俺のアルルカント・アカデミー生活   作:ツッチー2号

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見ていただきありがとうございます!m(_ _)m

八幡の能力の名前についてですが今はとりあえず瞬間強化でいきたいと思います。

それでは第1 話です。どうぞ〜。


第1 話

「母ちゃ・・・ん?」

 

俺は声のする方を振り向くとそこには仕事の都合で5年間家を空けていた俺の母親、比企谷七星の姿があった。

 

俺は母ちゃんの顔を見ると同時に

゛2人だけの約束゛を思い出していた・・・。

 

 

─5年前─

 

俺は元々は弱く泣き虫な男だった。

いつもいじめられ、親父からは、ほぼ毎日のように罵倒されいつも泣いていた。

 

だがそんな俺をいつも慰め、守ってくれたのが俺の母ちゃん、比企谷七星だった。

 

だが小学3年生の時、母が突然仕事の都合で数年間家を開けると家族の前で打ち明けたのだ。しかも出発は3日後 その事は親父も知らなかったのかかなり驚いた顔をしていたな。

 

もちろん俺は母ちゃんについて行こうとしたが「危険な場所だからダメ」と断られてしまった。

そう言われてから2日目の夜。俺は母ちゃんの部屋に訪れていた。

 

「どうしたの八幡?こんな夜遅くに?」

 

母ちゃんは俺に対してそう言ってくる。

 

「やっぱり僕、お母さんと一緒に「ダメよ。」どう・・・して?」

 

俺が言う言葉の途中で母ちゃんが言葉を被せてくる。しかもそれは「ダメ」と言う言葉だった。

 

「どうしてダメなの?どうして・・・」

 

母ちゃんに「ダメ」と言われ俺はすごく落ち込む。それに対して母ちゃんは質問を投げかけてくる。

 

「じゃあどうして八幡はお母さんと一緒に行きたいの?」

 

母ちゃんは俺に対してそう投げかけてきた。どうしてだろう?分からない。でも一つ言えることは・・・

 

「怖い・・・から。」

 

「怖い?」

 

そう怖いのだ。1人になるのが、いつも守ってくれた母がいなくなるのが・・・

 

「うん・・・怖い1人になるのが・・・。」

 

「そっか・・・。」

 

母ちゃんがそう言うとそっと俺を抱きしめてきた。それはとても暖かく安心できるような感じがした。

 

「ごめんね八幡。でもね、八幡の勝手な理由で今から仕事は断れないの・・・。」

 

「うん・・・。」

 

分かっていた。自分の勝手な理由で仕事は断れないのは・・・でも分かっていてもそれ以上に本当に怖かったのだ。1人になるのが・・・。

 

そして数分の沈黙が流れる。すると母ちゃんがこのように言ってきた。

 

「八幡・・・今回は連れて行けないけどさ、この約束を守れたら今度帰ってきた時は連れて行ってあげるよ。」

 

「約束・・・?」

 

「そう約束。」

 

突如母ちゃんがそのような事を言ってきた。

 

「本当に連れていってくれるの?」

「うん、2つの約束事を守れたらね。」

「2つの約束事?」

 

「そう、2つの約束事と、まず1つ。」

 

「泣き虫を卒業すること!」

 

泣き虫を?

 

「これから数年は私は家には帰れない、だから八幡が泣いても慰められないの。それに男の子は泣いてちゃカッコ悪いからね。わかった八幡?」

 

「うん!わかった。」

「でも、泣いてはダメってわけではないわよ?嬉しい時などは思いっきり泣きなさい。」

 

「うん!」

 

「そして2つ目は強くなること!」

「強く?」

「そうよ。肉体的にも精神的にも強くなりなさい!」

 

肉体的にも精神的にも強く?でも一体何で?

 

「お母さんはいつまでも八幡の事は守れないの。それにどちらかと言うとお母さんは八幡に守って貰いたいなって思うんだ。」

 

「お母さんを?」

 

俺が母ちゃんを守る?

