アニメの見直しと単行本購入始めました
第1巻単行本のカバー裏の初期草案の女の子が
メッチャ可愛くて驚きました!
あと、想像以上にお茶子が可愛い!!
追加すべきかどうか、それが問題だ………
ご意見願います
兄より優れた弟など存在しないのだ!!(そもそも兄弟がいない)
《国立雄英高等学校 入学試験会場 雄英高校本校》
雄英高校ヒーロー科…………プロヒーローになるには必要不可欠な資格取得を目的とする養成校であり、全国に存在するヒーロー科中最も人気であり、最も難しいといわれ、毎年の試験倍率が300を超える超難関高校
そんな今年度も倍率300を超えることとなった入学試験を受けるべく、全国各地から集った中学校を卒業したばかりの学生が、張り詰めた空気の中で会場に向かう中、一人の男が学校を校門前から見据え、佇んでいた。例年、雄英高校のスケールに驚き放心する者は見られるが、彼からその様な様子ではなく、むしろ己の目標を見据えるかのような強い目をしている。
赤銅色の髪に極めて整った風貌の美丈夫。服装から受験する学生だと推察できるが、その強さと思慮深さを兼ね添えた眼差しとその風貌から、年齢を誤解させるだろう。
緊張し張り詰めた雰囲気の中でも堂々とするその美しくもある姿は自然と人の視線を集めることになる。異性は整った風貌に魅了されて熱い視線を、同性はその風貌と王者の如き覇気に羨望と嫉妬の入り混じった視線を
彼に、視線を集めているという自覚はない。そも、人の視線を集めていることに気づいていない。というか実際のところ、
『すごく………大きいです………』
『…………オイ、貴様のそのイかれた頭は何とかならんのか』
雄英高校のデカさに驚いていただけであって、のちに九喇嘛は『あの時改めて、コイツの外面バグってるんだと気づかされた』
と言及している。供述内容からも、この大狐が主の影響をかなり受けていることは言うまでもないだろう………
『いつまでも馬鹿みたいに見上げてないでサッサと会場に入ったらどうなんだ』
『………それもそうだな。–––––––––––我愛羅ッ 行っきま〜す!!!!』
『–––––––––––もう勝手にしろ………』
–––––––––––––ツッコミ役が匙を投げるほど、この馬鹿は手遅れだった。
また、膝が独立して三次元なダンスシング状態で歩く器用なことをし、挙げ句すっころびかけた地味めのモジャモジャがいたとか、いないとか………
《国立雄英高等学校 入学実技試験会場 模擬市街地演習》
雄英高校が最難関たる所以の一つとしてあげられるのが、実技試験である。国家からおくられてくる膨大な予算を注ぎ込むことで、実際の市街地と見紛う程の広大かつ建造物の密集した実技試験会場を複数用意、その中に四種の無人および独立自動行動機械型の、'仮想敵'を多数配置し、制限時間内に"撃破"を含め"行動不能"にした'仮想敵'のポイントを稼ぐものである。
シンプルにして明確な差が出るこの試験を前に、毎年多くの受験生が敗れていく。筆記試験は既に別日で終了しており、残った実技試験にこれまでの全てを出し切ろうと意気込んで模擬市街地の入り口に集まる受験生の中に、我愛羅はいた。
各々が緊張を紛らわそうとウォーミングアップや深呼吸等を行う中でただ一人、腕を組み試験開始のその時がくるのを静かに、静かに待っていた。
『オイ、サッサと実技を終わらせろ。こんなヌル過ぎる試験など早急に終わらせるに限る。』
『…………………………………………………』
…………………待っているようであった
『––––オイどうした。ダンマリしおって…』
『…………………………………………………』
待っているのだと思われる
『………………..zzzzZZZ……ハッ!?寝てませんよーこれっぽっちも全くもって眠くすらないですからねー』
待っているのだと、思いたかった........
『真面目にやらんかぁっ!!この馬鹿がっ!!既に実技試験とやらは始まっておるのだぞ!!!!』
『………大丈夫だ、問題ない....』
このような精神を汚染するような毒電波を用いたやり取りを経て、外面と精神が次元ごと違うどこぞの馬鹿の試験が始まった
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『四種目の仮想敵は0P!言わばお邪魔虫だ!各会場に一体!所狭しと大暴れしている「ギミック」よ!』
デカすぎだろ!!??
