ビビッドジード・オペレーション   作:ユウナガ

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示現エンジン世界へようこそ

【OP GEEDの証】

 

リク「おはようレム」

 

レム「おはようございますリク」

 

僕は宮野リク、女神さんに転生してもらいウルトラマンに変身する力を得た。

 

そして今僕がいるのは星雲荘

 

僕の第2の家でもある

 

リク「レム、ちょっと外に行ってくる」

 

レム「分かりました。気をつけてください」

 

そしてエレベーターに乗り地下500mから地上に上がってきた

 

そこには広々とした島の光景があり、人々が豊かに暮らしていた

 

だが見たこともない建造物もあった

 

リク「レム、この世界はどうなってるの?」

 

レム「示現エンジンと呼ばれるエネルギーがこの世界の源で人々はそれを頼りに暮らしています」

 

リク「示現エンジンって何?」

 

レム「世界のエネルギーの95%を担う新エネルギー炉。作られたエネルギーは示現エネルギーと呼ばれ、ブルーアイランドから整流プラントを経由して宇宙空間の静止衛星などへ送られ、エナジーレインシステムによって世界中へ無線で供給されています」

 

リク「世界中のエネルギーを担っているんだ!すごいね」

 

???「えっへん!私のおじいちゃんが作ったんだよ!」

 

振り返ると赤い髪の女の子が妙な乗り物に乗っていた

 

リク「君は?」

 

あかね「私一色あかね。示現エンジンを開発したのは私のおじいちゃんなの」

 

リク「へぇ〜そうなんだ!あっ、僕は宮野リク。よろしくね」

 

あかね「うん!」

 

すると誰かがあかねに電話してきた

 

???「お姉ちゃん、朝ご飯できたよ」

 

あかね「は〜い」

 

そしてあかねは電話を切った

 

リク「今のは?」

 

あかね「私の妹なの。それじゃあ私行くね」

 

リク「うん、またねあかねちゃん」

 

あかね「またねリク君」

 

そうして二人は別れた

 

 

その後ランニングしているとある学校に視線がいき、そこにはあかねが鳥を助けようと木に登っていたが下を見ると怖くて震えていた

 

「あかねちゃん!」

 

リク「ジーっとしててもドーにもならねぇ!」

 

リクはそこに向かった

 

あかねは足を滑らせ落ちてしまう

 

あかね「うわあああ!!」

 

「あかねちゃん!」

 

しかしリクが彼らの横を一瞬通り過ぎあかねをお姫様抱っこの形で抱き止めた

 

あかね「っ!リク君・・・」

 

リク「大丈夫?あかねちゃん」

 

あかね「あっ、う、うん///」

 

あかねを下ろしてリクはジャンプして木の上に立ち、鳥さんを巣に帰した

 

リク「よっと!」

 

リクは飛び降り無事着地した

 

「わあああ!」

 

リク「あかねちゃん怪我とかない?」

 

あかね「う、うん。大丈夫///」

 

リク「それじゃあ僕はこれで、皆も頑張ってね」

 

そしてリクはランニングに戻った

 

あかね「・・・・・・」

 

あかねは去っていくリクをずっと見つめていた

 

「あかねちゃんもしかしてあの人に惚れた?」

 

あかね「えっ!?///」

 

「確かにあのお兄ちゃんかっこよかったもんな!」

 

あかね「ち、違うよ!///」

 

「嘘だ〜ずっと見つめていたくせに♪」

 

あかね「そ、そんなんじゃないから〜!!///」

 

リクはランニングを終え、星雲荘に戻った

 

その後

 

レム「ブルーアイランド付近で謎の生命体が出現しました」

 

レムはモニターに表示した

 

リク「あれは・・・っ!」

 

謎の生命体を見ていたリクは何かに気づいた

 

そこにはあかねとあかねの友達二葉あおいがいたのだ

 

リク「あかねちゃん!レム転送してくれ!」

 

レム「分かりました。転送を開始します」

 

リクはエレベーターで地上に向かった

 

 

 

リク「あれは!」

 

あかね「ファイナルオペレーション!!」

 

あかねがあおいと合体して青い姿になって巨大なハンマーで謎の生命体を倒し、合体が解除され元に戻った

 

???「邪魔された!?くっ!」

 

それを遠くから見ていた謎の少女が謎の生命体があかねたちに倒されたことに怒りを覚え、どこかに消え去った

 

 

そしてその戦いを謎の男も見ていた

 

???「ふっ、まだ余興は始まったばかりだ」

 

すると謎の男は禍々しいオーラを放って

 

???「ゴモラ!」

 

