ドラゴンボール超 宇宙サバイバル(超IF)   作:銀河人

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乾坤一擲(けんこんいってき)はいちかばちかの大勝負という意味です。
この話以降、pixivの方も追い付けていないので同時進行とさせてもらいます。
最終話が近付いてますので!


目覚めた邪神 第4宇宙の乾坤一擲!! 前半

 

 

シャンツァ「ファァァ・・」 

 

 

眠っていた邪神が目を開け伸びをする。

 

悟空が起きたシャンツァに気付いたが破壊神となったトッポが破壊玉を飛ばしてきたのでそれをかわし戦いに集中する。

 

シャンツァには空間攻撃がありどこからでも攻撃を仕掛けられる事を警戒していた悟空だがそれを気にしすぎているとトッポの攻撃をかわせない。

 

よってシャンツァはスルーしトッポとの戦いに全神経を集中させる!

 

 

シャンツァの右肩に乗るダモン。そして、右耳に近付き会話する。

 

ダモン「ようやく起きたか。ガミサラスが落とされた!後は俺とお前だけだからな」

 

シャンツァ「それで細胞は?」

 

ダモン「そればまだだ・・」

 

シャンツァ「何をやっていた?ふざけているのか?」

 

ダモン「お前も手伝えよ!ジレンの奴バリアー張ってて近付くことすらも・・うわわわ」

 

 

指先から球体のエネルギーの塊を出しダモンを球体のエネルギーの中に閉じ込めそれをデコピンで弾き飛ばした。

 

ダモンを閉じ込めた球体は赤黒いオーラを纏うジレンに目掛け弾き飛ばされる。

 

 

ジレン「ベジータだったな」

 

ベジータ「ようやく人の事を名前で呼びやがったか」

 

ジレン「新たなパワーに目覚めたばかりで悪いが落ちてもらうぞ」

 

 

ジレンに近付くと球体のエネルギーが赤黒いオーラに焼かれてしまいダモンはその熱さに思わず逃げてしまった。

 

もはやバリアーの問題ではない。ジレン自身に覆われるオーラは並大抵の人間では近付くことすら不可能。

 

ダモンはジレンから逃げる様に武舞台の破片をあちこち跳び回り最上にあった破片で避難する事に。

 

 

ダモン「あいつ俺を殺す気で閉じ込めやがった!ジレンの細胞はどうすんだよバカ!」

 

 

シャンツァ「ジレンを相手するつもりはない。私の狙いは・・」

 

 

 

ベジータ「脱落するのは貴様だジレン!!チェァァァ!!!」

 

ジレン「・・・・!!」

 

 

ベジータが特攻をかける。それを待ち受けるジレン。

 

 

右腕から目にも止まらぬ突き『ファイナルブロー』を浴びせようとしたがジレンは左手でベジータの右腕を掴みファイナルブローを見よう見真似で右腕でベジータのみぞおちにぶち込んだ!

 

凄まじい威力にブルー進化したベジータですら悶絶!真の力を見せたジレンのパワーを前に第7宇宙の観覧席では信じられないと言わんばかりにクリリン達の表情が凍りついていた。

 

 

クリリン「あ・・ああ・・・・」

 

天津飯「ベジータの攻撃も俺達には全く見えなかった。が、それ以上に・・」

 

亀仙人「ジレンの一撃は遥かにベジータを越えておる・・」

 

悟飯「ベジータさん・・」

 

 

 

ベルモッド「今まで出来る限りお前達に合わせて戦っていたのだジレンは。夢はもう十分見ただろ?お前達の武術はジレンから見れば子供がやる格闘ごっこと変わらないのさ」

 

 

ベジータは苦しみながらも立ち上がり攻めの姿勢を忘れない。

 

 

 

 

ベジータ「夢は十分に見ただと?ふざけやがって・・!」

 

 

ジレン「お前のその最後まで捨てない志は見事な物だ。ベジータ、お前を一人の戦士として認める」

 

 

一人の戦士に感銘し全力に等しい力で挑む。

 

サイヤ人の秘めたるパワーは相当な物だ。

 

 

ジレン「だが、終わりだ」

 

ベジータ「ハァ!!」

 

 

ディスポの速度に匹敵するほどのスピードで攻め寄るもベジータは高く跳び自分の何十倍も大きな武舞台の破片を片手で掴む。

 

そして、それを力任せにジレン目掛けて投げ付ける!

