カーセラル「トッポがそれほどまでに悩んでいたとは。俺達はリーダーだからと頼る事も度々あったが苦悩していた事に気付けないとは・・」
ディスポ「ベルモッド様に鍛えてもらっているのは知っていたがまさか破壊神になるべくマルカリータ様も手解きをしていたとはな・・」
カイ「自分が正義でも悪でもなくただ戦いに勝つ為にトッポは破壊神へと化したのです。私はもちろんベルモッド様もマルカリータ様もトッポへの期待は大きいです。我々には見えます。第11宇宙の勝利が」
悟空「ハァァァ!!!!」
トッポ「何を繰り出しても無駄だ。破壊の力は人間では到底敵わぬのだぁ!」
悟空とトッポの拳がぶつかり合い今度は地に亀裂が走りパックリと地が割れる。
破壊のエネルギーが込められた拳は悟空の拳を痛め付ける。
悟空「ウァァァァ!!!!」
トッポ「破壊の力に生身で挑むのは愚かな行為だ。その右腕が使い物にならなくなるぞ」
悟空「へ、へへっ・・アドバイスあんがとな。そんじゃオラも最大パワーで挑むかんな!!」
トッポ「最初から使え。今までの私と思うな」
悟空「ハァァァ・・!!」
赤いオーラを身に纏い悟空は再度トッポに突っ込む!
流石のトッポも大幅にパワーアップした悟空の気を感じとり右腕を突きだし攻撃を受け止める体勢に入った。
トッポ「ふん・・軽いぞ」
悟空「けんど受け止めるって事はよ。くらったらまずいって意味じゃねぇのか?」
トッポ「減らず口を叩くな」
悟空「ウァッ!!」
防いでいた右腕から破壊玉を放つが悟空はトッポを右足で蹴りその反動でかわす。
ブルー界王拳の一撃ですらトッポには何の問題もなく無傷だった。
悟空は今度は4倍界王拳でトッポに挑みまたも右腕で防がれたが今度はトッポの踵が少し地から離れた。
が、それもすぐに返されトッポも左手からジャスティスフラッシュの構えから極小サイズの破壊玉を乱射!
ビルス「破壊を普通の攻撃の様に扱いやがって・・!」
ベルモッド「心配するな。直撃しても死なない程度に調節はしてある」
マルカリータ「けども、当たれば痛いではすまないですますよ」
悟飯「父さんなら必ず・・」
ディスポ「何が必ずだ」
悟飯「ん?」
ディスポ「破壊神相手に人間がどう戦い勝つのだ。ジレンの様な桁外れな強さを持った人間等普通は存在せん」
ディスポ「それともあの身勝手の極意とやらをまた発動させればとでも思っているのか?」
悟飯「・・それしか勝つ方法はないかもしれない。だから父さんは可能性を信じて破壊神相手でも立ち向かえれるんだ」
ディスポ「チッ!!ギャンブルに出るしかねぇって事だろうが」
トッポ「次は何倍だ?」
悟空「10べぇだぁ!!!」
リスクがあるのは分かっている。それでもあいつを吹っ飛ばせるくらいの威力がなきゃ勝ち目がねぇ!
10倍ブルー界王拳も片手で防ごうと構えるトッポだが悟空はトッポに拳を向けた瞬間に瞬間移動で無防備な右脇腹に移動し拳をぶち込んだ!
拳が身体に触れ破壊エネルギーのオーラを貫いたがトッポの身体そのものも頑丈で大したダメージを与えられず簡単に踏ん張られてしまう。
トッポは右腕を振り回しラリアットの要領で悟空をぶっ飛ばし左手でまたも極小サイズの破壊エネルギーを乱射する。
トッポ「本気を出せ。ジレンにも使っていただろ?」
悟空「あぁ・・そこまでしねぇとおめぇを吹っ飛ばすことも出来ねぇ」
トッポ「結果は見えているがあえて受けてやるのだ。ありがたく思え」
悟空「やってみねぇとわかんねぇぞ!!界王拳・・20べぇだぁ!!!!」
最大倍率のブルー界王拳で破壊神トッポに真正面に突撃する!!
トッポは待ち構える。全てを無に帰すと言わんばかり。
1つの彫刻の様なトッポの立ち尽くす姿を崩してやろうと悟空がトッポのみぞおちに拳を集中的に浴びせる。
悟空「波ーーっ!!!」
更に溜めていないので威力は落ちるがかめはめ波を至近距離で放つ!
