その頃、アニラーザから一番離れているヒットVSジレンの戦い。
ヒットは渾身の一撃をジレンに浴びせようとしたがジレンは目力だけで止めてしまい動きを封じていた時飛ばしですら力尽くで解除してしまう。
その後もヒットは冷静にジレンの一撃一撃を対処するも遂に抑えられずラッシュに持ち込まれる。
力勝負になると到底ジレンに及ばない。ヒットは余りにも速すぎるラッシュを全てを受け吹っ飛ばされてしまう。
ヒット「ぐぉぁああー!!!」
ベルモッド「レベルが違うのだよ・・」
マルカリータ「格が違うのですます」
カイ「まさに超人、まさに無敵、まさに最強。ジレンに立ち向かう等無謀なのです」
ヒット「ハァ、ハァ・・ぐぅ・・」
そして、ヒットの目の前に立つ大きな影・・。
ジレンの右手にはエネルギーの弾が・・。
ジレン「これで終わりだ」
ヒット「くっ・・」
このDr.ロタが何故ドクターと呼ばれているか教えてやろう!!!
ジレン「!?」
Dr.ロタがジレンの左足にしがみつく。
わざわざ落ちたいのかと悪どくにやつくカイ。
しかし、ベルモッドは反対に驚いていた。
ベルモッド「あの様な弱い戦士がジレンに触れられるはずが・・」
マルカリータ「ヒットの時飛ばしで身体を止める力に対抗すべく自身の力を解放するために気のバリアーを止めていたのでは?それとも、ジレンらしからぬ油断かと」
ベルモッド「そうかもしれんがジレンめ。油断しすぎだ。お前は最強なのだ。そこいらの戦士に触れられる等・・」
ヒット「お、お前・・」
Dr.ロタはヒットを横目で逃げろと言わんばかりに合図する。
弱ったヒットだがこの一瞬の隙を見逃さず力を振り絞りパラレルワールドの能力を使い逃げていった。
ジレン「・・・・」
Dr.ロタ「教えてやるぞ!私がドクターと呼ばれるのは・・」
ジレン「お前のその度量に敬意を評してやろう」
ジレンはわざとヒットを見逃した。そして、Dr.ロタに触れられた自身の甘さを反省しDr.ロタがしがみつく左足を軽く振り上げると小さな身体が宙高く飛んでいった。
Dr.ロタ(ヒット君・・借りは返したよ)
序盤に落とされそうになった恩返しのつもりでもあった。
ジレンは再度気のバリアーを張る。
ジレン(・・大丈夫だろう)
大神官「第6宇宙Dr.ロタさん。脱落です」
シャンパ「よくやったぞお前。ヒットが脱落せずにすんだからな」
Dr.ロタ「はい、シャンパ様。所で・・」
シャンパ「お前の活躍は無駄にならねぇ!お前もしっかり応援しろよ!」
Dr.ロタ「名前を呼んでください!!」
ヴァドス「しかし、一難去ってまた一難ですね」
安堵したのも束の間。ヒットが移動した先は運悪く弱ったヒットを狙おうとしたマジ=カーヨが近くにいた。
マジ=カーヨはヒットを発見し襲い掛かる!
マジ=カーヨ「ハーッハッハ!!こいつが脱落すれば第6宇宙は終わりだ!」
ヒット「俺は・・脱落するわけにはいかんのだ!」
ベジータ「貴様、力を制御出来る様になったのだな?」
カリフラ「ケール、見せてやれよ」
ケール「こ、これでどうですか?」
ケールはベジータに超サイヤ人を披露する。
ベジータはケールの超サイヤ人状態を間近で見て確信した。
ベジータ「やはり・・その姿はサイヤ人本来の姿だ。破壊と殺戮にのみ喜びを感じるサイヤ人本来の種としてのな」
カリフラ「ケールにそんな感情なんて今はねーよ。さぁ、そんな事より始めようぜおっさん!」
ベジータ「貴様は意思があるまま相手を脱落させた。俺が自分の意思がないまま落としたのをカウントにしなかった理由が分かったはずだ」
ケール「はい。力を制御して姐さんと共に喜びを分かち合える。私はもう、姐さんに迷惑は掛けません!」
カリフラ「ケール・・」
ベジータ「・・いい面構えだ。今までの情けない姿は微塵にない。早速戦いに入りたいが・・」
カリフラ「入りたいが・・?」
グォォオオオ!!!!
ベジータ「まずはあのデカ物を落としてからだ。貴様等とは邪魔抜きで戦いたいからな」
カリフラ「本当か?あたしらにビビってんじゃねぇのか?」
ベジータ「好きなだけほざけ。その前にあいつに落とされない様にしろよ」
ケール「私達も手伝いましょう姐さん」
カリフラ「そうだな。さっさと叩き落としてやるぜ」
キャベ「あ、あの師匠・・」
ベジータ「貴様も来い。あいつを放っておくには少々無理があるからな」
キャベ「はい!!」
一端は手を組むベジータ、カリフラ、ケール、キャベ。
アニラーザを倒す為に各宇宙が動き出す。
ベルガモ「フリーザ。あいつは相手にしないよな?」
フリーザ「さぁ・・落ちたければ戦ってみては?」
バジル「そう言えばソレルはどこに行ったんだ?」
ラベンダ「逃げ足と隠れるに至っては相当な物をもってるからな」
アニラーザがフリーザ達のいる場所目掛けエネルギー弾を放つ!