 

 

全王「凄いパワーだね」

 

未来全王「豪快でカッコいいね」

 

 

ジレン「今の俺には通用せん」

 

 

そう呟きながら振り向かず左拳を後ろ向きに振るうとレーザーの如く気が放たれ背後を狙おうとしたベジータの腹部に直撃しぶっ飛んで行った!

 

レーザーを見て汗が流れるビルス。一人の人間がこれ程までのパワーと察知能力がある事に信じられずにいた。

 

 

18号「エネルギー波の威力が桁違いだ。殺さない程度に抑えてるだろうけども」

 

17号「ただのパンチですらあいつにとっては遠距離攻撃にもなるのか・・」

 

 

ベルモッド「本気の一端を見せ始めたな」

 

カイ「あなたの言う通りです。あれはジレンにとってただのパンチです」

 

 

ジレン「ん?」

 

カイ「あれもジレンの強大なる気により地が震えているのです」

 

ベルモッド「・・あれは違うぞ」

 

カイ「えっ?」

 

 

ジレンにより地が揺れているのでなくぶっ飛ばされたベジータが足場の下に移動し足場ごとジレン投げ飛ばそうと企んでいた!

 

下らないとジレンは地に拳を振るうとレーザーの気が放たれ逆にベジータが押されていく!

 

 

ベジータ「ぐっ・・馬鹿力め」

 

ジレン「所詮はこの程度か。だが、俺に痛みを味合わせた事は評価してやる」

 

 

 

ベジータ「くそったれめぇ・・!!」

 

 

ベジータは何とか別の足場に着地しレーザーを抑える。

 

しかし、ジレンは力尽くでベジータを落とそうと一本のレーザーに力を注ぐ。

 

 

シャンツァ「さて・・私もそろそろ運動するか」

 

 

シャンツァがニタリとし悟空とトッポのバトルを静観。

 

何か良からぬ事を考えているのが明白である。

 

 

悟空「へへ・・やっぱすんげぇなぁ」

 

トッポ「破壊神相手では身勝手の極意にならなければ勝機はないと分かっているはずだ」

 

悟空「確かに身勝手の極意になんなきゃ力のぶつかり合いじゃ勝てねぇかもしんねぇ。けんどよ・・何も力だけじゃねぇぞ!」

 

 

 

 

ズバッ!!

 

 

トッポ「!?」

 

 

トッポの足場がスパッと綺麗に切れる。

 

悟空は隙がある時に密かに気円斬を作りトッポに気付かれない様に今まで隠していたのだ。

 

トッポは直ぐ様別の足場に跳び移るもその足場も別の気円斬が切り裂きトッポを地に着かせず脱落を計る!

 

 

トッポ「なるほど・・お前の事だから真正面から向かってくると思っていたが搦め手も出来るのだな」

 

悟空「ビックリしただろ?でも、それだけじゃねぇんだぞ?」

 

トッポ「むっ?」

 

 

ビルス「へぇ。悟空も頭を使って戦えるんだな」

 

ウイス「アニラーザ戦でも耳を切断したじゃないですか」

 

 

クリリン「それでも、あれで脱落する相手とは思えねぇ・・」

 

天津飯「確かにな・・けれど、また身勝手の極意を使ってしまうとジレンやシャンツァを止められなくなってしまう」

 

亀仙人「ふむ・・ジレン、シャンツァ両者を身勝手の極意で倒すのが理想なのじゃがそれでも倒せるかは分からんからの」

 

18号「確かにあの力は強烈だけどさ。二人相手はきついだろ」

 

17号「ジレンの本気が今の状態ならば孫悟空は勝てると思うけどな」

 

