せっかく転生したのなら楽しまなきゃ損でしょ   作:黒ウサギ

28 / 28
連載から一年経ったので投稿してみる。
前回までのデータがPCぶっ壊れた事により消え去ったから割と暴走気味です観覧にはご注意を!


作者暴走の巻

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くらえ巨龍!!必殺のなんか原典の光が手の平に集まってすごいことになりそうアタァァァァァァック!」

 

「さぁこい十六夜!実は俺は心臓を壊されなくても簡単に死ぬぞぉ!GIAAAAAAAAAAAAA!!」

 

 

 

 

「巨龍がやられたようだな・・・」

 

「くくく、奴は我等四天王の中でも最弱」

 

「原典ごときにやられるとは魔王の面汚しよ・・・。え、これ本当に台詞あってんの?」

 

「くらええええええええ!」

 

「「「ぐあー」」」

 

 

 

 

「やったぞ!ついに四天王を倒して味の素だかアジダハーカだかの元に辿り着いたぞ」

 

「くくく、よく来たな十六夜。戦う前に一言だけ言っておくことがある、別に俺は斬られてもそこから増殖するわけでもないし何か特別な道具がないと倒せないとかそんなことはないぞ!」

 

「そしてお前ら名無しのメンバーだがそろそろコミュニティが恋しいと行って来たので送っておいたぞ」

 

「ならば俺からも一言言わせてもらおう!黒ウサギのウサミミがなくなったと思ったけど別にそんなことはなかったぜ!」

 

「そうか・・・」

 

「ウォオオオオオオオ!いくぞぉおおおおおおお!」

 

「さぁ来い十六夜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――黒ウサギ先生の次回作にご期待ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え、何これ?」

 

「ん、今まで放置してきた作品を格好良く終わらせてみようとして頑張った結果」

 

「誤魔化せるわけあるかぼけぇえええええ!!!!!」

 

 スパーン!とエヴァにゃんが何処からともなく取り出したハリセンにより思いっきり頭を叩かれた

 ジンジンと痛む頭を抑えながらエヴァにゃんに事細かに何をしてきたのか説明すると同じ吸血鬼であるレティシアちゃんに興味を持ったご様子。同じ吸血鬼なのに真祖であるエヴァにゃんとレティシアちゃんとじゃ差があると思うの。方や引きこもりの中学生(失笑)に対し向こうは箱庭の騎士だの龍の騎士だの素晴らしい二つ名で呼ばれている。龍の遺影とかすっごいのも持ってたしね!

 

「真祖(笑)」

 

「何だその笑いは、文句があるならかかってこんか!」

 

「え!?エヴァにゃん脱がせても良いんですか!?」

 

『あぁ、いいぞ』

 

「おい待て誰だこの声!」

 

「え!?お代わりもあるんですか!?」

 

『あぁ、どんどん着せ替えては脱がせていけ!』

 

「だから誰だこの声!それに私は承諾していないからな!」

 

「ありがとうちひろさん!」

 

「鬼!悪魔!ちひろぉぉおおおおおお!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?」

 

 またまたエヴァにゃんに頭を叩かれ気絶していたご様子、なのだが

 

「ココアどこ?たわしはだーれ?」

 

「私が神だ」

 

「お前だったのか」

 

「暇を持て余した「あ、もうそのネタ古いんでいいです」あ、はい」

 

 神様が再び降臨なさったでござるの巻

 

 

 

「んで、何でまた俺がここに連れてこられてんの?」

 

「え、だから暇を持て余した神々の「ギルティ」待て待て待て」

 

 うるせぇこっちは音葉さん出なくてイライラしてんだ殴らせろ

 

「関係ないじゃん、完全私怨じゃん!・・・・・・いやでも自分神様ですし案外幸運値関係あるかも・・・・・・ごめんなさい冗談です殴ろうとしないでください!」

 

「ん?今何でもしますって言ったよね?」

 

「言ってないよね!?」

 

「うるせぇあくしろよ」

 

「やめて、こないで、触らないで!」

 

 この神様ノリノリである。しかし改めて顔を良く見るとあら不思議、俺を転生させてくれた神様じゃねーですか。超久しぶりっすね、具体的には363日ぶりくらい?

