人狼ゲーム 妖狐学校の悪魔 ~Fox Round~   作:MOGIぴー

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第2話 2人の占い師

「1日目の話し合いだ。日没までに投票をし、最も票が多かった一人を処刑せよ」

スピーカーから声がする。

「そこの箱に、処刑したい人の名前を書いた紙をいれるんやな」

と加倉井が横目で見ながら言う。

「まずは占い師でようか」

湯野が言った。経験者なのか冷静である。

「私ですう」

桃木が手を挙げた。

「はいはい、偽だね。俺が本物の占い師やで」

椅子から勢いよく立ち上がって、斐川は大声で伝える。

この時点で既に、どちらかは人外である。

「結果を言ってくれ」

と城が言った。桃木が先に答える。

「鳳君は市民ですう」

「真田は白」

斐川が重ねて発言する。

「オーケー」

城がメモをとる。そして再び、顔を上げると、

「えっと、俺霊能者ね。対抗はいないとみる」

「城が霊能ね」

星樹が確認するように言う。

「じゃあ、城君はもう白確定か」

塩山の発言に、全員うなずく。

「で、今日の吊りなんだが」

城が言う。

「初日吊りは選ぶのが難しい、慎重に行きたい」

「ま、狐は吊りたいところだよね」

霧生は足を組んで、偉そうにしている。

「狐と狼をいい感じに吊りたい。なんとなくですまないが、俺は湯野が怪しいと見た」

「えっ、俺かい。俺は市民だぞ」

「みんなそう言うよ」

と真田が指摘。

湯野は不満そうな顔をしている。

「そしてもう一人、安斉も怪しい」

城が安斉を見る。

「ちがうわ」

小さい声で否定した。

「それと、狩人は俺を守ってほしい。人狼が俺を殺す可能性があるからな」

城はみんなを見渡しながら言った。

「狩人は出ないでいいの」

加倉井がアホ全開で話す。

星樹は思わず吹いた。

「狩人は出たらダメなんだよ。出たら、人狼に喰われちまうだろ」

斐川も少し顔に笑みを浮かべて言う。

 

昼食が終わった。

日没まではまだ数時間。

例の話し合い机の周りには、半分の人しかいなかった。

「市民って村人と同じなんか?」

「そうだよ」

無能な加倉井と、霧生が話す。

星樹は鳳の姿を見つけた。

「鳳はいいよな。白もらえてよ」

「いや、あいつが狂人ならこの白出しは意味ないさ」

「どっちが本物だと思う」

「うーん、自分を白出ししてくれた桃木を本物と思いたいけどね」

鳳は表情を変えずに言う。

 

日が傾いていた。

教室内は、オレンジの光で覆われていた。

「そろそろ日没だから、投票しようか」

城がみんなに呼びかけた。

星樹は用意された紙をとった。

そして、その紙に名前を書いた。「斐川」と。

みんなが箱に入れ終わると、城が中身を一枚一枚、読みあげていった。

集計が終わると、城は言った。

「斐川 11票、桃木 1票、斐川が処刑だ」

斐川以外全員が斐川にいれていたのだ。

「俺を信じてくれよ」

斐川が悲観的に言う。

「処刑者が決まったら、処刑すること。処刑方法は問わない」

スピーカーが突然しゃべりだす。

「すまないな、これがみんなの意見なんでね」

と城は言うと、懐から錠剤の入った瓶を取り出した。

「睡眠薬だ。これを多量に飲めば、あまり苦しまずに死ぬだろう」

「分かったよ」

斐川は諦めたように言った。

「遺言はある?」

幹島が斐川の顔を見て言う。

「・・・市民たちがんばってな」

城が水の入った、コップを差し出す。

既に睡眠薬が大量に入っているらしい。

斐川はそれを受け取ると、一気に飲みほした。

斐川の体は崩れ落ちた。

 

日は完璧に沈み、11人はそれぞれの部屋に戻っていった。

星樹は教室に戻ると、

「城を護衛する」

とスピーカーに向かって言った。

そして、ベッドにダイブした。

その後、あっという間に夢の世界へいざなわれていった。

 

 

 




どうも、最近人狼ジャッジメントを始めた、MOGIぴーです。
現在いいね150くらいです。
23勝35敗で勝率39%です。
・・・話戻します。
まだ、これだけじゃあ、人狼が誰かなんて分かりませんよね。
人狼はあの3人ですよ・・・。
では、また次回。
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