巨大な身体からのエネルギー弾は威力もあれば爆発範囲も広い。
ゴールデンフリーザでもまともに攻撃を受ければ痛い一撃になるだろう。
ベルガモ「来やがったか!?」
フリーザ「いや、通り過ぎます」
フリーザ達の頭上を大きめのエネルギー弾が通り過ぎる。
そこから声高い悲鳴が聞こえ逃げていくソレルがいたのだ。
ソレル「やだ~!!!」
バジル「あいつ、いつの間に・・」
ラベンダ「完全に空気になっていたな」
ベルガモ「ロウ様が何故あいつを気に入ったのか分かった気がするな・・」
フリーザ「化物め。さっさとパパロニを落とせばこうはならなかった・・」
バジル「ちくしょ~!狙うなら第7宇宙の奴等にしやがれよ!」
フリーザ「第7宇宙も狙われているはずです。あのデカ物は闇雲にエネルギー弾を放っている訳ではなさそうですよ」
ベルガモ「今度は間違いなく俺達狙いだ!」
フリーザの言う通りアニラーザが両手をあちこちに向けて放ち続けるエネルギー弾は人数の多い宇宙を狙っていた。
カリフラ「くそっ!見えてんのか!?」
ベジータ「おそらくな」
キャベ「なら、一体どうやって僕達を・・」
ベジータ「察知できる能力しかないだろう。あの頭の触覚がその役割を果たしているはずだ。ナメック星人に近しい能力と言えばいいか」
カリフラ「ナメック星人か・・サオネルとピリナはまだ残ってっけど何やってんだ」
キャベ「第7宇宙のナメック星人の方と戦ってましたよ。加勢しようかと思いましたがサオネルさんとピリナさんにナメック星人はナメック星人同士で決着をつけたいと言われて・・」
ピッコロ「何やらとんでもない化物が出てきた様だが・・」
サオネル「ならば、早急にお前を倒す!」
ピリナ「第7宇宙のナメック星人!覚悟しろ!」
ピッコロ「それはこちらの台詞だ」
グォォオオオ!!!!
ピッコロ「野郎!!」
アニラーザのエネルギー弾がピッコロ達に向けて放たれる!
3人のナメック星人は回避に専念する。無数に放たれるエネルギー弾だが、流石にここまで残った戦士達はそれでは簡単に脱落しない。
アニラーザも流石にこのままでは誰も脱落しないと分かり遂に動き出す。
まず狙いを定めたのはピッコロ達だ!
回復に専念していた悟空もアニラーザは放っておくには危険すぎると戦いに入るつもりでいた。
悟空「ただめちゃくちゃにエネルギー弾を撃ってる訳じゃねぇな。よっと!」
悟空が屈伸運動をし戦闘準備に入ろうとした時、二人の戦士がアニラーザを追い掛けているのが見えた。
悟空にはすぐにそれが誰か分かっていた。
悟空「トッポ達も戦うのか。あいつらにとっても放っておくにはいけねぇだろうしな」
ディスポ「トッポ。孫悟空がいるぞ」
トッポ「放っておくのだ。今は奴を倒しにかかるぞ。ジレンにかかれば楽な相手ではあるが無駄なエネルギーを使わせる訳にはいかんからな」
身勝手の極意でジレンと渡り合っていた悟空の事を思うとアニラーザは自分達の手で脱落させるべきと判断するトッポ。
第6宇宙、第7宇宙、第11宇宙と各宇宙がアニラーザ撃破に動き出している!
エア「ふふふ・・大混戦になりますね。かかってきなさい。アニラーザには誰も敵うはずがないのですから」
モスコ「ピポピポピポ」
カンパーリ「モスコ様曰く全員ばったんきゅーとひねってポイっと捨ててやる!」
ビルス「あれほどの戦士が第3宇宙にいるとは・・」
ビルスですら焦りの表情を隠せない。アニラーザの強さはそれほどまでに計り知れない。
クリリン達も強大な力をもつアニラーザに対し心配の顔は隠せずも悟空達を信じていた。
クリリン「大丈夫です。きっと、悟空やベジータなら・・」
天津飯「ベジータは第6宇宙のサイヤ人と共に向かってますね」
亀仙人「うむ。他の宇宙もあの強大な力を持つ奴を野放しには出来んのじゃろう。動いておらんのは第4宇宙と第9宇宙と第10宇宙の悟空の偽物だけじゃの」
ビルス「おい、息子!セル!お前達も奴を倒しにかかれ!!」
セル「一人くらいは残した方がいいのではないかな?」
セルは動かない。当の目的である戦士と戦うべくエネルギーを温存しておきたいからだ。
孫悟空は今回チーム戦というのもあり戦えない。孫悟空の変わりという意味も込めセルが戦いたいあいつも動かない。
セル「いくら強い力を持つとはいえ各宇宙に狙われてはあのデカ物もおしまいだろう。第3宇宙も消滅が近くなってきた様で」
悟飯はビルスの命令に早くアニラーザを倒さないといけないとガノスにかめはめ波をぶつける準備に!