 

「まぁほら、早くげろっちまいなよ、今度は何した?おねしょか?」

 

「お前神様的に昇天させてやろうか!?」

 

「だが私は謝らない」

 

「ぎるてぃ」

 

「落ち着け、暴力は何も生まないぞ!」

 

 おかしい、いつの間にか立場が逆転しているではないか

 

「それで神様、久しぶりに会ったのはいいけど何でまたここに連れてこられてんの?また死んだ?」

 

「いやいや、死んではおらんよ。ただちょーっとばかしお主の世界に面倒ごとが起こってな」

 

 はて、面倒事とな?神様が面倒だと思うのだったらソレは割と大変な事なのではないかと一瞬、本当に一瞬だけ考えるが大方この神様(失笑)のことだ。今日の夕飯のおかずが決まらないとかそんな程度と同じレベルに決まっている

 

「実はお主の世界にもう一人転生者が入り込んでしまって」

 

「死活問題じゃねーかおい」

 

「まぁお主実際その転生者に気絶させられとるからここにいるんじゃが」

 

「現在進行形で問題発生中か」

 

「まぁその転生者なんじゃが実は別の派閥の神が送り込んだやつでの。ほらなんていうの?所謂俺様ハーレムが大好きな派閥?」

 

「なんつーか神様も案外俺達とレベルかわらねーのな」

 

「神様なんてそんなもんじゃよ。まぁ百聞は一見にしかずとも言うし、これを見てみんしゃい」

 

 そういうと虚空に映像が浮かび上がり、そこには俺と鵺、そして謎の少年Xが映っていた

 

「そいつが転生者?」

 

 銀髪で褐色の肌、全身に金色の鎧を纏っているその少年。どっちかに統一しろよと言いたい衝動を押さえ込み映像を見ることに

 

「Yes コイツがまた厄介な能力を持ち込んでくれおっての」

 

「はー、見た目からすると王の財宝とか無限の剣製とか?」

 

「あとそれと幻想殺しじゃの」

 

「上条さん全く関係ないんじゃないかな、そこはせめて型月で統一しとこうよ」

 

「まぁ映像を見ればわかる通り、幻想殺しでお主のトンファー流ももう片方の特典も打ち消されるし。無限の剣製の中に連れ込まれるは。見てみんしゃいお主のこの顔。もの凄く馬鹿面しとるじゃろ?」

 

「俺の顔より醜く腫れ上がれろぉ」

 

「グーで顔を殴るのはやめて!」

 

 誰が顔面偏差値の話をしろと言った!このヴォケがぁ!

 

「まぁ序盤に相手にペースを乱されてしまったお主はそのまま気絶して現在ここにおるというわけじゃ」

 

「長い、三行で纏めろ」

 

「神様同士で喧嘩勃発

 向こうも転生者を送り込んできた

 お主撃沈←今ここ」

 

「おk把握」

 

 俺に落ち度がないことだけははっきりとわかった

 んで、何で俺がここに連れてこられたのかを改めて聞くとその転生者を止めて欲しいとのこと。まぁやりようによっては出来ないことはないかも知れんけど・・・・・・

 

「なんならお主の特典を交換するのもありじゃよ?」

 

「あー・・・・・・あ?」

 

「メルヘン☆チェンジ」

 

「ミミミンミミミンウーサミン」

 

「平常運転で安心しました」

 

「褒めるな何もでねぇぞ」

 

「話を戻すと特典の交換じゃな。本来は行わないことなんじゃが何せ相手側の転生者の特典が馬鹿げておるからの・・・・・・」

 

