「天使さん1つ聞いてもいいですか?」
ーいいよ~、どうしたの?
「もしかして、この世界ってハイスクールD×Dの世界ですか?」
ーえっ!知らなかったの?だってリアスさんとかに会ってたじゃん。
「いや、てっきりリアス・グレモリーのそっくりさんかなと思ってました。」
これは本当なのだ、実は僕はどんな世界にいるのかを天使さんに聞いてなかったのだ。
ーしかし、気がつかないかな?普通は気がつくと思うんだけど。
「すみません、全く気がつきませんでした。」
ーはぁ~、こんなのでこの先大丈夫なのかね~。
天使さんのタメ息が精神世界に響いた。
「椿姫、この書類をお願いします。」
「分かりました会長。いつまでにですか?」
「なるべく今日中に。」
「了解です。」
「会長~、私達は何をすればいいですか?」
「私がそっちに行って説明します。では椿姫、書類の整理お願いしますね。」
今日も生徒会室は忙しいのだった。
皆さん、こんにちは真羅 椿姫です。
会長に悪魔に転生してもらって四年が経ちました。
会長にあれから悪魔としての基礎知識を教えてもらったり(アニメの一期を見ているのでしている。)魔力の使い方を教えてもらったりしました。
そして会長のお姉様でもあり、魔王でもあるセラフォルーさんとは魔法少女の事について何度も熱い議論をしました。
話が合う人がいると嬉しいな。
今度、魔界で『魔法少女リリカル・レヴィアタン』という特撮を撮影する時には出演するように頼まれました。
会長がタメ息をついていたけど気にしない。
会長の命令で放課後の生徒会室に生徒会役員が全員集められていた。いつもは生徒会の仕事や契約であんまり全員が揃うことはないので新鮮だな。
「みなさん、この町で堕天使が暴れているので討伐に行きますよ。」
「堕天使ですか!大丈夫なんですか俺らが行っても。殺されたりしませんか?」
うちの眷属で唯一の男子の匙くんが会長に訪ねていた。
なるほど、彼の言うことももっともだ。
悪魔にとって光は猛毒だ。
その光を操る堕天使を相手に警戒するのは当たり前だ。
「大丈夫でしょう。相手は1人ですし。この人数で挑むのであれば余程の事がない限り光の矢も当たらないでしょう。」
会長がそう言ったので匙くんも納得したようだ。
「では、皆さん。シトリー眷属の力を合わせて堕天使を倒しましょう。」
夜もそこそこに更けてきた。
辺りには誰もいない。
僕たちは警戒しながらも堕天使の寝床に向かっていた。
「誰か、助けてください。」
突然、女の子の叫び声が聞こえてきた。
「ハッハッハッハッハッハッハ。こんな所に誰も来るわけがない。恨むなら、その体に神器を宿した神を恨むんだな。」
黒い翼の生えた人が私を飛んで追いかけてきています。
こんな所で私は訳も分からずに殺されるのかな?
私はなにもできていないのに。
誰か助けて…………。
「死ねーーーーーーーー。」
私を光の矢が貫いた。
そんなこんな所で。
私は……………。
「ごめんね、助けるのが遅くなってね。大丈夫、傷もすぐに直すからね。
いきなり表れた黒髪長髪の女の人の指輪から光が出てきた。
光は私を包み込むと私の傷を癒してくれた。
暖かい。この光は暖かい。
私を包み込んだ光は私の傷を癒すと消えていった。
「ごめんね。君をすぐに助けられなくて。安心して、あのカラスは私が退治するから。」
女の人がそう言うと黒い翼の生えた人は怒っていた。
「なんだよお前。せっかく上に頼まれていた人間を殺して元の生活に戻ろうと思ったのに、じゃましやがって。」
「うるさいぞ、カラス。」
黒髪長髪の女の人が黒い翼の生えた人を睨んだ。すると、その人は黙りこくった。いや、黒髪長髪の女の人を見て小刻みに体を震えさせていた。
「カラス、お前は全力で殺してやる。
そう言うと黒髪長髪の女の人は黄金の鎧を纏って一瞬のうちに黒い翼の生えた人を倒したのだった。
「もう、安心だよ。」
これが私、サラ・クリサリスと椿姫さんとの出会いだった。
今回はサラの登場です。
皆さん。感想お願いします。
トワイライト・ヒーリングのバランス・ブレイクなども考えてもらえると助かります。