GS美神の世界でサバイバル   作:京太郎

28 / 35
前回何故、横島優を妙神山所属にしなかったのか、いくつか理由があります。
1.神族が下界に除霊事務所を開設するのか

GS美神の作中では神族と魔族はハルマゲドンを回避するため、デタント状態にある。
神社仏閣は別として、神族が公式に人間界に拠点を有しても良いのか
まじめな神族である小竜姫がデタントを破る可能性があることをするのか疑問がある
メドーサなどは非公式に白龍会などを拠点として持っていたようだが・・・

2.監督者となる小竜姫がGS資格を有しているか

GS資格というだけあり、見習いGSを管理監督するのは、GS資格を有する者
だと考えている。(美神、横島忠夫の関係)
おそらく、小竜姫はGS資格を所持していない。

3.損害補償金を担保できるのか

見習いGSが失敗をして、損害を発生させた場合の保証金を負担できるのか
美神がへまをしたら私も責任を負うというセリフがあり、だいたいの場合は
金銭での補償となると思われる。
妙神山には小判はあるが、現在の日本円の用意に時間がかかると考えられる。

4.GS協会に加入しているのか

割と偏った私見ですが、協会に加入しているかどうか
〇〇協会という会員費を徴収し、年に何度か業界紙を発行する。そしてこの協会にはいって
いないと認定を与えませんという縄張りのようなものが、どことはいいませんが
実際にかなりあります。
そのため、協会に加入していないであろう、妙神山は認可されないと考える。

いろいろと書きましたが、最強戦力の一角である、妙神山が出張ってくると
下界で事案が発生した場合、妙神山だけで片がついてしまい、物語が膨らまない
というのも大きな理由です。


さて、ここからはNGシーンです。


小竜姫様にご許可を頂き、意気揚々とGS資格受験申込書を持参して、GS協会に赴いた。

GS協会の会館に入ると、そこにはタバコを吸い、だらしのない恰好で
スポーツ新聞を読んでいるおじさんがいた。

霊視をするまでもなく、そのオーラは澱んでおり、まともに霊能を発揮できるとは
とうてい思える人物ではない。
しかし、気を取り直してGS資格受験申込書を提出した。

とても、面倒で嫌そうな顔をしながら、確認を始めたが、記入の不備を見つけたのだろう
何がそこまで嬉しいのか分からないが、不認可の印をドンと押し付け、申込書を
突き返してきた。これでまた書き直しだ・・・・・・

不認可の理由もわからず、突き返されても、直しようがない
どこが悪いのか聞いている。

「記入の不備があるようですが、ご指摘をいただきたい」

「生意気な聞き方をするガキだな、お前の書いた所属事務所だ。
そんな事務所は協会には登録されていない」

「神族が運営しておられる、修行場で小竜姫という一柱が管理人をしており
その片を師と仰ぎ、認めていただいております。そこら辺の事務所より
よほど由緒正しいと考えますが」

「GS協会とはすべてのGSを正しく管理下に置き、運用する組織だ。
そもそも、神がGS資格をもっているのか
神の気まぐれに付き合う必要を感じられん」

この科学万能なこの時代に、神にすがる必要もなく
悪霊や心霊現象など、精神が病んでいるだけだと言い切られ

下世話な話だが、その神は金を払えるのかと

尊敬をしている小竜姫様を虚仮にされ、GSなど糞くらえだと思った瞬間
背後から声がかかる。

「では~六道所属なら問題はないのでしょう~六道財閥はGS協会に対して
多大な貢献をしているわ~
試験申込書は後日~六道から送るわ~」

そういうだけ言って、僕の腕をひっぱりこの場から離れたが
去り際にチッという舌打ちが聞こえた。本当に嫌な奴だ。




嫌なことがあったことも忘れた位、日が経ったある日、用事があり
GS協会に行くことがあった。またあの嫌な奴があるのだろうと、若干気を落として向かうと、今度は愛想の好い女性が受付に立っていた。

