女子寮、そこは百合の聖地
・・・・・・もちろん嘘です
エヴァちゃん撃沈
一向に起きる気配のない彼女を茶々丸に任せて俺はこれから自分が住むことになる女子寮の寮監室に向かうべく
スキマを広げた
「ゆっかりーん、元気してるー?」
「その呼び方が私の存在感が薄くなりそうだからやめてほしいのだけれど・・・・・・」
「呼び捨てで構わぬと申すか、なにげ恥ずかしいぞ」
「あら、貴方に羞恥心というものがあるとは驚きだわ」
クスクスと弱みを握ってやったぜと言わんばかりに笑い始めるBBA、BBA可愛いなおい
「今物凄く失礼なことを考えてないかしら?」
「いや何も考えてないですハイ」
考えるだけでもアウトか、恐ろしい
雑談を終わらせ女子寮前にスキマを繋げる
「あ、約束忘れてた」
勝負に勝ったら云々カンヌン、すっかり忘れていた
まぁいいや、次に出会った時にでも話そう
そう思いつつ女子寮に一歩前進したところで
「あー!あなたは森にいた変な人!」
「誰よネギ、知り合い?というか女子寮は男子禁制ですよ何してるんですか!」
ネギと・・・・・・アスナ?多分アスナ。ツインテじゃないからわかりにくいわ!と鉢合わせ
「変な人とは心外な・・・、俺には立派な名前があるんだぞ!」
「それじゃあ名前を教えてください!」
「だが断る!」
えーー!?とネギの叫び声が聞こえる。『だが断る』、言ってみたかったんだよねこの台詞!
しかし学園長、俺が寮監になること伝えてないのか。まったくもって嘆かわしい
「そこの少年少女、俺は今日からここの寮監としてお世話になるわけであるよ、よろしく頼もうじゃないか」
「嘘おっしゃい!男が寮監だなんて信じられるわけないでしょう!!」
「10歳が先生やってる現実を受け入れてるくせに!」
「ぐぬぬぬぬ・・・・・・」
アスナのぐぬぬ顔もいただきました。あとでエヴァちゃんのぐぬぬ顔も茶々丸さんに送ってもらおう
「落ち着けアスナ、そんな君にはこれを上げよう」
そう言いつつ俺はスマートな電話を取り出し例の写メを映し出す
「なによ・・・・・・っ!これはまさか・・・・・・っ!」
「そうそのまさかだよ、タカミチのぐぬぬ顔!欲しくないかい?」
「ようこそ麻帆良女子寮に、私は歓迎するは寮監さん」
「アスナさん!?」
唯一の仲間に裏切られたと言わんばかりに絶望するネギ先生、ショタ可愛い!委員長の気持ちが少しだけ・・・・・・やっぱわかんねぇわ
「そんなネギ君にはこれを上げよう」
言いながらポケットからサク○ドロップスを取り出す
「・・・・・・甘くて美味しいですぅ・・・・・・じゃなくてですね!」
ちっ、そのままスルーしてくれればいいものを
果てさて一体どうしたものか、このまま強引に女子寮突貫を仕掛けるべきか迷っていたところ
「やぁネギ君明日菜君、こんなところでどうしたんだい?」
「タカミチ!」「高畑先生!」
「いいところに来てくれたタカミチ、俺が安全な人間だと証明してくれ」
「タカミチ、この人が女子寮監っていうのは本当なの!?」
「彼が安全かどうかは別として本当だよ、寮監がいなかったからね、学園長が彼に任せることにしたんだ」
「安心したまえネギ君、僕は悪い人間じゃないよ、良い人間だよ」
ネギ先生から疑いの視線は消え去ることはできなかったがタカミチにまで言われては納得するしかなかったのだろう
渋々といった形で俺を認め、改めて自己紹介・・・・・・改めるもなにも自己紹介してねーな
「初めまして神楽悠斗です、女子寮監になりました」
「ネギ・スプリングフィールドです、よろしくお願いします」
ちなみにアスナは未だにぐぬぬ顔写メを見て悦に浸っているためスルー
無事に女子寮監に潜入もとい入寮を終わらせ、自室でくつろいでいると学園長から及びがかかった
「何ですか学園長いきなり呼び出すなんて」
「ひょ!?驚かさんでくれ、心臓が止まるかとおもったぞい・・・・・・」
呼び出しと同時に後ろから呼び出した人物が現れればそりゃ心臓も止まりそうになるか
でも私は謝らない!
