♪燃えるHERO 時を越え 君がHERO 嘘じゃない
ディスポ「どうやら一体が退却した様だな」
カーセラル「緊急事態があったのかもしれんな。何はともあれ・・」
パンチアが突進しコイツカイは眼と思われる赤のアイセンサーからビームを放つ。
ディスポもカーセラルもかわしながら攻撃を当ててはいるが思いの外頑丈なボディーなのでダメージをあまり与えられていない。
カーセラルは第3宇宙のロボットタイプの改造戦士は一体でも落とさなければ後々厄介な相手になるかもしれないと考察していた。
ビアラとナリラーマの合体戦士ビアラーマの様に3体の合体も有り得るのではないかと危惧している。
ディスポ「トッポは何をしているんだ!?」
カーセラル「ジレンとヒットの戦いを観戦してるのではないか?ジレンは負けはしないと思うがヒットの能力も脅威ではあるからな」
ディスポ「全く呑気に観戦してないで助けに来てくれよ・・」
ジレンVSヒットはジレンがヒットに一方的に攻める。
時飛ばしを何度も仕掛けるがジレンには全く効かない。
ヒットは第6宇宙最強の戦士。そのヒットでさえジレンを前に圧倒されている。
ヴァドス「ヒットさんの攻撃はジレンさんに一撃も決まってませんね」
シャンパ「くぅ~!!」
フワ「困った・・本当に困った」
ヴァドス「ジレンさんに完全に動きを見切られていますね」
シャンパ「じゃあ何でヒットは何度も時とばしを使ってんだ!?」
フワ「あぁ、困った・・困った・・」
ジレン「何度同じ事を繰り返す?無駄なことは やめろ」
ヒット「これは俺の仕事だ。最後まで付き合ってもらうぞ」
悟空「ジレンのやつ全然隙がねえぞ」
悟空は静かにヒットVSジレンを観戦する。
トッポは悟空の存在に気付いているが弱っている悟空を落としてもつまらないとあえて気付かないふりをしていた。
悟空「だけんどヒットにも何か考えがあるみてぇだな・・」
そして、ヒットと同宇宙のキャベもこのバトルを観戦している。
ヒットは圧倒されているがヒットには何か策があると真剣な眼差しで戦いを見守る。
キャベ「ヒットさんには何か策があるはず・・ジレンの攻撃を食らったときにきちんと防御しているからダメージは最小限で、きっと反撃のきっかけを狙ってるはず・・」
私も思っていた。
キャベ「第11宇宙の!!」
トッポ「まぁ、構えるでない。今は戦う気はないぞ」
キャベ「・・・・」
トッポ「ジレンも気付いてはいるだろうが何をするか分からない以上攻めに転じるしかないのだろう」
キャベ「ですね・・」
トッポ「・・・・」
トッポはキャベの瞳を見て瞬時に感じ取れた。
この者も自分達と同じ正義の為に戦う人間と。
トッポはある悩みがありそれをキャベに話す。
トッポ「お前も第6宇宙では正義の為に戦っているのだな」
キャベ「えっ!?確かに宇宙の悪党と戦い平和の為には戦ってはいますが・・」
トッポ「やはりか。お前の眼は真っ直ぐで純粋だ。曇りがないその眼はまさにジャスティス!」
キャベ「えっと・・あ、ありがとうございます」
トッポ「・・そんなお前に聞きたい事がある」
トッポ「お前はその正義をもしもだ。もしも、捨てる時どういう決意を持って戦う」
キャベ「捨てるって!?悪党にはなりませんよ!僕は僕のままで・・」
トッポ「分かってはいると思うが力の大会は負ければ宇宙が消滅する戦いだ。そんな大会で正義を貫くのは正直な所無理がある」
トッポ「散った第2宇宙は最後まで愛を貫いた。その姿は美麗そのものであった・・。けれども、私は消滅はしたくないしさせたくない」
トッポ「第11宇宙をいつもの様に過ごす民達。そして、悪党だって消滅はさせたくはないのだ・・。だが、私はこのまま正義を貫いても勝てる気がしないと思う」
キャベ「・・・・」
トッポ「いつか決断せねばならない時が来るであろう。その時には私はもう正義と言う言葉はただの戯言にしかならんのだろうな・・」
キャベ「正義を捨てる・・・・」
トッポ「むっ!?ジレン!」
ジレンの胸部にヒットの拳が入る。
ヒットはこの一撃を当てるために何度も時飛ばしを繰り返していたのだ。
拳の跡がジレンの胸部にめり込んでいく。
キャベ「これがヒットさんの作戦だったのですね!」
ベルモッド「ジレン。どうした・・動け!」
ヴァドス「時とばしを 連続してジレンさんにだけかけているんです。この技がヒットさんの奥の手のようですね」
シャンパ「いいぞ!そのまま止めて落とせ!」
ヒット「やはり・・厳しいか・・」
ヒットは何とかジレンの動きを封じる。が、ジレンも負けじと力尽くで時飛ばしから解放されようと気を放つ。
互いの得意分野の能力のぶつかり合いが始まった!