ピッコロ「となると、問題はシャンツァか。さっきから悟空の戦いを静観してるがあいつの狙いはやはり悟空か」

 

 

 

ビルス「うむ・・キテラの事だ。どうせ僕の宇宙を狙うに決まってる」

 

ウイス「おや、悟飯さん。先程から指を顎につけて何か考え事でもしているのですか?」

 

 

悟飯「あいつは父さん狙いではないと思うんです」

 

ビルス「・・何故だ?キテラは僕に嫌がらせするのを楽しんでいる。それ以外に何がある?」

 

悟飯「セルの細胞の事を思うと・・」

 

クリリン「セルの細胞?あいつ持ってるのかな?」

 

悟飯「強者の細胞を採取するのならセルの細胞は使えます。そして、セルの特性を思い出してください」

 

悟飯「セルはバラバラになり再生する度にパワーアップを果たしています。更にパワーアップを果たす度に新しい力を身に付けていく・・」

 

ピッコロ「・・だが、それを得られるとは思えんぞ」

 

悟飯「そうなんです。いくらあの細胞を持っていても有り得ないと。けど、引っ掛かるんですよ。邪神と呼ばれているのが・・」

 

 

コニック「邪神は異名です。シャンツァ君は別に神様でも何でもないですよ。私達から見ればあなた達と同じ人間です」

 

キテラ「セルの細胞も持っているぜ。ダモンが確か採取したな」

 

 

クリリン「お、俺の細胞は・・」

 

キテラ「お前は採ってねぇ。そこのハゲ3人は採ってるけどな」

 

 

亀仙人「光栄と思えばいいのかの・・」

 

天津飯「あいつも四身の拳や気功砲が使えるという事か・・」

 

ピッコロ「サイヤ人の細胞は採ってるだろうな。戦闘能力の向上には使えるだろうからな」

 

 

キテラ「人造人間だったか?お前達は採らなかった。お前達は人間の細胞だけでは大幅な戦闘能力向上に期待できねぇし特にこれと言った特殊な技もねぇし。永久にエネルギーを使える機械は流石に採取できないからな」

 

 

18号「別に採らなくて結構さ」

 

17号「という事は第3宇宙のマシンの戦士も採れないという事か。だが、アニラーザはあの科学者との合体だからこそ完全なマシンじゃなくなり採取したのか」

 

キテラ「その通りだ。お前、なかなか頭がキレるじゃねぇか」

 

 

シン「大幅な戦闘能力向上・・」

 

クル「分かってしまいましたか?」

 

老界王神「ワシは分かっとるがの」

 

シン「一体何が起こるのでしょうかご先祖様?」

 

老界王神「よ、よく観察すれば分かるじゃろうに馬鹿者」

 

シン「えっ?そうなのですか?」

 

クル「・・始まりますよ」

 

 

クルは真剣な眼差しで武舞台を見つめる。

 

クルの眼差しにシンと老界王神も同じように武舞台を、そして何か仕掛けるであろうシャンツァに着目した。

 

 

次々と足場を切断する悟空だがトッポは巨体に反して身軽に足場に跳び移り脱落から逃れ少しずつ確実に悟空がいる場所に近寄っていく。

 

簡単に脱落はしないと分かっていたがもし戦闘になれば今の悟空ではまだトッポ相手は厳しい。

 

 

悟空「ベジータのブルー進化ならもしかすっとダメージを与えられるかもしんねーけどなぁ」

 

トッポ「破壊」

 

 

迫ってきた気円斬を破壊し悟空に隕石の如く突撃する巨体。

 

搦め手をやめ悟空も超サイヤ人ブルーでトッポに突っ掛かろうとしたその時であった!!

 

 

 

 

 

 

 

キューン!!

ピッ!!

 

 

トッポ「ん!?」

 

悟空「お、おめぇ・・!」

 

 

シャンツァ「まずは小手調べを」

 

 

シャンツァが手をグーにし親指を合わせていた。

 

小さな姿の時に使っていた幻術で、その左右にはフリーザとヒットの幻影が悟空とトッポに攻撃を仕掛けたのだ!