今回の実技試験、受験生達には仮想敵の数、配置は一切教えられていない。限られた時間と広大な敷地、そんな中で求められ、評価される力とは、状況をいち早く把握するための情報収集能力・一刻を争う場に間に合う機動力・いつ如何なる状況でも冷静に思考する判断力・単純明快にして"ヒーロー"に強く求められている戦闘力。これらの基礎能力の他、特に真価が問われるのが、圧倒的脅威を前にした時のその人間が持つ精神
隣接する建物をいとも容易く粉砕、倒壊させていく第四種仮想敵、通称'0P敵'。雄英が用意した受験生達にとっての脅威。
この仮想敵は他の三種と異なり特別な機能は存在しないが、それを覆して余りある圧倒的巨体こそが最大にして最強の武器。
────────『
この世界でも適応しているであろう物理法則に則って現れる、形を持った災害。
この場合、速度としては光速にほど遠いとはいえ模擬市街地の破壊に何ら支障はない。事実、ただの一撃で周囲を蹂躙し、受験生の戦意の悉くを粉砕した。余程相性が良い、もしくはこの巨体を行動不能に至らしめる程の破壊力を持つ"個性"でなければ為す術はない。仮に撃破できたとしても、ポイントは0。戦うメリットはなく、他の仮想敵に時間を割くのが常套手段といえる。
試験説明会の際、誰かが呟いていた『なる程.......避けて通るステージギミックか』
その言葉を思い出し、一刻も早くこの場から離れようと仮想敵に背を向けて各々が走り出す中でただ一人、揺るぎない足取りで周りとは逆方向につまり、0P敵に向かっていく男がいた。言わずもがな、我愛羅である。
「ッ!?オイ何してる!早く逃げろよ!そんなの相手にすんなって!!何でそんなのと戦おうとする!」
親切心をきかせて声をかけただろう受験生に対して我愛羅は答えた。
「–––––––––––"ヒーロー"になるために」
こんだけデカけりゃポイントもウハウハだ。
それは倒してもポイントは0です、と彼の心の声に応える者はいなかった。
0P敵もまた彼を標的として定めたのか周囲の破壊を止め、一直線に向かってくる。周辺のビルと同じかそれ以上の高さの巨体が迫ってくるだけでも十分な威圧感があり、周りの人間は更に距離を取るべく後退する。
そこで我愛羅は、初めて構えをとった。しかし、ソレは"抜刀の構え"。無手であり、刀剣の類を衣服の中に隠し持っているようでもない状態では意味を成さない筈の構えで迎え撃とうとする彼を、遠巻きから疑問に思いながら見ていた受験生達は気付いた。砂埃が、0P敵の一撃で大量に舞い上がっていた砂塵が、ほぼ無風だったこの場で、我愛羅に向かって収束し、周囲で渦巻き始めていることに........
「風を操る"個性"なのか!?」「いや、よく見ると何かおかしいぞ!」
風に乗った砂ではなく、砂そのものが収束しその移動で起こった強風の中で、一振りの刀が形成されていく。はじめから不可視のソレを手にしていたかの様におさまった刀からは、高い周波数の音が遠方まで響いていた。
イメージするのは、どこぞの人柱力曰く、『ノリでぼや騒ぎ起こし、後輩の変態淑女に狙われるビリビリ自販機クラッシャー』と『刀身という物理概念を無視してソプラノ巨人とかをぶった斬った方向オンチの緑マリーモ』。
『大将首だ!! 大将首だろう!? なあ 大将首だろうおまえ!
そして現れるは、’妖怪首おいてけ’
「...............一刀流『居合』.......
砂の刀より繰り出された、股下から頭までの正中線上を通る斬撃、『逆風』。素人の目にも明らかに達人の域のソレだと分かる程の、ある種の美しさすら持つ一撃に、誰もが息を呑み、見惚れ、見蕩れる。
–––––––––––––––––決着は一撃で決まり、数秒後の試験終了のアナウンスまで、誰一人動く者はいなかった。
第1巻単行本のカバー裏の初期草案のオールマイトの
コレジャナイ感がハンパないです。
ネタバレ等はイタイですが、こう言った発見かあるから、
辞められない止まらない
執筆、時間かかりますね......