こればかりは効いただろうとクリリンと天津飯は安堵の表情を浮かべていたが亀仙人とピッコロは冷や汗を流している。
ピッコロ「・・化物め」
クリリン「あ・・ああ・・・・」
18号「あれほどのパワーでも・・」
17号「無傷なのか・・」
トッポは何事もなかったかの様に堂々と立つ。
悟空は唖然とするも諦めず再度突撃し今度はトッポの右足を掴み投げ飛ばし何発もエネルギー弾をぶつける。
地を砕きながら着地するトッポに最大パワーのかめはめ波を放とうと構えた。
悟空「とっておきを見せてやる」
トッポ「ほう・・」
悟空の両手から強大なエネルギーの塊が作られその両手を構えると丸いエネルギーの塊が現れ計り知れない気が崩壊した武舞台に青の光が照らす。
強大な気に観覧席にいる脱落した戦士達は驚きの顔を見せていた。
ベジータ、セルも強大な気に気付いてはいるが気に掛ける暇がない。
悟空「ゴッド・・」
かめはめ波!!!
気で龍の口が現れ口が開きそこから超絶なるかめはめ波が放たれる!
青の龍光が破壊神を丸ごと飲み込んでいく!!
ディスポ「トッポ!!」
ベルモッド「心配しなくてもいい。あれくらいではやられん」
ディスポ「は、はぁ・・」
悟空「ハァァァァ!!!!!!」
ビルス「あのかめはめ波、僕でもまともにくらうのは嫌だね」
ウイス「超サイヤ人ブルーでの悟空さんの大技ですからね。けれども・・・・」
シン「これは効いているでしょう!」
クル「物凄い気・・これは破壊神であってもただではすまないのでは」
かめはめ波が消え地には放った跡があった。
抉れた地もいつ崩壊してもおかしくない。
悟空も流石にこれは効いたと思っていたのだが・・。
――気はすんだか?
悟空「なっ・・!?」
地を踏み締める度に後ろから崩れる地。
感じ取れる破壊神の気。あいつはいる・・。
悟空は驚きと共に足が動かない。
トッポ「少し飛ばせただけでも見事と褒めてやろう」
悟空「くっ・・・・」
ゴッドかめはめ波で激しくエネルギーを消耗するもそれでも果敢に立ち向かい攻撃をぶつける。
破壊神の壁は固く悟空がどれだけ攻撃をぶつけても動じない。
悟飯「あれ程の攻撃を受けても無傷なんて・・」
キテラ「シャンツァが手を下すまでもねぇか。まぁ、第7宇宙から脱落者が出るなら何でもいいぜ」
ビルス「悟空・・」
攻撃を連打する悟空だがトッポには受け付けていない。無茶に攻撃を連打する悟空にトッポは失望し右手で頭を掴えられた。
トッポ「お前とは・・・・」
悟空「ウアァァ!!!!」
ギシギシと頭に痛みが迸る。絶望的な強さに観覧席にいる第7宇宙の面々はショックを隠しきれない。
悟空も何とか抜けようとトッポの手を掴むがその行為に及べば及ぶほど掴む手の握力が更に強まる!
トッポ「プライド・トルーパーズのリーダートッポとして決着を付けたかった」
悟空「グッ・・ギッ・・ガ・・アァ・・・・」
トッポ「破壊」
右手で掴んでいた悟空に左手で破壊を使うとブルー界王拳が解かれる。
脱け殻の様になった悟空。力が残っていない・・。
ビルス「気を破壊したというのか!?」
マルカリータ「修得させておいて良かったですますね」
ベルモッド「相手の持っている気を破壊。まぁ、放出されている気だけを破壊しただけだがな」
カイ「それでも、十分すぎる効果ですね。この勝負。トッポの勝ちです!!」
トッポ「ふん!」
悟空「うわぁぁぁ!!!」
投げ飛ばされ宙に浮いていた武舞台の欠片にめり込む。
動けない悟空。トッポは両手で巨大な破壊玉を作る。
トッポ「勇猛果敢に神相手でも臆することなく立ち向かった人間としてお前の事は決して忘れん。さらばだ我が好敵手。孫悟空!」
クリリン「逃げろ悟空ー!!!」
悟空「・・・・」
頭では逃げたいと思っている。身体が動かない。
自分目掛けて放たれる破壊玉。これをくらえば終わり・・。
――まだだ
諦めたくねぇ・・まだ戦いてぇ!
あいつに勝ちてぇ!!
グワァァァン!!!!!!
