転生完了~って、えっ⁉転生先ってインフィニットストラトスじゃなかったっけ?!   作:如月 霊

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第十七話 雫、IS世界に現れたり

「転生完了したかな…って、え⁉」

 

雫が次に目を覚ますとそこは雫が大日本帝国、ハイスクール・フリートを戦い抜いた土佐の第一艦橋だった。すると横から声をかけられ、声の方向を向く。

 

「夜月艦長、やっと起きましたか?」

 

「伊川か…」

 

するとそこには第二次世界大戦、ハイスクール・フリートの世界を共に戦った航空戦艦土佐副艦長、伊川偲中佐が立っていた。

 

「お久しぶりですね。夜月艦長」

 

「俺はIS世界に来た…んだよな?」

 

艦橋に居たことでちゃんと転生しているのか不思議に思った雫は伊川副艦長に解く。

 

「ええ、そうですよ。“我々”はちゃんと転生してますよ」

 

そうか、転生出来たのか…ん?今聞き捨てならない事を聞いた気がする

 

「伊川中佐。まさかとは思うが我々とはこの艦だけだよな?」

 

「それはですね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旭日艦隊の全艦艇、全乗組員です」

 

 

「な、何だと⁉」

 

それを聞いた雫はすぐに艦長席から立ち上がり艦橋の窓から左右の海を見た、するとそこには第二次世界大戦で雫が率いていた旭日艦隊の全艦艇が浮かんでいた。

雫はハイスクール・フリートの世界に行った時と同じで土佐の乗組員のみ居るものだと思っていたのだ。しばらくそのままでいたが雫は艦長席に再び座ると旭日艦隊の現在状況を副艦長に聞いた。

 

「伊川副艦長、本艦隊の現在状況は」

 

「はい。本艦隊は現在神津島沖を横浜に向け進んでいます」

 

「また、ISが加賀と赤城に15機ずつ、信濃に21機、そして本艦に量産機30機と艦長の専用機2機搭載されています」

 

「2機?そんなにあるのか?」

 

そう思い付いた疑問を声にだした。

 

「えっ?アテナ様から聞いてないんですか?艦長が言ってた機体と土佐の艤装型ISを送ったってことらしいですよ」

 

「そ、そうか…」

 

そう言うと雫は唖然となっていた。そしてが黙り込んでからしばらくすると観測係から報告が上がった。

 

「艦長!レーダーに接近する不明機あり!距離2000!」

 

「…接近する不明機、だと?」

 

観測係からその内容を聞いた雫はISだろうと仮説を立て艦の指揮を執り出した。

 

「全艦隊に通達!第二種戦闘用意!各砲塔に砲弾装填、別命があるまで待機。それから偵察部隊の川木小隊を出すぞ!対空戦闘用意ッ!」

 

「了解、総員戦闘配置!対水上戦闘用意!偵察機川木小隊発艦!」

 

「各空母にISの発艦準備、待機させるように伝えろ‼」

 

副艦長の指揮と共に先程まで和やかだった艦の空気は一転した。それから数分後…

 

「不明機!進路変更確認出来ず、本艦に向け以前接近中!」

 

そして雫は観測係に所属不明機が射程に入るまでの時間を聞いた。

 

「不明機が本艦の射程圏内に入るのは後何分後だ?」

 

「あと3分ちょっとって所ですね」

 

射程圏内に入るまでの時間を聞いてすぐに偵察に出ていた川木小隊から通信が入った。

 

『不明機、敵対行動確認出来ズ。指示ヲ求ム』

 

「よし、川木機に打電『不明機ヲ引率シ、艦隊ヘ帰還セヨ』」

 

そう打たせると直ぐに川木機から『了解』と打電が入った。

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