7つの歌姫と音楽の仮面ライダー “ビート”   作:よなみん/こなみん

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どうも。新担任が一緒でクラスの仲のいい女子が教卓を蹴ってたのを必死に止めました・・・
小南 桐絵です。

周りからは付き合ってるだろとか何とか言われてますが、付き合ってませんよ?
自分は2次元に愛情を注ぐ派なので。

それではお読みください!


第30話 天才が3人 無双の弾丸 魔弓・イチイバル

クリス「戦兎の部屋が?」

一海「ああ、妙に静かなんだが・・・何か知らないか?」

クリス「・・・行くか?」

一海「頼む。俺は帝とシュンガを呼んでくる」

 

そう言うと一海は廊下を走り、階段を駆け上がる、クリスはそのまま戦兎の部屋までゆっくり歩いていくと・・・

 

玉藻「あら。泥棒猫さんではないですか」

クリス「うるせえぞ駄狐。私の鈴夢だ。変なことするなよ」

玉藻「みっこーん!これは強敵の予感!玉藻ちゃんレーダーが危険を刺してますっ!」

クリス「言ってろ」

玉藻「・・・そういう所はマスターそっくりですね。ええ」

 

そう言い、2人は戦兎の部屋のドアを開け、中に入るが・・・

 

玉藻「おかしいですねぇ・・・誰もいませんが?」

クリス「散歩にでも行ってんのか?」

 

その直後、何かに睨まれるような視線が2人を襲う。

2人はすぐに身構えるが、辺りを見渡しても、何も無く、静寂が彼女たちを襲う。

 

クリス「なんだ!何があるんだ・・・!」

玉藻「これは・・・結界?しかも高レベルの・・・」

クリス「結界!?」

玉藻「みっこーん!しかし!玉藻が持つ愛のレーダーの前では無意味!マスターのいる場所などすぐ分かるんですよー!」

クリス「お前のそのレーダーだけが頼りだァ!頼むぞ!」

玉藻「・・・む?あれは?」

 

と、玉藻が目をつけたのは窓、そこにはいつも通りの景色が広がっていたが・・・

 

クリス「なんか違和感あるな」

玉藻「分かりますか?ここが結界源です。恐らく・・・ここからマスターのいる場所へと行けます」

クリス「・・・行こう」

玉藻「お待ち!この玉藻!あなたに愛あるプレゼントをしましょう!」

クリス「・・・これは?」

 

クリスは玉藻から渡された御札を受け取る・・・。それは魔力を避け、所持者に幸運をもたらす術をかける文字が書かれていた。

 

玉藻「キャスターお手製の護符です!これを持てば幸運になりますっ!」

クリス「ありがとな。行くぜ!」

 

クリスが窓に飛び込むと、そこから彼女の姿は消えていく。玉藻もその後に飛び込んでいく。

 

 

―――

 

 

ジャンヌオルタ「さぁマスター!私のモノに・・・ゲフンゲフン!いや!私のために倒れなさい!」

バーサーク・アーチャー「・・・本音が漏れてますが」

ジャンヌオルタ「うるさいわね!とりあえずマスターは私の前に引っ張り出しなさい!いいわね!」

バーサーク・キャスター「分かりました!我がジャンヌのためならァァ!ジャンヌゥゥゥ!ジャンヌゥゥゥゥ!」

鈴夢「戦兎さん!下がってください!」

 

鈴夢のその声の後、キャスターからイカの足みたいなのが鈴夢たちを襲うが、戦兎は鈴夢を蹴っ飛ばして自分もその場を離れる。

 

バーサーク・セイバー「マスター!ジャンヌ!マスターは保護してくれるんだよね!?」

ジャンヌオルタ「もちろんよ。とりあえずあの邪魔な紅蒼を殺して!」

バーサーク・アーチャー「了解した。追跡開始」

 

バーサーク・セイバー、アーチャーに続き、アサシン、バーサーカーと戦兎に一斉にサーヴァントたちが襲いかかる。

 

鈴夢「戦兎さん!変身っ!」

トイ『チェンジ、メロディー!フレイムっ!』

 

戦兎の目の前に高速で移動した鈴夢は紅い真紅の弾丸を戦兎向け飛んでくるサーヴァントたちに向けて放つが、サーヴァントたちは全て捌き、鈴夢、戦兎から距離を取る。

 

