ウマ娘 スーパージョッキー   作:グリグリハンマー

2 / 4
 やっぱり実名使うのはまずいと感想でも言われたので消しときました。大丈夫かなあ消されないかなあ。
 後、作者は競馬好きですが知識は持ち合わせていません。質問等ございましても、答えられないことも出てくるかと思います。


2.ウマ娘とは何ぞやねん

 この世界ではサラブレッドという存在はいないようだ。その代わりにウマ娘という馬を擬人化したような女の子達がいる。どう見てもアイドルやってそうな服着てるけど、レースが始まったらどの娘もすげー真剣に走ってた。

 で、レースの1~3着のウマ娘達で、ウイニングランならぬウイニングライブを行うらしい。いや、2着と3着は負けてるんだからウイニングじゃないじゃん。しかもこれ同着とかだったらどうすんだよ。

 でもレースは俺が元いた世界と同じ内容で、行われる時期も一緒のようだ。

 年齢とかそういうのはバラバラみたいだけど。だってシンボリルドルフとスペシャルウィークとか、元いた世界じゃ10以上歳が離れてるのに、ウマ娘だったら殆ど変わらないくらいの歳の差だし。

 それで日本一を決めるのに、「トゥインクル・シリーズ」とかいうレースに出るらしい。トゥインクルって何ぞやねん、大井競馬場のナイトレースじゃあるまいし。馬にもトゥインクルって馬いたけどさ。

 

 まあ、元いた世界とはあれこれ変わってることが多いけど、これはこれで目指すものは多そうだ。

 無事に学校を卒業し、トレーナー課程やら研修やらを終えて、俺はトレセン学園のトレーナーとして配属された。競馬知識はあっても、学力は中学で止まっているので、勉強するのが大変だった。平たく言えばバカなんですよ、俺。

 見習いとは言え、トレーナーはトレーナー。俺は早速自分が受け持つチーム「アルタイル」のメンバーに会いに行くことにした。

 チーム「アルタイル」は結成されて間もないチームで、他と比べても大体中の上といったところらしい。まあ俺からすれば、チームの度合いはどちらでもいいので、どんなウマ娘がいるのかが気になるところ。

 

「あなたが新しく配属されたトレーナーですね。私はアドマイヤムーンと申します。宜しくお願い致します」

「どもー、スリープレスナイトって言いますー……あふぅ……宜しくですー……ふわぁ」

「期待してるぜトレーナー! 私はディープスカイだ、宜しくな!」

「ブエナビスタと言います! トレーナーさん、宜しくお願いします!」

 

 はぇー……みんなGIホースばっかりじゃん。これだけ集まっても「リギル」や「スピカ」ってチームに敵わないってことは、その2チームにはもっと強くたくさんのウマ娘がいるってことなんだろう。

「俺は鶴崎忍。呼び方はテキトーに何でもいいよ。堅苦しいのは好きじゃないから、敬語も無くていい。これから宜しく」

 無難に自己紹介を済ませ、恐らくこのチームのリーダー的存在であるアドマイヤムーンから、チーム「アルタイル」についてご教授いただく。

 

「前任者が急な転勤となってしまいまして、後任の方がなかなか決まらなかったのですが、こうして配属になっていただいてほっとしております」

「そんな人手不足なのここ……というか敬語じゃなくても良いんだよ?」

「いいえ、私のトレーナーですもの。敬意を持ってお話させていただきますわ。ですが、その敬意に見合う御方でないと判断した次第、それ相応の対応を致しますので……」

 え、怖いよこの娘。おしとやかで凄い良い娘かと思ったらめちゃくちゃ怖いよ。

「お、おう……そうならないように頑張ります……」

 俺が敬語になっちゃったよ。

 

「チームの事情はこんなところでしょうか。トレーナーさん、何かご質問はございますか?」

「来たばかりだからなあ、質問したい内容が分からない。少しずつ慣れていくことにするよ」

「分かりました。それではトレーニングの方針を決めていただけますか?」

 前世での調教師時代、その時の俺の方針は、本番を見据えてのレースは基本的に緩め調教だった。だからといってGI出走時でもスパルタ調教は殆どすることはなく、強めの調教を長めのスパンで行うことが多かった。

 もちろん、馬主から渾身の仕上げを依頼された時は、スパルタ調教も行っていたが、そういった依頼が無ければ、俺は「無事是名馬(ぶじこれめいば)」をモットーに掲げる調教師だった。

 

 つまり、前任のトレーナーが決めた、メンバーそれぞれの次走によって、俺のトレーニングの方針は変わるということだ。

 ……未だにこのトレーニングって言い方が慣れない。調教って言いそうになる……。

 

「その前に、全員の次走を聞いていいか?」

「はい。2月の京都記念を予定しております」

 と、ムーン。

「えっとー3月の500万下ですー……あふぅ」

 と、スリープ。

「私は4月の大阪杯だ」

 と、スカイ。

「私はまだデビューが決まっていません……」

 と、ブエナ。

 やっぱり時代が違っているな。ムーンとスカイが一緒に走ることは無かったが、この世界ではそれが有り得る。これは夢の共演がたくさん見られそうだ。

「ムーン、君は2月に入るまでは自主トレに励むこと。ただし1日1時間まで、週に3日以上休むこと。2月から本格的に身体を絞っていく」

「に、2月から? それで間に合うんですか?」

「ああ、間に合う。次にスリープ、2月から少しずつトレーニングの量を増やしていく。いきなり激しいトレーニングをすると、身体に負担がかかるからな」

「ふわぁ……分かりましたー」

「スカイは今のうちに目一杯リフレッシュしとけ。2月は軽めに、3月からは強めにトレーニングをしていく」

「おっしゃあ! 休みだあ!」

「ブエナは、後で今までやってきたトレーニングの内容を教えてくれ」

「はい!」

 さてさて、元いた世界通りにはいかないだろうし、どんなレースになるのか、どんなレースを見せてくれるのか今から楽しみだ。

 長らく、こんな風に楽しむことを忘れていたような気がする。競馬とはまた違うんだろうけど、やっぱり好きだからこの業界に入ったんだし、楽しまなきゃ損なんだよな。

 しかもこの世界だと、見た目めちゃくちゃ美少女な娘ばっかりだから、目の保養って意味でも最高。男社会だとむさ苦しいったらありゃしない。

 

「トレーナーさん……顔が怖いです」

「あ、ごめん……」




 酷い内容でも続けていきます。時間有る限り!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。