六道に戻り、冥奈さんにあの時の感じの悪い受付がいなくなっていたと話すと

「あら~そうなのそうなっていると~思ったわ~
あの御方は~普段は滅多に障る御方ではないのだけど~
貴方のことを~特に気にかけているわ~
その加護はとても強くて~まるで寵愛をうけているような~
そんな貴方のことを~理由もなくけなしたとなれば~

一生、彼には陽が当たることは無いでしょうね。

日の当たらぬ人生~日陰者という慣用句があるけど~

光が当たらないということは~光の反射がないということ~
何をしても人に認められないし~そもそも認識されなくなってしまうわ~
人間社会にいるのに~誰も返事もしてくれず~真の孤独を味わうことになるわ~
まともな~精神でいられるかしら~

年間どれだけの人数が~行方不明になっていると~思うかしら~
勿論~犯罪にまきこまれた等あると思うわ~
でも~確実に神隠しと呼ばれ~忽然と姿を認識できなくなる人もいるわ~

優君、貴方は本当に愛されているわね。

神に親しみを持つなとは~いわないわ~
ただどんな時でも、畏敬の念を持ち続けなさい~

日本の~神様は恵をもたらすことも~災いをおこすことも両方あるの~
和魂も荒魂も本質的には同じ神なのよ~
そして人間には~理解できない価値観を持っているものよ~

GSもそう、あの世とこの世を繋ぐ者として常に中道でありなさい。
とても難しいことだけど、どちらかに加担すれば必ずいつか報いをうけるわ。

さて~おばさんの講義は終了よ~
今日のケーキは何かしら~」

冥奈さんが途轍もなく大きく、そして怖く感じた
これも冥奈さんの一面なんだろう、お辞儀をして部屋を退出する。


~冥奈SIDE~

さて、余計なちょっかいを出してこないか調べさせたけど
どうやら、逆恨みで目に余るようなことを、仕出かそうとしていたようね。
それが御方の逆鱗に触れたみたいね~

優君は無事なことだし、もう見ることもなさそうね。
そう思った瞬間には彼のことを思い出せなくなった。

あら?これは誰だったかしら~
思い出せないわ~年は取りたくないものね~

フミさん、個人情報のようだから~しっかりシュレッダーにかけておいてね~



26.GS試験に向けて

僕の覚えているオカルトの知識は陰陽術を始め神道系のものが多く

そして、知っている内容がとても古い。

 

最近の神通棍などの霊具は勿論無い時代の知識なので、最新のオカルト業界の

知識を覚える必要がある。勉強不足だが実際に便利な霊具も多いようだ。

 

資格試験の2次試験はトーナメント形式の対戦であり、これらの霊具や術式の知識を

蓄えることで相手の手の内を見ぬことに繋がり、GS資格試験でも役にたつ。

 

そして、時代が変われば妖怪や悪霊も時代に合わせて変化するようだ。

これも勿論、古くから変わらない妖怪もいるが、新種の妖怪も出てくる。

除霊をするにあたり、力任せではいずれ壁に行きあたると

いまは知識を付けることを優先して、教育を受けている。

資格が取れれば、現場での実習が増えていくのだろう。

 

試験対策として、一度だけ1次試験である霊波測定を想定して

普段、如意宝珠へ蓄えている霊力を止め、全力で放出したことがある

その時は、十二神将が驚き暴走したため、それ以来霊波測定はしていない。

冥奈さんには十分すぎるという太鼓判をいただいた。

式神を驚かせてしまい、暴走させてしまったが、冥子さんに比べるとまだまだだと思う。

 

最初の頃は資格試験対策として式神と模擬戦闘をしていたが

今ではそれも殆どなくなっている。

 