悟飯「か~め~・・」
ガノス「グガァァァ!!!」
襲い掛かるガノス!が、悟飯は再度シールドを張りかめはめ波の邪魔をさせない。
悟飯「は~め~・・」
ガノス「ヴガァァァ!!!」
シールドが破壊されてしまう!迫り来るガノスの両腕のグランアドラー!!
悟飯「波ーー!!!!!」
グランアドラーが悟飯の眼の前に迫った途端に放たれたかめはめ波。
ガノスは最初こそ足をがっしりと地につけ耐えたが次第に押されていく。
ガノス「ウググ・・ガガガガ!!!」
キテラ「粘れガノス!!」
ガノス「グギギ・・・・!!」
悟飯は更に力を強める!アニラーザとも戦わなければならないが今はガノスを倒す事に集中し全力のかめはめ波をぶつける!!
ガノスは両腕で押し込もうとしていたが押され足下が地に付かなくなり・・。
ガノス「グギャァァァアア!!!!」
かめはめ波に押され羽を使って飛べないまま場外に。
亀仙人と天津飯を脱落させ17号の左腕をへし折り第7宇宙を苦しめた戦士をようやく脱落させる事が出来たのだ。
大神官「第4宇宙ガノスさん。脱落です」
ガノス「ぐっ・・俺はいつの間に脱落を・・」
クル「残り3人ですか・・」
キテラ「本番はここからだぜクル。俺達は絶対に負けやしない。何故ならこの力の大会を一番利用出来るのは俺達第4宇宙だからな」
ガノス「キテラ様・・申し訳ありません。リーダーを任されたのにこの有り様で・・」
キテラ「ガノス。お前は第7宇宙を苦しめた。よくやったと褒めておいてやる」
アニラーザにひたすら攻撃を浴びせるピッコロ、サオネル、ピリナ。
だが、アニラーザには全く持って効いていない。
コイチアレータ以上の耐久力を誇るアニラーザ。
もはや、生半可な攻撃はかゆいとも感じない。
アニラーザの右の拳がピッコロに襲い掛かる!
ピッコロ「消えた!?」
右の拳が空間に消える。ピッコロは頭の触覚で瞬時に風を切る音を感じとり振り向き背後から飛んできたアニラーザの拳を抑え様とした。
が、拳の威力は凄まじく抑えた所でどうにかなるレベルではなくピッコロは軽々と吹っ飛ばされ紫の血が口から吐き出る。
ピッコロ「デタラメな威力だ・・」
サオネルとピリナは二人で共にアニラーザに立ち向かうが口から吐き出してきたレーザーに直撃し地に叩き付けられる。
諦めず立ち向かいアニラーザの胸部に攻撃をぶつけるもアニラーザは余裕の笑みをこぼしていた。
攻撃は全く受け付けておらず今度は触覚からのビームで二人はまたも地に吹き飛ばされビームが爆発する。
全身兵器のアニラーザに手も足も出ない。覚悟を決め同志を集めたにも関わらず相手にならない。
サオネル「すまん皆・・私達ではもうどうにもならない・・」
ピリナ「第6宇宙を任されたにも関わらず・・・・シャンパ様、フワ様・・弱い我々をお許しください」
エア「素晴らしいですよアニラーザ。戦士の絶望する姿に感動すら覚えますよ」
エア「けれども第6宇宙にはヒットがいますからね。マジ=カーヨさんが戦っているとはいえ時飛ばしの力で場外から救われる可能性があります。よって・・」
アニラーザ「ウォオオオ!!」
サオネル「ぐっ!!」
ピリナ「うぐぁぁ!!」
右手にサオネル、左手にピリナを掴むアニラーザ。
両手を高く上げ大きな口を開ける。
バクン!!
シャンパ「えっ?あ、あいつ・・う、嘘だろ?」
ヴァドス「食べちゃいましたね」
フワ「ひ、ヒイィィィ!!!!」
ピッコロ「く、喰ったのか!?」
アニラーザの狂気の行動に全宇宙の神々が震える。果たして強大な力を持つアニラーザに悟空達は勝てるのか!?
力の大会終了まで残り18分
続く
アニメ本編では18号を喰おうとして失敗したけれど喰われたらどうなるのかなと・・。某巨人漫画みたいな感じなら即失格なので呑み込んで体内に閉じ込めるみたいな感じでしょうね。