ドラゴンボール超 宇宙サバイバル(超IF)   作:銀河人

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残り戦士


第4宇宙 ダモン シャンツァ

第7宇宙 悟空 ベジータ セル(行方不明)

第11宇宙 ジレン トッポ


ディスポ、ガミサラス同時脱落。セルは自爆してしまい行方不明に。


怒りを越えた先に ベジータ覚醒!! 前半

 

 

ベジータはジレンの隙がほぼ見られない攻撃のラッシュをいなしつつほんの僅かな隙を見つけては攻撃を仕掛ける。

 

それでもジレンにはダメージが通らない。今まで攻撃を受けて苦しんだ表情すらしておらずベジータは何としてでも大きな一撃を浴びせジレンに一矢報いてやると力が入っていた。

 

 

クリリン「ベジータがジレンの攻撃にある程度ついていけてますね」

 

ウイス「ジレンさんは本気にはなっていませんよ。まだまだ様子見といった所ではないでしょうか」

 

亀仙人「ヒットとやらの戦いでは一瞬だけ本気になっておったの」

 

ビルス「あの時ばかりはジレンもピンチだったよ。ヒットが万全の状態ならば脱落していたかもしれないと言ってたからね」

 

 

ベルモッド「焦る事はない。時間は無制限。相手の力を伺い全力で向かわせそこを潰す。それがジレンの芸風だからな」

 

カイ「それにしても第4宇宙は全く戦いに入っていませんね。あのままでよろしいのでしょうか?」

 

ベルモッド「放っておけばいいさ。何をどう足掻こうとジレンには勝てん。細胞も取られん」

 

 

キテラ(今は動かねぇよ。シャンツァの狙いはジレンじゃねぇ)

 

 

クル「第7宇宙とは違い我々第4宇宙には物理的に強い戦士がなかなかいないのですよ。シャンツァが例外なだけであってほとんどの住人は知恵を使い生きているので」

 

老界王神「なるほどのぉ。だから目視するのが難しい小さな戦士や道連れにしようと企んだ戦士を連れてきていたんじゃの」

 

シン「そうなのですか?私から見ればガノスさんやモンナさんはかなりお強いと思われたのですが・・」

 

クル「まともに戦えば孫悟空やベジータはもちろん、第7宇宙の戦士には敵わないかと。搦め手の方でも第7宇宙には見事にやられてしまいましたからね」

 

クル「それにシャンツァも強いとは言ってもダモン、ガミサラスの能力があってこそ。もし二人の能力がなければピッコロに普通に押されて危うかったです」

 

シン「それでも前の力の大会では第7宇宙は第4宇宙に4人落とされ18号さんは失格にさせられました。第7宇宙から見れば手強い相手ですよ」

 

クル「そうでしたね・・でも、第4宇宙は6人も第7宇宙にやられてしまいました。お互い様です」

 

シン「今思えば・・。勝ってほしいと必死に祈っていたので全く気付きませんでした。冷静に戦況を見つめないといけませんね」

 

 

ビルス「おい、何楽しく談話してるんだ」

 

 

老界王神「どうせどちらかは消えるのじゃからそれまでは話しても構わんじゃろ?」

 

 

ビルス「・・・・ま、まぁそうではあるが」

 

キテラ「何だビルス。界王神共にすら言い返せんのか?」

 

ビルス「お前達の宇宙と関わると面倒なんだよ。ウイスもお前のとこの付き人を苦手としてるからな」

 

キテラ「どうでもいい事だ。勝つのは俺達に変わりはねぇからな。今の内に好きにやらせてやってもいいだろ」

 

 

ビルス「チッ・・・・」

 

キテラ「ハゲネコはこれだから困るぜ。キキキキ」

 

ビルス「いちいち一言多いぞ!!ネズミが!」

 

 

 

クリリン「やっぱり無謀だぜベジータ・・」

 

亀仙人「かと言って今はセルがおらず悟空しかおらん。しかも、悟空も戦っていて助けに入れんわい」

 

天津飯「更に厄介なのは第4宇宙のシャンツァだ。今は黙って眠っているが必ず何か仕掛けてくるはず・・」

 

 

 

ジレン「信頼、約束、プライド。さしずめお前が俺に立ち向かえるのはこの3つからか」

 

ベジータ「勝手に決めつけるな・・サイヤ人こそが宇宙最強の種族でありそのサイヤ人の王子であるこの俺様こそが宇宙最強と証明させるべく戦っているだけだ!!」

 

ジレン「・・家族がいると言ったな?さぞお前が帰ってくるのを待ちわびているだろうな」

 

ベジータ「どうでもいい事を聞くな。チェアー!!!!」

 

ジレン「だが、お前達に明日はない」

 

 

 

 

ズギャッ!!!!

