23.GS資格取得に向けて
ぷっつん式神使いのお嬢さんとの合同任務は、神経を使い過ぎてすり減りました。
オカルト案件ということで、霊能者とドライバーという役割分担のもと仕事を
進めていくつもりですが、結局は僕が解決しているようなものです。
いっそ、その分の金もくれと言いたいところ・・・・・・
でも、これも契約なので致し方なしと思いますが、こんなことなら
最初から全て自分でこなしたほうが、むしろ楽で安全な気がしてきました。
それもこれも、僕がGS免許をもっていないから、こういうことになるんです。
いや、オカルト案件をすべて断れば解決と、かなり思わないでもないです。
ただそうすると、あのぷっつん娘が家まで来そうなんですよねぇ・・・・・・
対応を間違えて自宅が壊滅とか笑うに笑えません。
その後、六道家の保証のために家とか用意されたら、あれ?これ社宅じゃね?とか
六道家に泊めていただいて、しばらく生活しようものなら、事実婚とか、
そうなる可能性がある時点で、全てお断りするのも辛いのです。
その点、僕がGS免許を取得すれば、すべて業務委託をしていただければ
一人で解決することも可能です。
もちろん、この業界では駆け出しの見習いですから、除霊の経験なんて数える程です。
アドバイスは欲しいところなので、現場にいかず、安全な後方でリスクアセスメントをして
危険の洗い出しを事前に行えば、いきなり現場に放り込まれるよりも
だいぶ安全も確保できるでしょう。
というか、ぷっつん式神使いと現場に行くほうが命の危険を感じるのは
何故なんでしょうかね?
あのお嬢さんは霊能の大家のはずなんですが・・・・・・
さて、GS免許の取得にあたり、忠夫君にも聞いてみました。
どこに、どうやって応募すればいいのか?
そうしたら、美神さんが全て手続きをしてくれたので、さっぱりわからんとのこと
仕方ありません。たしかGS協会が試験の監督をしているはずなので
応募要項を取り寄せて確認してみましょう。
数日して、応募要項と応募用紙が届いたので、さっそく確認していきましょう。
原作を読んだときと試験内容は変わらないようですね。
通称、GS資格、正式名称は対心霊現象特殊作業資格という名称で
一度の資格試験で合格定員は32名、もっと合格枠を増やせばいいのにと思いますが
どうやら、この免許証事態に絡繰りがあるようで、グロい話ですが
万が一、悪霊に食われ遺体も残らないような状況でも、現場にはこの免許証だけは
ほぼ残っているそうなんです。
それは、この免許証には極めて強い神秘が宿っているかららしく、この免許証の
製作がどう頑張っても、半年で30枚前後しか作れないからという噂です。
本当かどうかわかりませんが、法令を見る限り、除霊作業中では特に指定が無い限り
常時免許証の携帯義務が課せられているあたり、信憑性を感じてしまいますね。
他にも、細々とありますが大きなところでは
警察官、消防士、災害救助に派遣されている自衛官などに対し
心霊現象に関し国民に生命の危機がある場合のみ、避難誘導等の措置を依頼できることや。
霊銃、霊刀等の使用に限り銃刀法に関する物も大幅に免除されるそうです。
まぁ弾丸の弾頭が精霊石を使う場合が多いので弾丸が高すぎてそう簡単に所持できないと思いますけどね。
試験内容ですが、1次試験は霊波測定でここで応募人数が128名まで絞られ
2次試験からの対戦形式のトーナメントで合格を決めるという、割と脳筋は資格ですね。
良くわからない物に対応するために、実力が有る者に資格を与えるという理念はわかりますが、
流石に脳筋過ぎな気がしますね。
関連法令とかは資格授与後に講習会があり、そこで勉強するようです。
さて、ささっと応募用紙に記入してしまいましょう。
この手のものは面倒がって後でやろうとすると大概余計に面倒になるものなのです。
なになに、氏名、年齢、現住所とまぁこの辺りは普通ですね。
え?所属事務所?どこにも所属していなんですが、空白では駄目なんですかね?
応募用紙の記入例を見ても、書いてあります。
あ、注2と書いてありますね。えぇっと注2の項目はと・・・・・・
これは困りました。このオカルト業界は古くからの名残も有り、徒弟制度を採用しています。
まぁ確かに、免許取り立ての新人が除霊に行くよりは、師匠同伴のほうが依頼者も安心できるでしょう。
そして見習い時代は所謂、仮免許という扱いで本免許の取得は悪霊100体を除霊しなければいけないようです。
この時所属している事務所が、見習いの監督業務が課せられます。
また、見習いが失敗した場合の保証を所属事務所が行うので、必ずどこかに
所属する必要があるみたいです。
ブラックな事務所だと、いつまで経っても本免許を発行してくれないとか有るそうです。
それも、業界内では問題になっているようですね。
話が逸れてしまいましたが、所属事務所ですか、困りましたねぇ・・・・・・
えっと、妙神山所属じゃ駄目ですかね?
GS免許取得について、動き出しました。
なるべく間を開けずに書いていきたいと思います。