第4宇宙 シャンツァ
第7宇宙 悟空 ベジータ セル(行方不明)
第11宇宙 ジレン
もうすぐ最終回まで近いのです。それまでよろしくお願いします!
3度目の身勝手の極意に目覚めた悟空。
その神の領域の力に免除宇宙の神々、そして全天使も注目が集まる。
ウイス「これが最後のチャンスです。身勝手の極意が切れた時それが、この戦いの決着となるでしょう」
ビルス「・・これが最後か。悟空、お前の全てを出し切れよ」
キテラ「何が神の領域だ。あいつはただの人間だろ!」
コニック「しかし、破壊神となった第11宇宙のトッポ君を倒したのは紛れもない事実です」
キテラ「気に入らねぇ・・何が気に入らねぇってビルスの宇宙にあんな奴がいるのが気に入らねぇんだよ」
コニック「私的にはシャンツァ君を悟空君と戦わせるのは止める事を勧めます」
キテラ「何言ってやがるコニック。シャンツァだけじゃねぇ。ジレンも孫悟空を狙ってるんだぜ。ここは手を組んで孫悟空を落とせば・・」
コニック「ジレン君がシャンツァ君の様な悪とは手を組まないでしょう。ましてや強者を待ち詫びていたジレン君ならば戦いの邪魔をされようものならシャンツァ君に狙いを変えますよ」
キテラ「チッ・・シャンツァ!ここは退け!!孫悟空とは戦うな!」
シャンツァ「俺の力を試すのに丁度いい相手だ。貴様等神の指示など受けん!!」
キテラ「おい、やめろ!!」
シャンツァ「孫悟空!!無敵の力を得た俺に勝てると思うな!!」
悟空「・・・・」
シャンツァ「ギジャハハ!!ジレンのパワーを得たのだぞ!!破壊神のパワーとジレンのパワー!!2つのパワーに敵うと・・」
ドズッ!!!
シャンツァ「ぬぐぉ・・」
キテラ「シャンツァが腹を抱えて苦しんでるだと!?」
コニック「神の御技。それは人間の能力ですら無に返す」
ウイス「シャンツァさんの再生能力も身勝手の極意の力では防げません。ましてや、僅かな細胞だけで得た半端な能力では尚更」
ビルス「だが、奴には空間移動がある。脱落させるには身勝手の極意だけでは難しいだろう」
シャンツァ「ぐがが・・俺は無敵の筈だ・・あいつはただのパーツの筈だ。負ける等有り得ん・・」
ジレン「何も出来んのならどけろ」
シャンツァ「ぐぁっ!!」
ジレンは苦しんでいたシャンツァを右手で殴り飛ばし身勝手の極意に目覚めた悟空と対峙する。
全身が青白いオーラに包まれている悟空のその姿に口が緩む。
ジレン「それがお前の全力だな?」
悟空「あぁ。今のとこはな」
ジレン「・・ならば俺もこのパワーを最大まで上げるぞ」
ジレンが声を張り上げると赤黒い気が更に上昇する。
尋常ではないその熱い気は観覧席まで感じ取れる。それは正に破壊神をも凌駕するパワーだ!
ビルス「人間の力がこれほどまでに・・」
ウイス「超サイヤ人ゴッドの事で目が覚めそして、悟空さん達と出会って良かったかもしれませんね」
ビルス「今思えばあれから全てが始まったのだったな。僕と戦いたいと破壊神に対して不届き者だったあいつが今や僕に匹敵する程とは・・」
ウイス「ビルス様ですら超えているかもしれませんよ?」
ビルス「そんな訳があるか!」
ベルモッド「調子に乗るんじゃないぞビルス。ジレンは絶対に負けやしない。そして、負けられないのだ」
ビルス「負けられないだと?」
ベルモッド「そうさ。あいつは負けられない。超ドラゴンボールを手に入れなければならない理由があるからだ!」
トッポ「・・・・」
ジレン「行くぞ」
凄まじく燃え上がる気と共に悟空に襲い掛かる!
パワー、スピードどれもが桁外れであるにも関わらず身勝手の極意はそれすらも容易にかわしていく。
額から汗が出るジレン。焦れば焦るほど攻撃が必死になり乱雑になる。
悟空「どうした?焦ってちゃ当てようにも当てれねぇぞ」
ジレン「ぐほぁ・・!!」
身勝手の極意に目覚める度に悟空は慣れていき挑発をする余裕も出来る程に。
ジレンの胸部に右の拳が深くめり込みジレンはまたも目を見開き胸部を抑え悟空を睨み付ける。
ベジータ「カカロットの奴め・・どこまでも頭に来る野郎だぜ」
いつもの様に愚痴をこぼすベジータだがその顔に怒りはなくむしろどこか安堵した表情。
ゆっくりと立ち上がり悟空とジレンの戦いを見守る。
だが、そんなベジータを狙おうとシャンツァが空間移動で攻撃を仕掛けようとしていた。
シャンツァ「パーツは消えろ」
消えろのしゃべり方をジレンの様に真似てベジータの前に空間移動でシャンツァが現れる!