 

 

ベジータ「グッアァ・・」

 

 

まともにミドルキックを受けるもベジータは耐える。

 

そこから反撃に出るが目力で武舞台の別の足場まで飛ばされてしまう。

 

 

ジレン「約束も信頼もプライドも全て俺が砕く。お前ごときでは何も守れん」

 

ベジータ「・・・・」

 

 

パワーインパクトを溜めているジレン。このままベジータがいる足場ごと吹き飛ばし脱落させるのだろう。

 

負ければ宇宙消滅。武舞台には悟空とベジータのみ。

 

もう、脱落する訳にはいかない。いくらカカロットでもジレン、トッポ、その内襲い掛かるであろうシャンツァ3人相手では勝機がない。

 

 

ベジータ「何が身勝手の極意だ・・何が破壊神を凌駕する存在だ・・」

 

ジレン「ん?」

 

ベジータ「下らん語りをしやがって・・俺はサイヤ人の王子なんだぞ。貴様なんかに・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

貴様なんかに!!!

 

 

ベジータ「チャァァァアア!!!!!!」

 

 

超サイヤ人ブルーからの怒り!!

 

ビルスがブルマをはたきそれで怒ったベジータがビルスを殴り飛ばした力。悟空が名付けた『すげぇ超サイヤ人』の力も混じりジレンが放ったパワーインパクトを弾き飛ばした!

 

 

ベジータ「くたばりやがれぇ!!!」

 

ジレン「・・・・!!」

 

 

強烈な一撃がジレンの左頬にぶち込まれジレンが吹っ飛ぶ!

 

が、ジレンはそれでも体勢をすぐに立て直し小さな足場をバネ変わりに利用しベジータに突っ込む。

 

殴られたとはいえダメージが全くない様だ。

 

 

ジレン「それがお前の限界だ」

 

ベジータ「勝手に決めるなと言っただろうが!!!」

 

 

ジレンとベジータの両拳がぶつかり合う!

 

両拳から凄まじい衝撃が発生し二人がいた足場からはピシピシと音を立てながらヒビが入っていきやがて崩れていった。

 

落ちながらラッシュ仕合うが手数もパワーもやはりジレンが一枚上だ。

 

 

ベジータ(・・これでも奴は本気を出していないのか)

 

 

ベジータ「ぐぁっ!!」

 

ベジータ(くそったれが・・怒りだけでは勝てん。これじゃない・・奴を倒せる力は)

 

ジレン「終わりだ」

 

 

ベジータ「うぁぁああ!!!!」

 

悟空「ベジーター!!!」

 

 

強烈なエネルギー弾を受けベジータはエネルギー弾と共に宙高く飛んでいく。

 

ベジータが飛ばされるのに気付いた悟空だがトッポとの戦いで助けに行けない。

 

このまま脱落かと思われたが・・。

 

 

 

 

ジレン「・・運が良かったな」

 

 

運良くエネルギー弾が武舞台の破片に直撃しベジータごと巻き込んでしまったがベジータは別の破片にシューズが引っ掛かり脱落は免れた。

 

だが、ベジータが受けたダメージは軽いものではない。それでも意識はあった。

 

 

ベジータ(・・・・うるさいぞ)

 

 

ベジータの頭の中にまたもブルマが応援している様に聞こえた。

 

トランクスの姿も・・ブラの姿も・・。

 

 

ベジータ「さっさと優勝して帰るから黙りやがれ・・」

 

ジレン「家族がそんなに大事か?」

 

 

ベジータ「貴様には永遠に知る由もない事だろうがな」

 

ジレン「・・サイヤ人には期待していたが外れに終わった。お前程度が王子とは底が知れている」

 

ベジータ「俺達サイヤ人はこの大会で戦う度に進化している。第6宇宙のサイヤ人共も戦う度に強くなっていった」

 

ベジータ「カカロットも悟飯も細胞だけを持っているセルもだ」

 

ジレン「お前の力はさっきの怒りの力が限度なのだろ?」

 

 

ベジータ「それだけでは貴様に勝てん・・。貴様と戦い俺は更なる力を得るつもりだからな」

 

ジレン「無駄だと分からんのなら二度と立ち上がれん様、完膚なきまでに仕留めてやる」

 

 

ベジータは超サイヤ人になり引っ掛かっていた足場から落ちていくが別の足場に立つ。

 

ジレンが直ぐ様拳を叩き付けベジータがいた足場を崩すが別の足場に移り反撃に出る。

 

 

ジレン「同じ事の繰り返しだ」

 

ベジータ「いつまでもふんぞり返れると思うなぁ!!」

 

 

超サイヤ人ブルーに変身しジレンの目力に怯まずダッシュで接近し至近距離で両手からエネルギー波を放つダブルギャリックキャノンをぶつける。

 

ダブルギャリックキャノンも右手を突き出されるだけで防がれるが今度も同じ様に至近距離で両腕を大きく広げ気が燃焼するように強力なエネルギー波を放つ!

 

過去ナメック星での戦いでリクームにぶつけたギガブラスターだ!