ゴモラ「ギシャオオオオオ!!!」

 

まず怪獣カプセルの一つゴモラカプセルを起動し装填ナックルにセットし

 

???「レッドキング!」

 

レッドキング「ギガオオオオ!!」

 

次にレッドキングカプセルを起動し装填ナックルにセットしてライザーを起動して

 

???「これでエンドマークだ!」

 

シリンダー部分が赤と黄色に光る

 

【フュージョンライズ!】

 

そして男はトリガーを引き、シリンダーが緑に変わり男は禍々しい闇の巨人ウルトラマンベリアルに変貌しゴモラとレッドキングを吸収して、凶悪な怪獣ベリアル融合獣スカルゴモラとなった

 

【ゴモラ!レッドキング!ウルトラマンベリアル!スカルゴモラ!】

 

スカルゴモラ「ギシャオオオオオ!!!」

 

ー管理局ー

 

紫条「あれは!?」

 

「か、怪獣が出現しました!」

 

管理局の人間はスカルゴモラの出現に驚きと恐怖を感じていた

 

 

リク「あれは!」

 

レム「あの怪獣の波動スペクトルを解析した結果古代怪獣ゴモラ、どくろ怪獣レッドキングの波動が検知されました」

 

リク「じゃああれはゴモラとレッドキングが混ざりあった感じの怪獣ってこと?」

 

レム「そういうことです」

 

そしてスカルゴモラはまっすぐあかねたちに向かっていた

 

リク「まずい!あかねちゃん達が!」

 

レム「やり方覚えていますね?」

 

リク「ああ!」

 

リクはジードライザーを手に取る

 

リク「ジーっとしててもドーにもならねぇ!」

 

リクはカプセルホルダーを開き、まず始まりの巨人初代ウルトラマンが描かれたウルトラマンカプセルを取り出し、起動するとウルトラマンがリクの右隣に現れ右腕を天に掲げ青色のエネルギーを溜める

 

リク「融合!」

 

ウルトラマン「シアッ!」

 

ウルトラマンカプセルを装填ナックルにセットして、

 

リク「アイゴー!」

 

ベリアル「ウエッ!」

 

次に悪のウルトラマン、ベリアルが描かれたベリアルカプセルを起動してリクの左隣にベリアルが現れ、右腕を天に掲げ紫のエネルギーを溜める

 

 

ベリアルカプセルを装填ナックルにセットしてジードライザーを起動させる

 

リク「ヒアウィーゴー!」

 

そしてウルトラカプセルをリードしてシリンダー部分が青と紫の色に光る

 

【フュージョンライズ!】

 

リク「決めるぜ!覚悟!はぁー!はぁっ!」

 

そしてリクはトリガーを引き、シリンダー部分の青と紫が赤に変わる

 

リク「ジーーーーーーーーーーーーード!」

 

【ウルトラマン!ウルトラマンベリアル!ウルトラマンジードプリミティブ!】

 

ジード「シアッ!」

 

そしてリクはウルトラマンとベリアルと融合し鋭い青い目をした巨人ウルトラマンジードへとフュージョンライズした

 

レム「フュージョンライズ成功しました」

 

あかね「何あれ!?」

 

紫条「巨人!?」

 

「何じゃありゃ!?」

 

あおい「あれは・・・」

 

誰もがジードの出現に驚いていた

 

ジード「行くぜ!」

 

BGM:プリミティブのテーマ

 

ジード「デアッ!」

 

ジードは突進しスカルゴモラを押そうとするが振り払われ

 

ジード「ウワッ!」

 

スカルゴモラのパンチで豪快に吹っ飛ばされた

 

ジード「エイヤッ!ハッ!ハアッ!」

 

スカルゴモラが迫り攻撃してくるが頭を抑え、蹴りを入れ、ドロップキックでスカルゴモラを攻撃するが

 

スカルゴモラ「ギシャオオオオオ!!!」

 

少ししか後退らず倒れたジードを踏み潰そうとするが前転で避け、立ち上がりファイティングポーズを構えるジード

 

ジード「ハアアッ!ハッ!」

 

ジードは蹴りを入れ、スカルゴモラの攻撃を避けるが、尻尾に攻撃され、1回転しながら倒れる

 

ジード「アアッ!ハッ!フッ!ウアアッ!グウッ!」

 

だがジードは諦めずスカルゴモラの攻撃を側転、バック転で避け、ジャンプしてスカルゴモラにしがみつくが振り落とされる

 

 

 

立ち上がったジードにスカルゴモラが角を突き刺し、スカル超振動波が放たれ、ジードは吹き飛ばされる

 