大きくダメージを受けた身体でも構えを取るがベジータの前に青白いオーラに包まれる戦士がその手を抑える!!
悟空「おめぇの相手はオラだ。ジレンとの戦いの最中に不意打ちを仕掛けても構わねぇんだぞ」
シャンツァ「ぐぎぎ・・俺は無敵の存在だぁぁぁああ!!!」
怒るシャンツァが自らの体内に気を溜める。
自爆をすると分かりベジータは離れるが悟空は逃げずに手を抑えたまま。
ジレン「オオォォオ!!!!」
カイ「どうしたのですかジレンは!?」
ベルモッド「自分より強い存在が現れたのだ。なりふり構わず落としに掛かっているのだろう」
トッポ「それは少し違うかと」
ベルモッド「違うだと?」
マルカリータ「心の内は嬉しさも垣間見えるですます。ジレンは恐らく求めていたのでしょう」
マルカリータ「自分と並んで戦える者。そして・・」
トッポ「死んでも構わないと思える程の相手を求めこの力の大会に出ていると・・」
ベルモッド「死だと!?」
トッポ「ジレンは悪に故郷を滅ぼされ武術の師に助けられました。が、その師も同じ悪に殺され師の元に集まっていた仲間達も悪に立ち向かわず諦め信じられるのは強さのみと今日を生きてきました」
トッポ「力の大会に出場したのも第11宇宙を守る名目があるも他宇宙に自身に匹敵または超える戦士が現れるのではないかという可能性に賭けていたのかもしれません」
カイ「何故、そこまでして戦いを・・正義の為とはいえ死の戦いなどあっては・・」
トッポ「それがジレンの求める死んでも構わない戦いの条件なのです」
カイ「条件・・・・」
トッポ「もちろんジレンは負ける気などさらさらありません。持てる力を出し相手を倒すという心持ちは変わっておりませんので安心してください」
ディスポ「心なしかジレンの奴楽しそうにも見えるな」
カーセラル「あぁ。俺達の事は仲間とすら思っていなかったのは知っていたが孫悟空との出会いで少しは変われたらいいな・・」
悟空「意地になってでも勝ちたくなったんだな」
ジレン「俺は負けん」
悟空は左手でシャンツァを右手でジレンの拳を抑えシャンツァを空間の中から引きずり出し宙高く投げ飛ばす。
自爆しようとしたシャンツァは宙高く大爆発を起こしジレンは抑えられた右手からレーザーを放ち悟空を吹き飛ばす。
悟空は直ぐ様ジレンに近づき激しいラッシュが始まる。
あまりの速さに観覧席にいるクリリン達はもちろん神PADで観ている二人の全王にも見えない。
ただ二人の全王は悟空が大暴れしているだけで満足の様だ。
キテラ「シャンツァめ。ようやく大人しくなったか」
コニック「だといいですけどね」
クル「あのジレン相手にこれ程までに争えるとは・・」
シン「私も驚いてます。悟空さんは今まで何度も宇宙と地球の危機を救ってきましたがまたも救ってくれるかもで・・」
ジレン「ヌゥゥン!!!!」
悟空「・・・・!!」
両者の拳がぶつかると凄まじい衝撃と熱が観覧席まで届き武舞台の破片が衝撃により砕ける物もあった。
ベジータにとって衝撃だけでも重みと傷に響く。
ベジータ「チッ、この勝負が第7宇宙の運命を分ける。負ければ終わりだ。絶対に勝てカカロット!!」
ジレン(やはり攻撃の瞬間に隙がある)
ジレン「ハァァアア!!!!!!」
悟空「!?」
戦いに入る度に磨かれている身勝手の極意だがその僅かな隙をジレンは突きカウンターの要領で悟空の攻撃をかわし左頬に拳をぶつけた!
トッポの同士討ちと違いジレンの一撃のみが見事に決まったのだ!!
ビルス「何て奴だ。身勝手の極意ですらあいつのパワーは通じるとでもいうのか!?」
ウイス「ジレンさんのパワーも悟空さんのとは違いがあれど神の領域に踏み込んでいるといってもいいでしょう」
ベルモッド「そうだジレン。神の領域ですらお前の圧倒的なパワーの前では無だと証明させるのだ!」
ジレン「お前も本気を出せ。トッポとの最後の撃ち合いで一瞬だが今のパワーを更に超えたパワーを発揮していたのを俺は確認している」
悟空「覚えてねぇな・・ただ負けたくねぇってなった事だけは覚えてる」
ジレン「ならば嫌でも覚えさせるまでだ」
全力の戦いがしたい。その力を更に最大限までに発揮してみろ。
ジレンは悟空の力に益々興味を持っていた。
神の領域だとかそんな物はどうでもよくただ一人の戦士としてこの男を倒す。
無表情な男が少しながら笑みをこぼしていた。
悟空「・・・・!!」
ジレン「読んでいる」
またもラッシュに入るがジレンが少しずつ押していき右手から瞬時に溜めたパワーインパクトのエネルギーを手に纏い悟空の身体に触れることなく爆発させ吹っ飛ばした!