フロスト「どうした!?片腕だけで勝てるのじゃなかったのか!?」
17号「くっ・・」
17号はひたすらバリアーで身を守る。だが、変身したフロストのパワー、スピードは格段に上がりかつ片腕だけでのバリアーは耐久性も下がる為に張って1秒足らずで割れてしまう。
それでも17号は引き下がってはバリアーを張り続ける。
フロスト「逃げても無駄だぞ!!」
17号「これも立派な作戦だ」
フロスト「作戦だと?ふざけた事を・・もう我慢ならんぞ!!」
フロストはひたすら守りに転じる17号に怒りに震える。
片腕を上げ気を溜めると赤々と燃える大きな丸いエネルギーの塊が作られた。
フロスト「ハッハッハッ!!今までの俺とは違うと言ったろう!消えてなくなれぇーっ!!」
17号「バリアーでは防げない・・だが、バリアーの力で壊せる」
17号は右の拳をバリアーでコーティングしフロストが作り上げたエネルギーの塊に殴り付ける!
エネルギーの塊に飲まれそうになるがギリギリの所で持ちこたえる。
気合いを入れて声を張り上げエネルギーの塊を抑える。
フロスト「バカめ!これで終わると思ったか!!」
フロストはまたも同じ様に片腕を上げエネルギーの塊を放つ!
17号が懸命に押すエネルギーの塊に更に別のエネルギーの塊が重なる。
18号「17号!!!!」
天津飯「まずいぞ!流石に2つも防ぎきれるとは思えん!」
クリリン「えげつねぇ事するぜ・・頼むから抑えてくれよ義弟!」
フロスト「第7宇宙は消えろー!!!」
失格覚悟の攻撃と分かりつつフロストは17号を殺す気でいた。
もはや力の大会のルールの事など頭の片隅にもない。
強い殺意を持って放ったエネルギーの塊は17号を更に押し上げる!
フロスト「ハァ、ハァ・・ぐっ!」
シャンパ「何だ!?フロストの奴、胸を抑えてるぜ?」
ヴァドス「形態で強化された力を維持するのは簡単ではありません。フロストさんはまだあの形態の力を完全にコントロールはしていないので心身に大きな負担が掛かり限界が近付いてきたのです」
シャンパ「何だと!?」
ヴァドス「おそらくあの2つのエネルギーの塊を防がれてしまうとフロストさんは負けるでしょう」
シャンパ「くそっ!フリーザの奴、フロストに余計な事教えやがって!」
フワ「それでもあの力が無ければ17号とやらに普通に負かされたのかもしれん・・ファーッ」
シャンパ「それもそうだが・・チッ!!フロストー!気張れ!!応援してやるからな!」ブーブー!!
ヴァドス「だからブブゼラはうるさいと・・」
17号「これさえ防げば・・!!」
だが、エネルギーの塊は容赦なく17号を押す。
このままではエネルギーの塊に飲まれ死亡する可能性もある。
両手で作り上げたバリアーなら簡単に防げるのだが今の17号は左腕をガノスにへし折られてしまいコーティングしたバリアーで殴り飛ばす以外方法がない。
コーティングしたバリアーなら一点にエネルギーを集中できるがエネルギーの塊を殴り飛ばすというのは腕に大きな影響を及ぼす。
それでも17号は絶対に負ける訳には行かないと力を入れる!
