ポケモンスペシャル レッドは二代目ドラゴンマスター 作:焔鬼
若葉吹く街マサラタウン。そこに二人の少年と一人の少女が居た。年は三人とも5才くらいで何時もは仲良く遊んでいるが
「ポケモンチャンピオンになるのは僕だレッド!」
「ポケモンチャンピオンになるのは僕だグリーン!」
「二人とも喧嘩は止めてよ!」
「「ブルーは口を挟まないで!」」
「ふぇえええええん・・・」
どちらがポケモンチャンピオンになるか言い争う二人を止めようとして少女は怒鳴られて泣き出してしまうが
「こらー、グリーンもレッド君もいい加減やめなさい!ブルーちゃん、もう大丈夫だからね」
「ナナミおねえちゃーん」
二人の喧嘩に怒りながら入って来たのはグリーンの姉ナナミだった。
「グリーンもレッド君も、ポケモンを貰えるのはまだ何年も先でしょ?ポケモンチャンピオンになりたかったら喧嘩をする前に仲良く勉強しなさい!」
「でも姉さん・・・」
「でもじゃありません。お爺ちゃんに言って、二人ともしっかり叱って貰うからね!」
ナナミに言われてげんなりするグリーンとレッド。しかし友達関係が近々崩れる事を彼らはまだ知らない。
グリーンとレッドが喧嘩をして数日後、レッドとブルーは何時もの様にグリーンと遊ぼうとグリーンの祖父でポケモンの研究をしているオーキド博士の研究所の側にある広場で待って居たが
「ねぇレッド君、グリーン君来ないね?」
「そうだな。オーキド博士に聞いてみよっか!」
「うん!」
レッドとブルーは来ないグリーンに会いに研究所に入って行くが、博士からグリーンはジョウト地方にポケモンの修行に行った事を聞かされ、レッドはそれを聞いて研究所を飛び出して行き博士は夕御飯の時間には何時も通り来るだろうと思って追いかけなかった。レッドとブルーの親は仕事の関係上からなかなか家に戻れず博士の家でご飯を食べさせて貰っていたが
「レッド君来ないね?」
「そうじゃな、ナナミ、レッドの家に様子を見に行くから合鍵を持って来て欲しい」
「私もレッド君が心配だから一緒に行くわ!」
博士はブルーとナナミを連れてレッドの家に向かった。しかしレッドの家に着いたのは良いが電気が付いておらず真っ暗で博士は慌てて鍵を開けて入るが、レッドの姿はなく部屋を確認するとリュックサックとお菓子やパンそしてジュースが無くなっていて、博士は街の人を集めてレッドの捜索にあたるがレッドが研究所を飛び出してから数時間経っており範囲を広げてもレッドは見つからなかった。博士は一度家に戻りレッドの父親に電話すると
『わかった、私も今から急いでレッドを探す。しかし何でレッドは飛び出したんだ?』
「恐らくはグリーンが原因じゃろ。グリーンはレッドとブルーに何も言わずにジョウト地方のジムリーダーの許に修行に行ったのじゃ。だからレッドはそれが悔しくて飛び出したんだとわしは思う」
『そう言うことか・・・。博士もしレッドが見つかったら俺の義弟に預けてグリーンの様に鍛えて貰う。一応、レッドが見つかったらまた連絡する』
「預かっといて本当にすまぬ。サカキ、レッドを頼むぞ」
『頼まれるのも何も、レッドは俺とカレンの息子だ。息子を心配するのは親の役目だよ』
レッドの父サカキはそう言って電話を切り、博士もレッドが見つかるまで研究をそっちのけでレッドを探したのだった。