悟空も効いたのか声を上げ武舞台から転げながらも立ち上がる。
クリリン「何て奴だ・・身勝手の極意ですら相手にしないなんて・・」
天津飯「これ程までとは・・悟空・・」
ビルス「黙って観ておけ」
クリリン「ビルス様!は、はい!」
静かながらもその威圧感にクリリンも天津飯も黙って静観する。
ビルスは悟空があれしきで追い込まれる訳がないと信じていた。
初めて会った時、あいつは破壊神と手合わせを願いたいと理解できない行動を取っていた。
が、今思えばあの時からあの男は神に恐れるどころか興味を持ちただ純粋に強さを求めていたのだな。
ベジータもそうだ。あいつ等には歪んだ感情で強さを得たい等微塵にも思っていない。
ただひたすら己を磨き更なる高みへと目指し僕はもちろんウイスですら超えていきたいとも思っているのではないか?
ビルス「全く、サイヤ人というのは本当に変わり種ばかりだよ」
期待の眼差しで一人のサイヤ人の戦いを見守る。
必ずあいつならやってくれる。
兆しを超え極みへと踏み入れると。
ベルモッド「最初こそ攻撃をかわされ苦戦は必至だろうと思ってはいたがそこはジレンだ」
カイ「やはり本当のパワーの前では人間が起こした偽りの神の領域など受け付けないのでしょう」
ズダダダダダ!!!!
ガガガガガガ!!!!
更に鋭さと激化さを増す二人の撃ち合い。
間から付け入る隙もない程に感覚が研ぎ澄まされておりまた気に一切の無駄が見受けられない。
シャンツァ「孫悟空もジレンも俺のパーツだ・・!こいつ等に劣るなんて事はないはずだ」
シャンツァ「俺はこんなのは認めない。絶対に認めない。俺は大会で選ばれた強者の力を持つ完成された戦士のはずだ!!」
戦いを楽しんでいるジレンとは対称的に自分の力、能力は絶対であり負けるなどあってはならないと憎しみ怒り狂うシャンツァ。
自らの腕を引きちぎり剣に変え引きちぎった腕を再生させ剣を強く握り締める。
シャンツァ「孫悟空、ジレン、ベジータ。こいつ等は所詮俺の一部に過ぎない。そんな奴等がまざまざと生きる等許されん」
シャンツァ「必要のないパーツはガラクタ同然。完成された存在を前に尊大な態度を取るな・・!!」
ジレンのパワーが悟空を少しずつ追い込む。
兆しの段階では全力のジレンには及ばないのか・・。第7宇宙の観覧席にいる戦士達はジレンの本気のパワーに悟空が負けるのではと不安になっていた。
だが、武舞台にいるベジータは逆で今の悟空の状況に眼を閉じ軽く鼻で笑う。
ベジータ「いい修行相手を見つけたな。カカロット」
悟空「・・・・!!!!」
ジレン「くっ・・!」
追い込まれ場外が近づいた時に気を放出しジレンを吹き飛ばす!
ジレンは両手をクロスさせガードするがその隙を見逃さず背後に瞬時に回り無防備な背中に蹴りを浴びせ今度はジレンを場外に追い込む!
ジレン「がっ・・!」
悟空「ハァァァアア!!!!」
ジレン「つめが甘いぞ」
声を上げる攻撃は無意識ではない。
ジレンは攻め立ててきた悟空の拳を落ち着いてかわしカウンターで右の一撃を腹部にぶち込みぶっ飛ばす。
カイ「決まりましたね!」
ベルモッド「ふふっ・・・・ん!?」
ジレン「ぐはっ!!」
カイ「ジレン!!」
トッポ「・・あの技か」
ぶっ飛ばされた悟空はぶっ飛ばされた瞬間に残像拳を発動させぶっ飛んだ残像を見せダメージを与えたと思い込んだジレンの一瞬の油断を突き左側に移動しジレンの左横腹に肘撃ちをぶつけぶっ飛ばした!
ビルス「あいついつの間に・・」
ウイス「意識を逆に利用しましたね。今の悟空さんは身勝手の極意の無意識と普段の意識を操れています」
ジレン「ぐっ・・」
悟空「オラはただ一人の人間でもあるぞ」
ジレン「神と人間の力か・・」
ジレンを惑わせる無意識と意識。
悟空の身勝手の極意は戦う度に精度を上げていく。
最高の修行相手のおかげで更なる成長を遂げる!!
身勝手の極意・・最初は変な名前だなと思っていたが今はすっかりそういう技なのだなとしっくり来てしまう不思議。
アニメだと身勝手の極意ですら渡り合ったジレン。
ジレンがもし第7宇宙の住人だったらここまで強くならなかっただろうなぁと思います(ドラゴンボールがありそれで滅んだ一族の復活が可能だから)