今回もどうか読んでください。
「お疲れさま。まぁ戦い方には何も言わないでおくよ」
花戒さんに私はとりあえず声をかけた。まぁ、みんな花戒さんの技に引いているんだけどね。
「花戒先輩。見損ないました。近づかないでください」
「本当です。これからは更に警戒を強めないと、いつ服を弾き飛ばされるか分かりませんから」
サラと留流子ちゃんの一年生コンビはなかなかハッキリと本人に言った。
花戒さんがすごくしょげていた。
「さてと、気をとりなおして。次は誰がでるかい?」
さっさと次に出す人を決めよう。早く会長と円柄さんを取り返すんだ。
「今回は私が行かせてもらうぞ」
手を挙げたのは眷属1熱い、由良さんだった。
まぁ、よほど強力な完成形変体刀が出ない限り由良さんなら大丈夫だろう。
由良さんの実力は相当なものだ。ルークとしての能力を活かして、なおかつ虚刀流もしっかりと修得している。
「じゃあ、由良さん。お願いします」
「おう、任しときな。すぐに会長と巴柄さんを取り返してくれぜ」
「では、人外ども。こちらの二人目はこいつだ」
すると、誰かが魔方陣で出てきた。あれはうちの魔方陣だ。まさか!その魔方陣からは1人の少女が出てきた。
その姿は駒王学園の制服を着た円柄さんだった。
「円柄さんが二人目の相手だと…………」
私達は誰1人として落ち着いていなかった。
いや、落ち着いていられなかったのだ。
仲間と戦わせてきたか。
会長をさらったりなど卑怯な手を使うな。
円柄さんは由良さんと話始めた。
「私の相手は由良さんですか。でも、仲間だからといって手加減は出来ません。私は誰も失いたくないんですよ。由良さん今すぐ降参してください」
「仲間の頼みだが断る。私達は会長に救ってもらった身だ。会長のために戦わないで会長の眷属とは言えない。しかし、私は仲間を見捨てる訳にはいかない。どちらも助けてみせる」
「無理なんですよ、そんなことは!」
円柄そんと由良さんは二人で言い合っていた。
円柄さんは今にも泣きそうなかんじだった。
「私の父は約束を守るきなんてない。早く会長を連れて逃げてください。あの父には誰も勝てません。早く逃げて!」
「さっきも言っただろう。私は主も仲間もどちらも見捨てる気はない。必ずどちらも連れて帰る」
「なら、諦めさせます。零閃」
巴柄さんは目にも止まらぬスピードで居合いを放った。
そして、由良さんに直撃した。
しかし、由良さんはルークの防御力があるために大した傷ではない。
しかし、良かった。由良さん以外が言っていたら間違いなく真っ二つになっていたな。
「由良さん、ここは距離を取ってくれ。その刀は斬刀『鈍』恐ろしい切れ味が特徴だ。いくらルークの防御力があっても何度も攻撃を受けるのは危険だ!」
「椿姫さん、アドバイスありがとう。しかし、私はこの戦いで彼女を取り戻すきだ。これは私と円柄さんとの戦いだ。口を出すのは控えてくれ」
仕方ない。ここは由良さんの熱さにかけてみるかな。
皮肉なものだ。斬刀『鈍』か、あれは私が一番好きな刀だった。
だから斬刀『鈍』の力はよく知っている。
あの刀を由良さんは攻略できるのか!
「すまないな円柄。さぁ、続きを始めるぞ」
「まだ、戦いを続けるきですか…………。なら一気に決めにいきます。零閃編隊・5機」
巴柄さんは一瞬で5回の攻撃を行い、すべて由良さんに当ててきた。いや、違う。由良さんが避けなかったと言ったほうがいいだらうか。もう、由良さんは血だらけになっていた。
「巴柄、お前を取り戻すたなら私は何度でも耐えてみせる。お前を私は連れて帰るのだからな」
「いい加減にしてださい。早く負けてください。早く逃げてください。もう、私は大切な人を私の目の前で殺されたくないんでよ。」
「死なないさ、私達は誰1人な。みんな揃って学校に戻るぞ。」
「私だってそうしたい。だけど、私はここのみんなも、そして仲間も見捨てない訳にはいかない。だから戦わないといけないの」
「なら、なぜ私達に救いを問わない!私達は仲間だ。それに会長や椿姫さんが何とか解決してくれるはずだ」
「黙れ、黙れ、黙れーーーーー。いくら会長や椿姫さんが強くても、父には勝てない。あの化け物に勝てる訳がない。みんなを殺されたくないんだーーーーーー」
巴柄さんはでたらめに剣をふった。由良さんは斬刀によってどんどん傷ついていく。しかし、その姿は見ていてかっこよかかった。
「巴柄、あなた自身はどうしたいんだ!」
「みんなと帰りたい、また楽しい学園生活を楽しみたい」
「よく言った。椿姫さん、あとは……お願いします……」
由良さんは力尽きて倒れた。
「サラ、花戒さん。二人は由良さんの治療をお願いします。」
私は二人に治療を任せた。本当は私が治療をしたほうがいいのだが。私にはやることがある…………。
「私は、巴柄さんのお父さんを、巡 円粋を倒します。そしてみんなで帰りますよ」
次回は2つの変体刀を出すつもりです。
しかし、由良さんが格好よすぎるきがする。