ジード「グアアッ!ウアアッ!」

 

そしてジードのカラータイマーが点滅を始めた

 

ジード「うっ、なんて破壊力だ」

 

レム「まもなく活動限界時間です。次に変身できるのはおよそ二時間後です」

 

ジード「分かってる!」

 

ジード「ダメだ!皆が危ない!今何とかしないと」

 

レム「光子エネルギーを放射しますか?」

 

ジード「分かった。今朝やったあれだな?よし!」

 

BGM:GEEDの証

 

ジードは立ち上がり飛翔しスカルゴモラの前にブルーアイランドを守るように立った

 

あかね「巨人さん!?」

 

あおい「あ・・・」

 

スカルゴモラはスカル超振動波で突進してくる

 

ジード「ハッ!フッ!ハアアアアアアアアアア!!!」

 

ジードは両腕にエネルギーを溜め凄まじいエネルギーが溢れる

 

そしてエネルギーが溜まりそして腕を十字に組んで放つ

 

ジード「レッキングバーストォォォ!!」

 

レッキングバーストが放たれ凄まじい威力の光線がスカルゴモラを一撃で倒した

 

「おおおおおお!!」

 

紫条「勝った・・・」

 

あかね&あおい「ありがとう。巨人さん」

 

するとあかねとあおいの胸が光り、光の玉がジードに向かっていく

 

そしてその光の玉がジードのカラータイマーに入り、リクのカプセルホルダーに入った

 

リクは不思議に思いながらホルダーを開けてエネルギーが入ったカプセルを見てみると

 

レオ「イヤァ!」

 

セブン「ダァーッ!」

 

白紙だったカプセルにウルトラマンレオの姿が描かれたカプセルとウルトラセブンが描かれたカプセルになった

 

リク「これはウルトラマンレオにウルトラセブン!?」

 

レム「はい、先ほどの彼女たちの光の玉がカプセルに入りレオカプセル、セブンカプセルが起動しました」

 

リク「レム、あかねちゃんたちから現れたあの光はやっぱり」

 

レム「リトルスターで間違いありません。ですがこの世界のリトルスターはウルトラマンに祈りを捧げた時に発現しリクに譲渡されるようです」

 

リク「そっか」

 

あかね「巨人さーん!」

 

あおい「ありがとうございましたー!」

 

ジード「シュワッチ!」

 

ジードは頷き空高く飛翔した

 

スカルゴモラにフュージョンライズしていた謎の男はオーバーヒートしたゴモラカプセルとレッドキングカプセルを拾う

 

???「オーバーヒートか。だが目的は果たした。必要なカプセルは・・・あと4つ」

 

この男の目的とは一体?

 

 

 

リク「・・・・・・」

 

翌日リクが散歩がてら歩いていると

 

???「はっ!はぁっ!」

 

素振りをしている少女を見かけた

 

リク「素振りをしているんだ」

 

???「っ!曲者!」

 

リク「えっ!?」

 

すると少女がリクに気付きいきなり攻撃を仕掛けてきた

 

だがリクはそれを難なく避けた

 

???「(避けられた!?天元理心流が)」

 

リク「ちょっと待って!」

 

???「だが今度は逃がさない!」

 

リク「えっ!?」

 

???「天元理心流奥義!」

 

だがリクはそれを指2本を挟んで止めた

 

???「なっ!?」

 

リク「だから僕は怪しい者じゃないって!」

 

そして事情を説明した

 

???「ごめんなさい!」

 

リク「いやいや別に気にしなくていいよ。それより君はどこか怪我とかしてない?大丈夫?」

 

???「ああ、大丈夫だ」

 

リク「僕は宮野リク。君は?」

 

わかば「私は三枝わかば。天元理心流の娘だ。よろしく」

 

リク「こっちこそよろしく」

 

そしてリクと若葉は握手した

 

リク「それじゃあ僕はもう行くよ。ごめんね大切な練習の時間を邪魔しちゃって」

 

わかば「いや、私の方こそ・・・また会えるかな?」

 

リク「うん、また近いうちに会えるよ」

 

そしてリクは去っていった

 

わかば「・・・・・・」

 

わかばは去っていくリクをずっと見つめていた

 

TO BE CONTINUED

 

【ED キボウノカケラ】

 

次回予告

 

あかねちゃんとそのお友達あおいちゃんと同じ学校に行くことになった僕はそこでわかばちゃんと再会することになった。でもわかばちゃんがあかねちゃんに果たし状を送り込んできた。一体どうなるんだろう?

 

次回 本当の強さ

 

燃やすぜ!勇気!


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