戦兎「鈴夢・・・」

鈴夢「・・・お前達・・・何が目的だ!」

バーサーク・セイバー「・・・何がって・・・マスターが欲しいんだよ!君が!僕の守るべき存在だから!」

バーサーク・アサシン「私が気に入る理由を探したいのよ。あなたの・・・全てを、ね?」

鈴夢「・・・くだらねぇ」

戦兎「・・・!」

 

彼女たちの理由を真っ向に否定した鈴夢の目は紅く染まるが・・・戦兎はその変化に気づいた。

 

戦兎「鈴夢!ダメだ!冷静になれ!」

鈴夢「・・・なっ!」

 

鈴夢の目の色が元に戻ると同時に、鈴夢の目の前にはアサシンが接近していた。

 

バーサーク・アサシン「もらったわ」

鈴夢「ぐぁっ・・・!」

 

血のような液体で形作られた槍は、鈴夢の体を貫くと、鈴夢の変身が解け、身体はその場に倒れ込む。

そしてアサシンの後ろには・・・槍を構えたバーサーカーが・・・

 

戦兎「鈴夢!くそっ!どけぇぇ!」

バーサーク・セイバー「ダメだよ!僕たちがマスターを助けるんだ!ジャンヌだってそう言ってくれた!」

バーサーク・アーチャー「貴様に私たちの心まで否定させない!」

戦兎「くそっ!目の前のこともわからないクソ女共が!邪魔なんだよ!」

 

戦兎の抵抗も虚しく、鈴夢はアサシンの血の十字に吊るされ、その目の前にはバーサーカーが槍を構えていた。

 

バーサーク・バーサーカー「さらばだ。マスター」

 

その槍は、鈴夢の心臓を貫く、そして鈴夢の身体はそのまま後ろに飛ばされる。

 

クリス「鈴夢!」

玉藻「マスター!」

 

後ろからクリス、玉藻が来るが、鈴夢の身体には、白い服に目立つ赤い血が、そして口から・・・傷口から流れ出る大量の紅い液体が戦兎の目を染めた。

吹き飛ばされた鈴夢の身体は、戦兎の目の前に落ち、戦兎の・・・ビルドの頭を赤く染めた。

 

戦兎「・・・鈴夢?」

鈴夢「・・・」

 

戦兎は二騎のサーヴァントを振り払うと、目の前の鈴夢の身体を起こす。

鈴夢の身体は先ほどより冷たく、まるで人形のように身体に力がない。

 

クリス「・・・おい!何してんだよ!お前!」

玉藻「・・・嘘。マスターの・・・魔力が・・・消えた?」

戦兎「鈴夢!鈴夢っ!」

 

そのまま戦兎の視線は黒い聖女へ向くが、黒い聖女は予想してたかのように笑っていた。

 

ジャンヌオルタ「これでいいのよ。これで月にある彼の身体は私たちが貰えば・・・永遠の管理。愛を与えれるわ・・・」

クリス「・・・っ!」

戦兎「愛だと?ふざけるなよ!人を殺すのがお前の愛なのか!」

ジャンヌオルタ「殺したいほど愛してる。のよ」

玉藻「とにかくマスターはこちらへ!」

戦兎「頼んだ!」

 

戦兎は鈴夢の身体を玉藻に預けると、落ちていた鈴夢の剣を取り、クリスの横に並ぶ。

 

クリス「戦兎。やるべきことは分かってるな?」

戦兎「あぁ、アイツらをボコボコにすればいいんだろ?」

クリス「鈴夢のことはその後だ。今はここを乗り切る」

戦兎「・・・あぁ。行くぞ!」

 

戦兎の叫びを合図に、正面から海魔の攻撃が2人を襲うが・・・大きい爆煙とともに、クリスと戦兎は違う姿で姿を現す。

 

戦兎「・・・イグナイトか。一筋縄では行かないな」

クリス「後ろは任せろ。前は頼んだぞ用心棒」

戦兎「・・・心得た!行くぞ!」

 

白いビルド、インフィニティフューチャーフォームになった戦兎は鈴夢の使っていた剣を拾うと接近戦を仕掛けてくるサーヴァントの攻撃を巧みに弾く。

 

戦兎「クリス!」

 