 

今のベジータならば溜める必要もなく放てるようになっていた。

 

 

ベジータ「これしきで倒せるとは思えん」

 

 

爆煙でジレンの姿が見えない。が、今までの事を思えばこれでやられる事は絶対にないと過去魔人状態の時に使った魔人ブウの体を貫くエネルギー弾、アトミックブラストで気を感じ取り更に追撃した。

 

今まで放っていた技の一つ一つが超サイヤ人ブルーにより以前よりも遥かに威力と精度が上がっている。

 

それでも爆煙が消えると平然と仁王立ちするジレンの姿が・・。

 

 

ジレン「まだ分からんのか?」

 

ベジータ「貴様の問答など知った事かぁ!!!」

 

 

ひたすら攻撃を繰り出すベジータだがジレンは無駄だと分からせる為に右手から拳圧を放ちベジータを吹き飛ばした!

 

拳圧だけでエネルギー弾も自身も軽々と跳ね飛ばされてしまう。

 

 

クリリン「やっぱりあいつ化物だぜ・・。悟空の身勝手の極意でなければ対処できねぇよ・・」

 

ビルス「今のジレンならば身勝手の極意でなら何とか勝てるだろう。・・だが、本気の力がまだ未知数だ。それを思うとな・・」

 

 

ベジータ「くそったれがぁぁ!!」

 

ジレン「傲慢な攻撃と態度だ。だから、底が知れている」

 

ベジータ「ほざきやがれ!!」

 

 

何度ぶっ飛ばされようと攻撃を受けようとしぶとく立ち向かうベジータ。

 

ジレンは最初こそ無駄な足掻きとあしらっていたが内心は勝利への執念だけは確かだと認めてはいた。

 

 

クル「何故、無謀な戦いにあそこまで挑み続けるのですか?」

 

シン「ベジータさんの負けず嫌いな性格もありますが好戦的なサイヤ人の人間性もあるからですね」

 

老界王神「悟空と出会わんかったら今頃第7宇宙のメンバーはベジータに地球を壊されるか殺されるかで皆が揃わなかったかもしれんからの」

 

クル「孫悟空との出会いから?」

 

シン「ベジータさんは元は極悪人でした。けれども、悟空さんとの戦いを経て、大事な人と出会った事で人間性が大きく変わったのです。言葉では出しはしませんが誰よりも消滅させたくない気持ちが強いと思いますよ」

 

老界王神「愛じゃよ愛。あやつは家族想いじゃからの」

 

クル「愛・・ですか」

 

 

ある程度立ち回っていく度にジレンの癖が少しずつ分かってきた。

 

ベジータは頭で考えて動いていたがその処理がウイスと初めて修行していた時よりも格段と早くなっておりかつ正確になっていた。

 

それでも、ダメージが通らない。必要なのはジレンにダメージを与えられる事が出来るパワーのみであった。

 

 

ベジータ「貴様の攻撃、判断はある程度読めてきた」

 

ジレン「・・・・」

 

ベジータ「後は、パワーだけだ。貴様をブッ飛ばす事が出来るパワーがあれば俺は勝てる」

 

ジレン「そのパワーがないからこそお前は俺には勝てん」

 

ベジータ「分かっている・・俺は貴様とは違う。強さのみに固執した能面野郎とは違う!!」

 

ジレン「バカにはつける薬がないとはよく言ったものだ」

 

 

ベジータ「バカでも構わん・・俺は・・俺は・・!!」

 

ジレン「ん?」

 

 

キャベ『力の大会ではどちらかの宇宙は消えてしまいます。ですからその約束を守ることは永遠にできません・・』

 

ベジータ『俺が優勝して超ドラゴンボールで貴様たちを生き返らせてやる』

 

キャベ『え、ええっ!?僕たちを?』

 

ベジータ『これで約束を果たせる』

 

 

キャベとの会話を思い出し瞼を強く閉じ力を気を溜める。

 

ベジータが超サイヤ人ブルーのまま激しく気を出し続ける!

 

先程まで怒りに身を任せ戦っていたがそれでは勝てないと分かり怒りの感情をコントロールすべく気をひたすら強く溜める。

 

 

キャベ達の思い、そして帰りを待っているブルマ。

 

気が付けばベジータはここにいる誰よりも人の為に戦っていた・・!!

 

 

自分の為に戦い進化していった男は今や人の為に戦える優しさも持っている。

 

すげぇ超サイヤ人を経てベジータの気合いのこもった叫びが無の界に響き渡る!!

 

 

ベジータ「あいつ等との約束を守らなければならんないんだ・・!だから、俺のやり方で限界なんぞ超えてやる・・。そして、ジレン。貴様に勝つ!!」

 

 

チェァァァアア!!!!!!!!

 

 

ジレン「ん!?」

 

大神官「ベジータさんも限界の殻を破った様です」

 

 

ベジータのすげぇ超サイヤ人が超サイヤ人ブルーと混じり新たなる進化を遂げる・・!

 

 




ベジータってかなり技多いんですよね。
漫画ドラゴンボール超では新たにガンマバーストという技も出たので。
そういう意味ではベジータも気の使い方はかなり上手いって事ですよね。
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