへと向かっていく。

 

マリア「これが・・・っ!アガートラームの力だ!」

 

2人の一撃は謎のヒロインオルタに吸い込まれる。

マリアの剣は彼女の身体を切り裂き、玲音の一撃は確実に彼女を地上へと落とした。

 

玲音「人は完璧なんかじゃない。天才だって、馬鹿だって、みんな大切なものが欠けてる・・・欠陥品なんだよ。」

 

その数秒後。謎のヒロインオルタは光の粒子となって消滅した。

 

 





表現が下手な部分がありますが・・・よしなに。

それではお読み頂きありがとうございます!
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