セイバー、バーサーカーの攻撃を捌いていると、遠くからアーチャーの矢が飛んでくるが、クリスはそれを的確に落とす。

 

バーサーク・アーチャー「何!?」

クリス「残念だな!全部見えてんだよ!」

 

クリスも戦兎の援護に出るべく前へ出る。戦兎と位置を帰ると周囲に弾丸を撒き散らす。

 

バーサーク・バーサーカー「むっ!」

バーサーク・セイバー「くっ!」

 

2人は大きく身体を後ろに飛ばされる。

その直後、バーサーカーの目の前には戦兎が剣を構えた状態で立っていた。

 

戦兎「まずは・・・1人っ!」

 

その剣はバーサーカーの槍を持った剣を落とし、さらに身体を貫く。

 

バーサーク・バーサーカー「ぐぅぅっ!」

戦兎「相手が悪かったな」

 

そのままバーサーカーは光の粒子となって消えていく、その後、戦兎は飛んできたアサシンと打ち合う。

 

バーサーク・アサシン「・・・荒々しいのですね」

戦兎「舐める・・・なっ!」

 

近づいて放たれる血の槍を捌きながら、戦兎はアサシンの白い肌を赤く染めていく。

最後の一撃を捌ききると、アサシンの肩から刃を振りかざす。

 

戦兎「次っ!」

クリス「後ろ来てるぞ!」

 

クリスの言葉の後、細いレイピアが戦兎の横をかすめる。

 

バーサーク・セイバー「外した!」

戦兎「残念だな!」

 

そのまま後ろに横一線。剣でセイバーを溶かす。

クリスも至近距離まで近づいた後、弾丸の嵐をアーチャー向け放つ。

 

クリス「さぁて・・・残りはてめぇらだけだ」

バーサーク・ライダー「・・・」

戦兎「あと3人!まとめて行くぞ!」

バーサーク・ライダー「愛を知らぬ哀しき竜よ・・・ここに!」

 

2人がジャンヌオルタ向け走り出した瞬間。バーサーク・ライダーの前に大きな竜が姿を現す。

ライダーはその竜の元へと飛ぶ。

 

バーサーク・ライダー「星のように・・・タラスク!」

 

その瞬間。竜が弾丸のように放たれ、戦兎たち向け飛んでくる。

ライダーの身体が地面に立つ頃は、竜が通った部分は何も無い平野と化していた。

 

バーサーク・ライダー「・・・罪を悔いなさい・・・なるべく早く」

ジャンヌオルタ「流石ね。これなら奴らも死んだことでしょう・・・」

戦兎「んで?言いたいことは終わったか?」

 

その直後。空には戦兎が剣を両手に構えて飛翔していた。残った大地には・・・

 

クリス「間に合ったのか・・・遅かったな」

クーフーリン(杖)「・・・森の賢者を舐めてもらったら困るっての。」

マシュ「間に合いました!」

 

そこにはイグナイトを展開したままのクリスと、盾を正面に構えたマシュ、その後ろにはクーフーリン(杖)がマシュを支える形で立っていた。

 

バーサーク・ライダー「そんな・・・!」

戦兎「悪いなっ!俺達はひとりじゃないんだっ!」

 

戦兎はバーサーク・ライダーを切り捨てると、そのままジャンヌオルタ向け駆ける。

 

ジャンヌオルタ「くっ!この雑魚が!」

 

腰の剣を抜くがその剣は彼女の願い通りにはならず、戦兎向け振りかざされるどころか、その剣は落ちていった。

よく見れば、ジャンヌオルタの片手が肘の所から切られていた。

 

ジャンヌオルタ「なっ・・・!」

戦兎「悪いな。今回も・・・俺達の勝ちだ」

 

剣を遠くへ蹴り飛ばした戦兎は、鈴夢の剣をジャンヌオルタの首元へ突きつける。

 

戦兎「俺達の勝ちだ・・・悪いが・・・一緒に来てもらう」

ジャンヌオルタ「・・・」

戦兎「鈴夢が死ぬわけない。何かあるんだろ・・・?教えてもらうぜ」

 

黒き聖女は、その手に持った旗を落とした・・・

 




お読み頂きありがとうございました!

言うの忘れましたが・・・書き方を変えました。前のがいいと言う方はコメントお待ちしてます。

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