 

 

悟空はフリーザのデスビームを受け身体は貫かれなかったものの不意に背を撃たれダメージを負ってしまう。

 

トッポは破壊エネルギーの影響もあり無傷でやり過ごせたがシャンツァの姑息な不意打ちに怒りを露にする!

 

 

トッポ「力の大会において正義はない。だが、お前のその消滅した人間を弄ぶ行為は不愉快だ」

 

シャンツァ「正義?何だそれは?やれ」

 

 

幻影ヒット「消えろ」

 

幻影フリーザ「消えろ猿」

 

 

トッポ「下らん技を」

 

 

シャンツァは二人から離れヒットとフリーザを操る。

 

 

どうやら大技は使えないらしくヒットの幻影は時飛ばしの移動をせずフリーザと二人でトッポに襲い掛かる!

 

悟空はその隙にシャンツァを狙おうとかめはめ波を放つ!!

 

 

悟空「波ーー!!」

 

シャンツァ「くくく・・」

 

 

かめはめ波がシャンツァの腹部に直撃!

 

が、かめはめ波が全く効いていない。

 

 

 

悟空「いぃぃ!?」

 

 

何と逆にかめはめ波が悟空の元に跳ね返ってきた!!

 

シャンツァの腹部が銀に輝いている。採取した戦士の能力を使っている事は確かだが誰がその能力なのかが分からずにいる第7宇宙の観覧席のメンバー。

 

困惑した表情をするメンバーにキテラはニタニタとしコニックが口を開く。

 

 

コニック「知らないのも無理はないでしょう。プラン君はフリーザ君達に狙われすぐに脱落したのですから」

 

 

クリリン「誰だ?そんな奴いたっけ?」

 

18号「第2宇宙の戦士か・・」

 

17号「茶色の太った奴の能力か。強力な能力を持っていたのだな」

 

 

悟空「うわっと・・あぶねーあぶねー。かめはめ波を跳ね返すなんてな。こりゃかなり厄介だぞ」

 

 

シャンツァ「お前も遊びたいのなら召喚してやろう。心広い私の慈悲に感謝するのだ」

 

 

両手の握り拳を一瞬だけ離し手の甲を合わせるとシャンツァの前に黒い球体の物が現れそれが形に・・それは悟空と同じシルエットの幻影。

 

悟空はそれが誰の幻影なのかすぐに分かりトッポとの戦いを後にし幻影相手に集中する。

 

 

悟空「・・ブラック」

 

幻影ゴクウブラック「人間は消えろ」

 

 

シャンツァ「消滅した負け犬共に落とされろ」

 

 

悟空「ダリャァ!!!!」

 

幻影ゴクウブラック「人間を0に。人間0、人間0、人間0・・!」

 

 

トッポ「無駄な事を・・」

 

幻影フリーザ「ゴミはゴミ箱に」

 

幻影ヒット「お前達を消滅させる」

 

 

 

ビルス「悪趣味な奴だ」

 

ウイス「けれども、かなりの使い手です。破壊を行使してももすぐに別の幻影が作られキリがありませんね」

 

 

キテラ「シャンツァから見ればこれはただのお人形遊びだがな」

 

 

このままでは埒が明かないと判断した悟空はブラックの幻影を蹴飛ばし離れた場所でフリーザとヒットの幻影と戦っているトッポに呼び掛ける。

 

 

悟空「トッポ!!一旦休戦だ!!」

 

トッポ「・・奴の構えを解かなければ無限に幻影が現れるらしいな。いいだろう。ここは手を組もう」

 

 

悟空とトッポが同じ足場に立ち構える。

 

ライバル同士のコンビが結成された!!

 

 

シャンツァはそれを見て歯を剥き出しにし不気味な笑みをこぼす。

 

邪神は何を思い何を企んでいるのか・・。

 

 




ちなみにシャンツァが出す幻術は『触れられる』幻術です。

消滅した宇宙の戦士を自らの能力で傀儡にするのを楽しむ卑劣な人間性を表しています。
次の回ではまさかのあの戦士の幻影も作り上げます。
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