ポケモンスペシャル レッドは二代目ドラゴンマスター   作:焔鬼

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第24話

カガリを助けた次の日の朝、レッドは朝の6時頃から起きてカイリューとラティアスを出して自主トレをやらせていたら

 

「レッド君おはよ・・・う?」

 

レッドが寝ていた部屋とは別の部屋からカガリが出てきたが、カガリはカイリューとラティアスを見た瞬間に目をまん丸と見開いて

 

「レ、レッド君あのカイリューとラティアスは?」

 

「僕のパートナーで家族だよ」

 

レッドの答えにカガリは言葉を失うがそんなときに入口の扉が開いてフレアがいつもの様にやって来た

 

「レッド君おはよう!」

 

「フレアおはよう」

 

「ところでレッド君、そこに居る女の人誰?私やブルーて言う婚約者が居るのに浮気?今すぐカレンお義母さんに連絡して、レッド君を縛って牢屋に入れないとね!」

 

フレアは嫉妬まる出しの黒い笑顔でそう言いながらレッドを捕まえようとするが

 

「う、浮気?ちょっと待って、私は昨日レッド君に助けて貰って泊めて貰っただけよ!」

 

「そう・・・、つまりレッドは昨日倒れていたお姉さんを持ち帰っていやらしい事をするつもりなのね?」

 

「ちょっと待てフレア、何でそうなる。僕はまだ8歳だよ!それに何でカガリお姉ちゃんが助けて貰ったて言ってたのにフレアは何でそう言う考えになるの!?」

 

レッドはそう言うが嫉妬で暴走中のフレアには聞こえて無くて、フレアはレッドに詰め寄ると

 

「だってお姉さんはレッドと同い年の私よりも可愛いし年上だからよ!」

 

「えっ、私が可愛いい?」

 

カガリは同姓のフレアに可愛いて言われて嬉しくなるが

 

「だからレッドはお姉さんを持ち帰ったんじゃないの?」

 

「だから何でそうなるの!」

 

レッドは嘆くが最早フレアの頭の中は歳相応の考えではなく、一人の女性としてレッドの婚約者の一人としての考えになっていたが

 

「レッド君は二人も婚約者居るのに私を連れ込んで良かったの?レッド君はまだ8歳だから先になるけど昨日助けてくれたお礼に、私の初めてをレッド君にあげても良いわよ。」

 

カガリは頬を染めて火が着いたタンクローリー状態のフレアにさらに燃焼材をぶち込みさらに激化するが、そんな時レッドが取った行動は

 

「なっ!?レッド君?」

 

「カ、カイリュー14番道路まで飛んでくれ!」

 

「「あっ、逃げた!」」

 

カガリの言葉にフレアは睨み付けて来てレッドが出した答えは出していたカイリューに乗って逃げ出す事だったが、残されたフレアはとりあえずフロントに朝食を二人ぶん頼んで

 

 

「お姉さん、ここは一時休戦にして話し合いませんか?」

 

「それもそうね。それとフレアちゃんだったわね」

 

「フレアで良いです。それでお姉さんはレッドの事、どう思ってるのですか?」

 

「今さら聞き直すの?後私もカガリで良いわよ」

 

フレアとカガリはレッドが居ないところで早くも息が合いかけていたのだった。


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