ポケモンスペシャル レッドは二代目ドラゴンマスター   作:焔鬼

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第30話

フラムはフレアとカガリを連れてレッドの別荘のあるホテルに着くと

 

「フラム様、お待ちしてました」

 

「・・・へ?」

 

フラムは目の前に支配人が来て待ってたと言われて何が何だかわからなくてなるが

 

「カレン様からの伝言で早くて明日の朝には旦那様を連れてこちらに向かわれるそうです。ですのでそれまでの間にもし何かあったらレッド様を任せるだそうです」

 

支配人にそう言われてフラムは頷くが心の中では・・・

 

(レッドのお父さんがくる!?もしかして私、首を切られた後に何処か知らない場所の鉱山で強制労働させられちゃうの?それとも海に沈められちゃう?それとも強制的に婦女を・・・)

 

フラムが冷や汗をかきながらそう思っていると支配人はそれを察したのか

 

「フラム様、ご安心してください。サカキ総帥はそんな事をさせる様な方ではございません。」

 

「・・・」

 

フラムは支配人に心を読まれて何も言えなかったが

 

「ところでフラム様、夕食はどうされますか?こちらで作ってお持ちしますか?それともフラム様が部屋で作られますか?」

 

「えっ?部屋で私が作っても大丈夫なの?」

 

「構いません。食材も無償でこちらで用意させて頂きます」

 

「じゃあ・・・、私が作ります」

 

「わかりました。必要な食材は何が要りますか?こちらが本日入荷している食材になりますので好きに選んでください」

 

支配人にそう言われてタブレットで提供してもらえる食材を見た瞬間にフラムは目が飛び出るくらい驚いた

 

「あの~、本当にこの中から好きに貰っても良いのですか?見る限りA5等級のお肉や朝採れたばかりの野菜にスバメの巣など何れも庶民が買えない食材しか無いのですが・・・」

 

「大丈夫です。むしろ気にしないでください、カレー粉を用意しますので好きな食材を使ってカレーでも作られても良いですよ」

 

支配人はニッコリと笑顔を作りながらそうフラムは少し考えそしてカレーを作る事にした

 

「ご飯はこちらで炊いたのがありますので直ぐにカレーの材料を準備して部屋におもちします」

 

「ありがとうございます」

 

フラムは支配人に頭を下げてお礼を言ってレッドの別荘に向かったが

 

「まさかこんな食材を用意するなんて・・・」

 

部屋に届けられた食材を見てフラムは言葉を失った。届けられた野菜はじゃがいもやニンジンそして玉葱とカレーに入れる物だが肉は角切りの高級お肉でカレー粉は市販のどこでも売っている物だった。

 

「市販のカレーに高級食材・・・」

 

フラムはそう呟きながらも突っ込むのを止めて娘とカガリの会話をBGMにして無言でカレーを作り始めたのだった。

 

 

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