ですが、ネギが3-Aの担任になるということが決まる話なので一応必要かと思いまして。
この次の話、桜通りの吸血鬼編は二話に分ける予定です。
いつもの朝。
来週の月曜から期末テストだというのに、このクラスはまったく勉強する素振りをみせていない。
まあハナッからこのクラスがまともに勉強するようなクラスだとは思っちゃいないが。
でもこのクラス、確か毎回学年最下位だったよなぁ…。
そんなんで大丈夫なのか、このクラス。
「なあ、金髪ロリ」
ネギが来るまで暇だし、隣の席の金髪ロリに話しかけてみることにした。
「誰が金髪ロリだ!? お前このクラスに転入してきたから随分経つのにまだ私の名前を覚えていないのか!」
「いや覚えてるけど呼ばないだけでーす」
「きいいっさまあああ…!」
うんうん、こういう風に簡単に乗せられる子は俺好きだぞ。
おちょくるのは楽しいなあ。
「マスター落ち着いて。ここは教室ですよ」
「茶々丸の言う通りだぞ、落ち着けよ金髪ロリ」
「だからその呼び方をやめろと言っている!」
「てへ☆」
「殺す! 殺してやるうう!!」
「マスター、おやめ下さい!」
俺はとても充実した朝を過ごした。
いやー、これからも金髪ロリのことはじゃんじゃんいじってこう。
俺はそう心に決めるのだった。
「今日のホームルームは、大・勉強会にしたいと思います! 次の期末テストはもうすぐそこまで迫ってきています!」
おお、ネギよそれは正しい判断だ。
ぶっちゃけ、アスナがひっくい点を取ったらそれをネタに色々言えるのでそれも良いのだが。
「はーいっ、提案提案!」
椎名桜子が手をあげて提案だというが…正直、あの笑顔を見ると不安にしかならん。
変な事を言うんじゃなかろうかと、俺は一人不安に胃を痛める。
「では! お題は英単語野球拳が良いと思いまーーすっ!!」
ほら見ろ。
どうせそんなような事を言うだろうと思ったよ。
でもまあ、そんなおかしなことをネギは許可しないだろ。
「分かりました、じゃあそれで行きましょう」
「ネギ!? 俺の信頼を返せバカやろおおお!」
ネギが許可するわけがないなんて思っていた俺が馬鹿でした。
「ちょっとネギあんた野球拳って何か知ってんの!?」
ネギは考え事でもしているのか、アスナの言葉も俺の言葉も無視。
あの野郎…こんな状況にしておいて…!
英単語野球拳なんてすれば、当然の事…アスナ含むバカレンジャーの五人は脱ぎまくりなわけで。
五人はもう、ほぼ何も着ていないような状態。
もうダメだこのクラス…。
そんな風に思いながら半裸五人とその周りの取り巻きを見ていると。
アスナと目が合った。
目が合った瞬間、アスナは顔を真っ赤にして――
「何見てんのよアンタはああああああああっ!!」
プロ顔負けなアッパーが俺の顎を正確に打ち抜くのだった。
「り、理不尽すぎるだ…ろ…」
その日、俺は顎の痛みに耐えながら授業を受ける事となった。
ネギ、てめえ許さねえぞ。
のちに、しずな先生から聞いた話で。
今回、学年最下位から脱出出来なければネギはクビになるらしい。
でも許さねえぞ。
―――今回の期末テスト。
バカレンジャーとその他クラスメイト数人、そしてネギが行方不明になったりしたが無事テストを受けられたようで。
何故だかは知らんが、2-Aが学年トップを取り、ネギはそのまま3-Aになっても担任という事になって期末テスト騒動は幕を閉じるのだった。
読み返すと本当に短い…。
申し訳ありません。
次話は4000文字をこえていますのでご安心を。
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