17号「オオォォォオ!!!!!!」
フロスト「し、しぶとい奴め・・・・」
17号「ハァァアア!!!!」
フロスト「な、何!?」
エネルギーの塊が押し返されている。フロストは慣れていない変身がたたりもしも押し返されようものなら最悪自滅もあり得ると畏怖する。
徐々にだがエネルギーの塊がフロストに近付く。逃げようにも足が動かない。力が入らないのだ。元にも戻れない。使い慣れていない力が返って自分の首を・・命までも消してしまう事になるかもしれない!
フロスト「やめろ・・来るな!!」
17号「ラァァアア!!!!!!」
フロスト「そ、そんな!!」
エネルギーの塊がフロストの眼前に!2つの重なったエネルギーの塊がフロストに襲い掛かる!!
フロスト「こんな物・・こんな物・・!!」
フロスト「ハッ!?」
手で抑えるようとするも気が付けば場外の宙に浮きそのまま押されていく・・。
17号の右腕の袖が破れ右手は傷だらけであったがそれを気にせずフロストの行く末を確認している。
フロスト「甘かった・・俺は・・甘かっ・・・・」
うぉああぁぁぁぁ!!!!!
フロストの肉体がエネルギーの塊に飲まれ場外に行く前に爆発し消滅。
もちろん自身が出した技なので・・。
大神官「第6宇宙フロストさん。自身の技により自滅。よって17号さんはノーペナルティです」
フロスト「はっ!?」
フロストは元の姿に戻り頭には輪っかがある。
死亡してしまい17号に怒りの矛先を向けるがボタモとマゲッタに抑えられる。
ボタモ「落ち着けって!」
マゲッタ「シュポシュポ!!」
フロスト「離しなさい!あいつは僕を殺したのだぞ!!」
ヴァドス「自滅です。フロストさん自身の技で死亡したのですから」
フロスト「くっ・・あいつ・・!!」
シャンパ「黙って見とけ。黙れねぇと破壊するからな!!」
フロスト「くっ・・・・」
いつもはふざけているシャンパも破壊神。到底フロストが敵う相手ではない。
フロストは黙って静観する事に・・と思われたが。
フロスト「戦士の皆さん!!第7宇宙の17号さんはダメージを大きく受けています!左腕は使い物になりません!チャンスですよ!!」
フリーザ「ほう・・最初から脱落させる為に変身能力を伝えましたが・・左腕を折ったのですかね?」
ボラレータ「ドクターヘノコウゲキハキンシ!!」
フリーザ「うるさいですよ」
尻尾でボラレータを弾き飛ばしデスビームを連射しボラレータはフリーザから遠く離される。
パパロニはその隙にフリーザから逃げ杖を使いモスコとカンパーリとある会話をしていた。
パパロニ「モスコ様。二つの宇宙に現在狙われております。そろそろあれを・・」
モスコ「ピポピポピポポ」
カンパーリ「モスコ様いわく発動せよDr.パパロニ。第3宇宙の秘技を見せる時だ」
パパロニ「了解致しました」
マジ=カーヨ「どうしたどうした!?第9宇宙は弱くせぇな!」
ベルガモ「いい気になるなよ!!」
ベルガモ「やれ!!」
マジ=カーヨ「はっ!?」
アイスランス!