 え、そんなにふざけてんの?と聞いてみると確かにふざけていた。禁書の能力全てと王の財宝に無限の剣製、しかも幻想殺しは対象の異能を直ぐに消す事ができ、尚且つ自分の異能は消えないとかまじチート

 

「いやでも頑張ればいけっかもしれないけど・・・・・・時止めは・・・・・・駄目か。アカン未来が真っ暗や」

 

「だからこその特典交換じゃよ、何でもいいぞい」

 

 何でもいいのか・・・・・・。トンファー流はなんていうかそのあれだ、ノリで選んじゃったんだよな。実際あれは特典なしでも再現できるし・・・・・・

 その時神楽に電流が走るッ

 

「ふふふふふふ、決めたぞ神よ」

 

「おう、いつにもまして気持ち悪い喋り方」

 

「俺に無限の力を寄越せ!」

 

「ほほぅ、無限とな」

 

「あぁ、その力で全てを纏め上げて見せる!」

 

「面白い、この力を望んだのは貴様が始めてだよ・・・・・・」

 

 まじか、誰も思い浮かばない事にびっくりだよオラ

 

「よかろう、主の願いしかと叶えたり!神楽よその力を存分に楽しむが良い!」

 

 そう神様が告げると心の中から何かが消える感覚と、膨大な知識と共に新たな力が手に入ったのがわかった

 

「行くのだ神楽!わしの邪魔をする敵を消し飛ばせ!」

 

「お断りしますー!」

 

「ですよねー」

 

 ヒュッと俺の足元に例のごとくあなが空き落下するかと思ったが落下することはなく不思議に思っていたら

 

「ぎゅっ!」

 

 上から落下してきた巨大な何かに潰されて俺の意識は薄れていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「目を覚まさんか!神楽ぁ!」

 

 どんどんと横たわる男性の体を叩き続ける小さな少女、名前を鵺をいう。ある事件を切欠に神楽と知り合い、以後共に過ごし続けてきた家族とも言える存在が倒れ付している

 

「こりねーなー、俺が直々に手を下したんだから起きる訳がねーじゃん」

 

「五月蝿い黙れ、黙れぇ!」

 

 鵺が叫ぶと共に雷が銀髪の男に襲いかかるが

 

「ふん」

 

 男はソレに目も向けずただ其処に立っていた。にも関わらず鵺が放つ電撃は彼に当たる直前方向を変えてあらぬ場所へと向かっていく

 

「いい加減認めろよ、俺に勝てなかったそいつはもう死んでるの」

 

「嘘じゃ・・・・・・」

 

「嘘じゃねーよ、気絶してんだったら起きてるはずだろ」

 

「嘘じゃ・・・・・・!」

 

「其処に横たわってるのは只の肉塊なんだよ」

 

「黙れぇええええええええええええええ!!!」

 

 絶叫と共に雷が周囲を焼き尽くす!が、それでも少年には届かない

 

「めんどくさいめんどくさい、ひっじょーにめんどくさい。もういいよお前、俺のハーレムに加えてやろうと思ったけどいらないわ」

 

 気だるげに少年は呟くとポケットから一枚コインを取り出し此方に向ける

 

「超電磁砲って知ってるか?」

 

 瞬間彼の右手から鵺目掛けて認識できない速度の光が襲い掛かる!

 そのはずだった!

 

恋符「マスタースパーク」

 

 神楽の手から魔力による光の本流が放たれぶつかりあう!

 

「待たせたな」

 

 大塚○夫ボイスで話す彼は鵺がいつも見ていた神楽の姿であった

 

「・・・・・・神楽ぁ・・・・・・っ」

 

 ボスンと体当たりのように神楽の体に飛び込む鵺、その瞳には涙が溜まっていた

それを見て神楽は顔を歪め、奴に向けて叫ぶ

 

「俺のターン!」

 




次回、俺のターン

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。