 

「ま、これはあくまでも私の私情だから気にしないでね?でも最低でも自分の身は守れるようにはなってほしいかな?」

「自分の身を自分で守る?うん、わかった、僕頑張る!」

 

この時俺は母に言われた2つの約束を胸に秘めてこの2つの約束を守ると決めた。

 

「うんうん。それでこそ私の自慢の息子だ!」

母ちゃんはそう言うと俺の頭を優しく撫でてくる。その手はとても気持ちよく、それと同時にすごい眠気が俺に襲ってきた。そして俺は大きくあくびをする。

 

「ん?もしかして眠いのか?まぁこんな時間だししょうがないか・・・。」

 

そう言われ時計に目を向けると時間は0時になる手前当たりだった。

 

「あっ、そうだ八幡。あんたに渡すものがあったんだ。」

 

母ちゃんはそう言うと自分の机の方に向かうと何かを取り戻ってきた。

 

「はい。コレ。」

 

そう言って俺に差し出してきたのは紫色の宝石がついたネックレスだった。

 

「何?コレ?」

「これはね、八幡とお母さんの約束の印。八幡とお母さんと再会するまで肌身離さず持っていてね?」

 

母ちゃんはそう言うと俺の首にネックレスをかける。だがそれと同時に俺は眠りについた。だが眠る直前に母ちゃんの「おやすみ」と言う声が聞こえた。その声に俺はとても安心出来た。

 

 

────────────

朝6時。俺は目を覚ます。目が覚めるとそこはいつも寝ている俺の部屋ではなかった。

 

(そうだ確か昨日はお母さんと゛約束゛をして・・・)

 

「そうだ!?お母さん」

 

そう叫びながら周りを見渡すが母ちゃんの姿はどこにも見当たらない。だが見渡していると机の上に昨日は置いてなかった紙が置かれていた。

俺は紙を手に取り読み始める。

 

私の自慢の息子のはちまんへ

 

八幡がこの手紙を読んでいるころにはお母さんはもう家にいないでしょう。えーと、なんて書いたらいいか分からないけど、ちゃんとごはん食べて、よく寝て、健康には気をつけてね?

それと昨日の約束ちゃんと守るんだよ?まぁ忘れてるかもしれないから書いておくね?

 

一つ!泣き虫を卒業すること!

 

二つ!肉体的にも精神的にも強くなること!

 

これが昨日した約束だよ?きちんと守らないと連れて行ってあげないからね!

えーと、それじゃあ行ってきます八幡!私も頑張るので八幡も頑張ってね?

それじゃあ今度こそ行ってくるね八幡。

 

・・・書き忘れたことがあるので裏を見てください。

 

 

昨日八幡にあげたネックレスは風呂などネックレスを外さないといけない時以外は外さないでね?わかった?

 

それじゃあ今度こそ行ってきます!!

お母さんより」

 

それを見終わると同時に俺の瞳は涙でいっぱいになっていた。だがしかし

 

「ううん。泣いちゃダメだ。お母さんとの約束だもん!」

 

そう呟くと俺は涙を袖で拭き取りる。

 

「僕はもう泣かない!そして頑張って強くなって、お母さんとの約束を絶対に守る!」

 

そう言ってから俺は数年間ひっそりと暇があれば陰で体を鍛えてたりしていた。そして1度も泣かなかった。

 

そして俺は中学2年の時に奉仕部の連中と出会った。

 

────────────

 

 

そんな事を思い出していると頬を何かが伝う感じがあった。

それは数年間流れていなかった、涙だった・・・。

 

 

 




見ていただいてありがとうございました!m(_ _)m

八幡の能力の名前は物語を進めるうちに変えたいと思います。まぁそれまでは活動報告の方で名前を募集していますのでよろしくお願いします!m(_ _)m

それではまた次回!
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