キラワレモノタチ   作:もよぶ

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第九話

その後葉山と材木座の陰ながらの尽力もあり、雪ノ下の野望?は潰えて一色いろはは生徒会長へとなる。

 

「二人ともありがとう、おかげで結衣もヒキタニくんも大喜びしてたよ、雪ノ下さんは残念そうだったけど」

「八幡の居場所を潰すわけにはいかんからな、あとお主と連絡先交換したわけだが変な連絡してくるなとお主言っておったよな?なんでお主の方から毎日なんかのカップリングの話題のメール送ってくるの?天井と床のどっちが攻めでどっちが受けとか我はいったいどういった反応すればいいの?」

 

「え?ホモが嫌いな女子はいないんだよ?材木座くんは女子と付き合ったことないでしょ、女子の気持ちを知る意味でもホモの世界を知るべきだよ?それに材木座くん、ちゃんと毎回返信してくれるじゃん、天井と床だと床は立つところだし天井は落ちる、だから床が攻め(起つ)天井が受け(堕ち)であるのは間違いない!って、さすが材木座くんだね」

 

「な、なに言ってるんだこのメガネエビは、なあ葉山殿からも何かいってやってくれ、同じグループだったのだろう?」

材木座は困ったように言うが

 

「そういうのは優美子に任せていたからな、俺は流れでかかわってただけだから知らないよ、それに毎日姫菜みたいな美人からメールがくるなんてご褒美だろ?楽しくやれてるようで結構じゃないか」

とドヤ顔で材木座へ言う葉山

「なんでこの学年の美人は皆中身が残念なのだ・・・」

材木座は膝をついて倒れこむ

 

「なんか二人みてると面白いし新しいカップリングに目覚めそうだから明日から私も昼休みここにきていいかな?」

「別にかまわぬが新しいカップリングに目覚めるのは勘弁していただけないでしょうか?」

 

「薄暗い部屋でイケメンと醜悪な男が・・・愚腐腐腐腐、キマシタワー」

例によって海老名の鼻からは鼻血が噴出する。

「おい、汚した床は自分で始末しておけよ」

材木座は言い放つが

「材木座くん、そういえば先日借りた例の薄い本、落ちが女の子があり得ないほど汁まみれにされて最後の男の台詞が全部そんな感じだったんだけど、そういうシチュエーションにあこがれているのか?しかもそういうページにことごとく開き癖がついてたんだが」

葉山から突っ込みが入る

 

「ちょ、ちょっと葉山殿、葉山殿だって面白そうだから貸してくれって結構な数持って行ったではないか!」

「いや、俺は絵柄とか見たこと有るようなマンガとかのキャラが描いてたんで持ってっただけだよ、内容はあとから知った。そしたらほとんどの内容がそうだったんだって、君はひょっとして結構鬼畜なのか?警察呼ぶ?」

ニヤニヤしながら材木座に話す葉山はどんどん二次元の世界に浸食されつつあるようだ。

 

「なになに?薄い本って同人?私が持ってるとっておきも貸そうか?」

「「それはいらない」」

 

「息ぴったりだね、なんかさ、この雰囲気上の階の奉仕部に似てない?」

「そうだね、奉仕部のサポートを陰ながらやったわけだし、さしずめ裏・奉仕部ってところか」

「裏・奉仕部!かっこいい!我賛成!」

 

裏・奉仕部誕生の瞬間である。

とはいっても基本昼に弁当を食べて話すだけの集まりではあるが

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