突然話はガラリと変わるが、僕は普通に飼育されているペットの中では断然犬が好きだ。

生前も、実家ではマルチーズを飼っていて、本当に可愛がっていた。

そのせいもあってか、十二神将の戌の式神であるショウトラが一番最初に懐いてくれた。

そうなると可愛いもので、良く撫でてやるようになり、甘えてくると

さらに撫でますようになった。

 

六道家に通うようになり、門をくぐるとショウトラが僕を出迎えに来てくれる。

撫でていると、前世は酉年生まれだったせいか、亜音速で飛ぶことのできるシンダラが

次に空を駆けつけてくる。

あとは、雪崩を打ったように十二神将がきて、もみくちゃにされる。

 

言っておくが、彼らはじゃれているだけかもしれないが、人間はそんな遊びでも死ぬ。

こちらは霊力を全開で回し、身体能力を上げ、防戦に努めるのだが物量に押し負けるのが

毎回のパターンで、最後はショウトラのヒーリングで癒されるまでがワンセットだ。

 

一度だけ、十二神将に攻撃を仕掛けてみたのだが、衝撃が冥子さんに伝わり気絶。

そして、その後は十二神将の大暴走が始まった。

あれ以来、絶対に攻撃をせず、回避か防御のみに専念している。

わざわざ、模擬戦闘をしなくてもこれだけで、十分以上の模擬戦闘になっている。

 

この時気が付いたのだが、霊波を纏い撫でるとどうやら、彼らはとても気持ちがいいようだ。

これは清姫にもかなり効果的だった。

いつの頃から始まったか正確には覚えてはいないが、いつものように出迎えに来てくれた

ショウトラをしゃがんで撫でていると、横から服を引っ張られた。

ほかの十二神将は突撃してくるので、はて?と思い服を引っ張っている方をみると

そこには垂れた犬耳を付けた、清姫が四つ這いになりこちらを見つめていた。

そして彼女はこう僕に囁くのだ。

 

「ショウトラではなく、ご主人様のことを一途に愛する

雌犬の清姫だけを可愛がってくださいまし、撫でてくださいまし」

 

四つ這いとなり、首輪をもって見上げる清姫は酷く倒錯的だ。

四つ這いになることで、露わとなる太もも、愛らしく揺れているヒップ

そしてなにより、襟の隙間が大きく開き、たわわに実る谷間が覗き見える。

 

正直に言おう、控え目にいっても最高にエロ可愛い

うちの清姫わんわんはエロ可愛い、これはこの世の真理だ。

思わず鼻から愛が溢れそうになり、思わず目を背けると

清姫はさらに抱き着いてくるのだ。

 

「最近ショウトラばかり撫でて、清姫には全然かまってもらえません。

もっともっと清姫だけを構ってくださいまし」

 

そう言って、ショウトラがヒーリングで舐めてくるように、清姫も僕の頬をペロペロと

舐めてくる。

 

ショウトラにするように、霊波を込めて清姫の頭を撫でると、クゥ~ンと

犬の鳴きマネをしてさらにすり寄ってくる。

終わることのないワンワンパラダイスの開幕だ。

 

この身体は人形といえど、ベースは横島忠夫

あまりの出来事に霊力があふれ出し、式神の経路を通して清姫に流れ込む

このことによって、清姫もとんでもないパワーアップを定期的に繰り返すことになった。

 

 

清姫を散々撫でまわし、ショウトラへの嫉妬も消え、満足したころに

清姫を見ると、自分のしたことに対し顔を真っ赤にして、恥ずかしがっているが

その姿もまた愛おしく見えるのだ。

 

 

この様に、順調に?力と知識を蓄え、清姫とも絆を強めて

GS資格試験に挑むこととなった。

 

 




前書きが長すぎて、本分のほうが短いという本末転倒な感じですね。

清姫は犬っぽいと思って、書いた後に清姫 犬と検索したら
すでに本家で既出だったのですね。

なんというべきか、本当に日本は未来に生きてる
そう思わざるをえないという感じです。

さて、次回こそは本当にGS試験本番
清姫無双が始まります。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。