マジ=カーヨ「マ、マジカヨ・・」
ロウ「いいぞヒソップ!!流石はビッグアイスマンだ!!」
シドラ「そのまんまですな・・」
ベルガモ「氷漬けになった気分はどうだ?液体野郎」
マジ=カーヨ「俺の体が氷って・・」
ヒソップ「お前も終わり」
マジ=カーヨ「しまわなーい!!!」
ベルガモ「何っ!?」
ヒソップ「バカな!?」
ヒソップの氷を難なく砕くマジ=カーヨ。砕いた後も液体が再生しどや顔でベルガモ達に挑発する。
マジ=カーヨ「氷なんざ俺のパワーで破壊可能だよバーカ!!」
マジ=カーヨ「消えちまいな!」
ヒソップ「ぐぁぁああ!!」
腕を大木の如く太くしたパンチがヒソップを遥か彼方にぶっ飛ばす。
ベルガモの凍らせる策が失敗してしまった。
大神官「第9宇宙ヒソップさん。脱落です」
ロウ「くそぉ!残り6人か・・」
シドラ「第6宇宙も一人脱落したのが幸いでしたな」
ベルガモ「どうする・・」
マジ=カーヨ「次はお前だぜ」
バジル「スーツが無ければ雑魚の癖によ!」
カトペスラ「言い訳は無用だ!それとも本気で勝つつもりだったのか?」
バジル「んだと!?」
カトペスラ「終わりにしてやろう!カトペスラ・バトル・・」
カトペスラが必殺技を出そうとするも何かを感じ必殺技を出すのをやめた。
バジルは内心助かったと安堵する。
バジル「へっ!ビビったのか?」
カトペスラ「Dr.パパロニからのお呼びだ。助かったな!」
疾風のスピードモード!!
バジル「・・助かったが嫌な予感がしやがる。ヒソップが落ちたし兄者は大丈夫なのか?」
マジ=カーヨもパパロニの指令でベルガモとの戦闘を避けパパロニの元へ向かった。
第3宇宙にとってパパロニの指令は絶対なのだ。
ベルガモ「第3宇宙・・何をしてくる」
カーセラルとディスポと戦っていたコイツカイ、パンチアもパパロニの指令の元戦闘を離脱。
逃がせはしないとカーセラルとディスポは追いかけディスポがコイツカイに拘束技を仕掛ける。
ディスポ「サークルフラッシュ!」
コイツカイは上手く岩柱を移動しサークルフラッシュを回避。
そして、岩柱の頂点にはパパロニの姿が!
カーセラル「ディスポ。あの岩柱のてっぺんを見ろ!」
ディスポ「・・あいつが第3宇宙を率いてるって事か」
やれやれ逃げ足だけは早い様ですね。
カーセラル「お前は第9宇宙の!」
ディスポ「ぞろぞろ出てきやがって・・」
バジル「第11宇宙の奴等だ!」
ベルガモ「やるならやってやるぞ・・」
フリーザ「お待ちなさい。今は戦っている場合ではないでしょう」
マジ=カーヨ「Dr.パパロニ。何か御用で?」
カトペスラ「第9宇宙と第11宇宙の戦士達か・・Dr.パパロニ。あれを始めるのか?」
パパロニ「そうだ。モスコ様からも許可が下りた。お前達は私のガードナーとなるのだ」
マジ=カーヨ「了解」
カトペスラ「了解した!」
フリーザ「何かしてくる様ですね」
カーセラル「第9宇宙よ。お前達も狙われたのか?」
ベルガモ「狙われた?」
バジル「正義を気取ってわざわざ狙われる事なんかしねぇよ」
ディスポ「何だと・・?低レベルの宇宙の分際で!!」
フリーザ「おやめなさい!」
パパロニ「さぁ、見せてやるぞ!!」
フリーザ「・・やはりあのロボット3体の合体でしょうね。今回ばかりは第11宇宙のあなた方にも手伝ってもらいますよ」
カーセラル「・・俺達は俺達なりに戦う。足を引っ張るなよ」
ディスポ「今すぐ落としてやってもいいけどな」
バジル「やれるもんならやってみやが・・」
ベルガモ「やめろバジル。お前では勝てん」
バジル「あ、兄者まで・・」
ディスポ「フン!!お前はちょっとは身の程を弁えている様だな」
パパロニ「発動だ・・!!」
プランXを今!!
第3宇宙が遂に動き出す!パパロニが言うプランXとは一体!?
力の大会終了まで残り22分!
続く
フロストあっけなく・・そして、第3宇宙が動き出す。第9宇宙・第11宇宙VS第3宇宙となるか!?