ベルモッド「誇ってもいいぞ第7宇宙の諸君。孫悟空はトッポを少しでも動かす事が出来た。それだけでも人間の中でもずは抜けた強さを持っていた」
クリリン「ご、悟空・・」
悟飯「父さん・・」
18号「残りは二人か・・」
17号「・・まだ脱落の宣言がない」
カーセラル「まだ決まっていないのか!?」
ディスポ「運良く他の足場で倒れているかもしれんな」
ビルス「・・・・悟空」
静まる武舞台。孫悟空を倒した。
第11宇宙の面々はトッポの勝利に酔いしれようとした時・・。
マルカリータ「まだですます」
ベルモッド「望み通りの展開じゃ~ん・・」
キテラ「またあれか?」
コニック「・・悟空君はこの危機にまた目覚めてしまったのでしょう」
ウイス「再び殻を破ったようですね。まさかここでもう一度見ることになろうとは思いも寄りませんでしたよ」
ビルス「見せてもらおうか・・!あの力をまたこの目で・・」
トッポ「ふん・・待ち焦がれたぞ」
――クラッシュ・オブ・ゴッド
静かなる熱と穏やかな気。
全身が青白いオーラに包まれ、銀色に光り輝く虹彩が浮かび上がる。
ギラギラと銀の眼光を破壊神の背に向ける。
破壊神は振り向き眼と眼を合わす。
穏やかな気で移動したのに気付かなかったものの今は分かる。
これで、ようやく全力の戦いをやれると・・!
トッポ「神の真なる極意・・お前なら必ずもう一度発動させると信じていた」
悟空「・・・・」
トッポ「何も言わずとも分かる。神と神の激突に正義も悪もない。あるのは勝者と敗者のみだ」
トッポ「そして、私は負けん・・!お前を倒し第11宇宙の消滅を免除する!!」
トッポが初めて自ら悟空に特攻を仕掛けて来た!!
矢継ぎ早に繰り出される拳を身勝手の極意は鮮やかにかわす。
距離を取って右指から極小破壊玉を乱射するもこれもかわし飛んできた破壊玉の一つを左手で弾き飛ばす。
破壊の力さえも弾き返し、トッポですら目で追えないスピードで一気に詰め寄られ拳を腹にめり込ませる!
悟空「ハァァ!!!!!!」
トッポ「ウグォ・・!!!!」
全王「悟空のあれカッコいいのね」
未来全王「カッコいいのね」
直線の動き、直線の拳。なのにかわせない。
破壊エネルギーを貫きトッポの頑丈な身体にも響かせる神の一撃にカイは慌てめく。
それとは対称的にベルモッドは冷静に戦況をマルカリータと共に会話しながら見守っている。
ベルモッド「これでいい・・効いてはいるが耐えられん一撃ではないはずだ」
マルカリータ「吹っ飛びはしたものの倒れはしていないですます。身勝手の極意はまだ兆しの段階。攻撃を耐え続ければ身勝手の極意が切れトッポの勝ちですます」
ウイス「悟空さんの力とトッポさんの守り。どちらが勝つか・・」
ビルス「悟空・・やってみろ。お前なら越えられるかもしれん」
破壊神をな。
トッポ「ベルモッド様、マルカリータ様以外に破壊神となった私に身体に響くダメージを与えたのはお前が初めてだ孫悟空」
トッポ「おそらくジレンでも私にダメージを与えられるだろうがそれ以外ではお前しかいないだろう・・さぁ、始めるぞ。神と神の戦いをな!!」
悟空「・・・・」
キテラ「ちっ・・言ってやがれ。ジレンさえ採取すればあいつにも勝てるのだからな」
コニック「トッポ君は既に採取済みであります。ですが、採取するだけでは破壊の力を得るのは不可能でしょう」
キテラ「だからこそジレンの細胞だ。必ず奪い取ってやる。何なら殺されてジレンを失格に追い込ませてもいい。勝つのは俺達だ・・」
ウイス「第11宇宙はやはり狙ったのでしょうね・・・・」
トッポと悟空の神と神の戦いが始まる!悟空の勝利を信じる第7宇宙の面々。第11宇宙はベルモッドとマルカリータは余裕の表情でトッポの戦いに期待している。そして、第4宇宙も黙ってはいないだろう。
今まさに最高峰の神同士の戦いが展開される!!
力の大会終了まで残り3分!
続く
2回目の身勝手の極意発動!!
神と神の激闘が始まる!!!
クラッシュ・オブ・ゴッドとは悟空が身勝手の極意へと目覚めた時のBGMのタイトルでもあります。3回目の身勝手の極意発動時に流れたBGMです。