東方十能力   作:nite

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少し説明多いです。












三話 関係しかない

霊夢に連れられて座布団に座る。

凄い緊張感が張り詰める中、霊夢が話し出すのを待つ。

 

「貴方の能力について紫に聞いたわ」

「そうなのか」

 

あまり話してほしくはないのだが…まあ紫が信頼している相手なのだろう。問題はないと思う。

 

「戦いの最中も解説を聞いてきたのだけど、今私が分かっているのは、輝剣・結界・風・魔術の四つよ。紫が言うには他にも六つもあるらしいじゃない。それらを教えてくれはしないかしら」

 

いきなり核心をついた質問をされた。

確かにこの能力は強力である。四つだけでも攻撃も防御も出来るし魔法を扱う事も空を飛ぶことも出来る。しかし他にも六つあると言われると気になるのはしょうがない。 しかし…

 

「すまないがあまり手の内を明かす事はしたくないんだ」

「それは分かっているのだけど、やっぱり知りたいじゃない。それでも駄目かしら?」

 

霊夢の顔が曇る。それもそうだ、紫に話を聞いたら霊夢は今のこの地を安定させてきたのは霊夢の先代である博麗神社の巫女らしいし、霊夢もその仕事を受け継いでいる。それに、異変と呼ばれる事件が起こった時もその解決をするのは博麗の巫女らしい。

つまり、外の世界で言うところの警察と似たような立場にあたるのだ。警察が怪しい人物を警戒しておくのと同じ様に霊夢も今からここに住む俺を警戒しているのだ。

だからこそ俺は今要注意人物となっているのかもしれない。

しかも、俺は魔理沙を倒した。魔理沙は幻想郷では知らない奴はいないぐらいの実力者らしい。そんな人を俺は初見で倒してしまったのだ。警戒するのも当然である。

しかし、先程言った通り手の内を全て明かす事は出来るだけ控えたいのも事実。そこで俺は少しだけ明かす事にした。

 

「分かった。教えることにしよう」

「それなら…」

 

霊夢が少し前に出た。

だが次の俺の一言で霊夢は苦い顔をする。

 

「でも全ては明かせないんだ自己防衛の為にもな」

「っ、まあしょうがないわね。分かったわ」

「よし。じゃあ先ずは…」

 

話そうとしたら突如横から物音がする。どうやら魔理沙が起きたようである。随分と回復が早いな。

隣で看病していた人魔力を感じるから彼女も魔女だろうかが止めようとしている。

 

「無理しちゃダメよ魔理沙。貴方弾幕に被弾して落ちたんだから」

「何?そうだっけ?……そうか思い出したぞ!やい、定晴もう一回勝負だ!次は負けないぞ!」

「ちょっと魔理沙。今いいところだったのに!」

 

なんかまた言い合いが始まった。それを見て紫、藍と共に苦笑いをする。

二人からすればこれもいつもの光景なのだろう。

 

「なあ、そういえば定晴とババア紫は仲が良いのか?」

「確かにそれも気になるわね。というか先に皆自己紹介しない?多分初めての人ばかりだろうし。」

 

霊夢が言った一言で俺達は自己紹介し合う事になった。

 

魔理沙

「私は普通の魔法使いの霧雨魔理沙だぜ!私の十八番の技をかわした定晴に興味津々だぜ!」

 

普通の魔法使いとはなんなんだろうか。突っ込んだら負けだろうか。それにしてもあのビームは凄かった。もろに喰らったら人溜まりも無いだろう。

火力という面では相当な強さを持っているのは戦っている中でも分かった。

 

霊夢

「私は博麗の巫女の博麗霊夢よ。私も貴方の能力がとても気になっているわ」

 

まあそうだろう。魔理沙に途中で邪魔されたのだから。

霊夢は自己紹介中もどこか警戒しているように思える。俺自身霊力量や魔力量が多いから警戒されているのはなれている。

 

アリス

「私はアリス・マーガトロイドよ。私は魔理沙と違ってれっきとした魔法使いよ。幻想郷の人から見れば元は魔界人になるのかしら。人間ではあるのだけどね」

 

…魔界か。少し気になる場所ではあるが行き方が全く分からない。なんとなく魔物みたいなのがうじゃうじゃいるようなイメージが…いや、幻想郷も妖怪がうじゃうじゃいるしあまり大差はなさそうだ。

 

「私は八雲藍だ。今は紫様の式神をしている。種族は九尾の狐だよ」

 

紫は式神を取っているなんてさっき藍に言われて初めて知ったのだが。それにしても九尾を式神にするだなんて紫はやはり凄い妖怪であることを認識しなくてはならないだろう。

 

「私は八雲紫よ。定晴とは友人関係よ。唯一無二のスキマ妖怪で、幻想郷の管理人として周囲には通しているわ」

 

やっぱりそんな感じに自己紹介をするんだな。にしても自分で唯一無二とか少しイタイと思う。悪いとは言わないがどうも紫の性格からすれば変な感じがするのは俺だけだろうか。

 

定晴

「俺は堀内定晴、普通の人間だ。フツウノニンゲンハソンナチカラモッテナイんん、とりあえず宜しく」

 

少し邪魔も入ったが俺の紹介はこれくらいでいいだろう。

取り敢えずここにいる人達は全員紹介し終えたはずだ。

 

「さて、俺で終わりだな。で、俺の能力についてなんだが…」

 

 

そして俺は能力について話しだした。

 

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