「んで、要件とはなんぞや?」
「いや何、孫の木乃香を紹介しておこうと思っての」
「なぜにホワイ?」
俺の疑問が解消される前に学園長室の扉が軽くノックされる
「おじいちゃんはいるえ~」
のんびりとした声とともに大和撫子という単語がよく似合う、長い黒髪の少女が入ってきた
間違いない近衛木乃香だ、可愛い!
「いきなり用事ってなんやの?そろそろご飯の時間やったのに~・・・・・・?そちらはどちらさん?」
ほっぺを膨らませながら学園長に抗議している様子、可愛い!
「フォッフォッフォ「可愛い!」こちらはこれから女子寮の「可愛い!」寮監となる神楽「可愛い!」悠斗君じゃ」
スルースキル高いな学園長
「おー、アスナが騒いどったんはこのことかー。うちは近衛木乃香言います、よろしゅうな~」
にぱーという擬音が凄く似合う笑顔とともに自己紹介とともに俺の手を握ってくれる
ふっ、惚れたぜ・・・・・・。ちょろいな、俺!!
「木乃香も気に入ってくれたようじゃの、どうじゃ悠斗君、木乃香の婿にならんか?」
「ややわ~おじいちゃんってば」
ゴスンと金槌が振り下ろされ学園長の頭から血が吹き出す
--------ここまでテンプレ-------
「寮監室は女子寮を入ってすぐ右手にあるんじゃが、初めて入る君はわからんと思ってな」
「部屋ならタカミチに教えてもらいました」
「・・・・・・まじかの?」
「マジです」
気まずい空気が流れる、いやまさかそんなことで呼ばれるとは思ってなかった
「そや、悠斗君今日うちでご飯食べへん?歓迎会開いたるよー」
なんという・・・・・・っ なんという僥倖・・・・・・っ
木乃香の手料理・・・・・・っ 圧倒的至福・・・・・・っ
「お言葉に甘えよう、それじゃあ学園長料理が俺を待っているのでアリーヴェデルチ!」
「ふぉっふぉっふぉ元気があっていいのう」
「またな~おじいちゃん」
言いながら木乃香ちゃんの手を掴み走り出す
学園長室の外に出た瞬間すっごいビシビシ視線を感じる、多分せっちゃん辺りから
もうこれ殺意じゃんとか思いながら小さくスキマを開きゆかりんにちょっとしたお願い
するとあら不思議さっきまで感じていた視線が消えてしまいました
こうなりゃこっちのもんとゆっくり歩きながら軽い雑談
基本的に木乃香ちゃんからの質問ラッシュだったわけですがそこは割愛
特に何事もなく寮につき、木乃香ちゃんとアスナちゃんそれとネギ君の部屋にて空腹を満たそうと一喜一憂してたわけですが
四人はさすがに狭いということで料理を持ち寮監室にてプチ歓迎会、ネギ君とアスナちゃんの刺も取れたようなので良かった良かった
「たたたたた龍宮!?どうしてここにいる!?」
「それはこちらの台詞だよ刹那、いつの間に転移符なんて持っていたんだい」
「そんな高価なもの持ってるわけないじゃないか!というかここは自室か、どうしてここに!?あかん、このちゃんはどこや!!」
「落ち着け刹那、状況が飲み込めない」
「うちもよーわからへん・・・・・・何かに襟首を掴まれたと思ったら一瞬周りが目に囲まれた空間に包まれて、すぐにここに連れてこられたんよ」
「それはもしかしたらスキマ妖怪の仕業かもしれないね」
「あかんこのちゃんどこやの!!ハッ!まさかあの男の部屋にいるんじゃ・・・・・・このちゃーん!!!」
「聞いてないし・・・・・・まぁいいか」
その後刹那が戻ってきたのは日をまたいでからであったそうな