転生完了~って、えっ⁉転生先ってインフィニットストラトスじゃなかったっけ?! 作:如月 霊
第一話 転生完了~って、あれ?…あのクソ女神ィィィ!!!!!!
やぁ、久しぶりだね。アテネに間違って殺された矢矧長門だよ。
ん?今どこにいるかって?それがさ…
昭和の軍事施設の前みたいなんだよねぇ~
僕の転生先ってインフィニットストラトスじゃなかったっけ?!ここどう見ても昭和の海軍施設前だよ?!
長門が混乱して頭を抱えて居ると空から一通の手紙が落ちてきた。
「なんだこれ」
『拝啓 千夏君。ごめんね~またミスって転生場所間違えちゃった。君が転生したのは第二次世界大戦前の大日本帝国だよ~それにそこは呉鎮守府だから。取り敢えずガンバ!そっちでまた時を見計らってインフィニットストラトスの世界に転生させるから大丈夫だよ!歴史改変してもいいからね。
p.s.転生してからの名前は夜月雫だから間違えないでね~』
(゜ロ゜)?ハ?
雫は手紙をみて一瞬固まったが、直ぐに怒りがこみ上げて来て大声で叫んだ。
「あんのクソ女神ィィィ!!!!!!」
叫び終わると雫は疲れはてて愚痴を呟いた。
「マジかー」
「海軍にでも入るか…」
そう言うと雫は目の前にあった呉鎮守府に入っていった。
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あれから1年半後、雫は兵学校を主席という位で卒業して島風型駆逐艦『島風』を旗艦とした初春型駆逐艦『夕暮』『若葉』、朝潮型駆逐『朝潮』『山雲』を配下に置く第二十八駆逐隊の艦隊司令兼島風艦長に少佐として着任していた。
そして今、雫のいる第ニ十八駆逐隊は所属している横須賀鎮守府からラバウル航空隊基地に天皇陛下が乗艦している戦艦『長門』を護衛しながら太平洋を航海していた。
何も起こらないことで暇をもて余していた雫は、側にいた副艦長の高瀬新輝(たかせ しんき)大尉に話しかけた。
「なぁ、副長」
「何ですか、夜月艦長」
「いやさ、何も起こらないな~って思ってさ」
「ですね。けどだからこそ気を引き締めなければいけませんよ?艦長?」
雫は気楽にしようと思って言ったことばを高瀬大尉に正論を返されてガックリと肩を落とした。
「だいたい天皇陛下の護衛なんですからね」
「と言うかなんで今時になってラバウルに天皇陛下が行くんだ?」
雫の質問に高瀬大尉は悩みながらも答えた。
「ラバウルの士気を上げるためらしいですよ~」
それを聞いて直ぐに雫の脳内に雷が走った。
「対潜ソナー感度最大!探知初め‼」
「か、艦長?!」
急な指事に驚いていた高瀬大尉を横に通信要員から
「対潜ソナーに反応‼数6!深度57m地点から速度25ノットで左舷より接近中‼」
と報告が上がったのだった。