ニルヴァレン家。位階序列第7位
彼女は『
『
彼女には姉がいた。姉の名はフィール。フィールは
彼女はそれを知っていた。それをする理由が奴隷の
彼女はそれに興味を持った。
それを知ってから彼女はフィールが落第した学院——『
図書館では
大戦時の
それに気づいた時彼女は笑った。面白い、と。
それからは他種族についても調べ始めた。
しかし、他種族にも優秀な部分はあるだろう。
それから彼女は他種族を見下すことをやめた。そして、自分の目で世界を見たいと思うようになった。
だが、彼女は次期当主として期待されていた。姉が無能を演じている上、彼女は『
それが煩わしくてかなわなかった。しかし、フィールに無能のフリをやめろと言っても聞かないだろう。
そこでいいことを思いついた。奴隷の少女を贔屓にすれば良いのだ。虫ケラの
実際に行動に移すと驚かれた。当然だろう。今までは虐めていたわけではないが興味を示してすらいなかったのだから。
怯えていた少女——クラミーというらしい——とこちらを警戒していた姉には
すると2人は驚いた。どうやら気づかれたいるとは思っていなかったらしい。
尊敬していた姉の抜けている部分を知って少し笑った。
話してからはクラミーも徐々に打ち解けてきて友人になることが出来た。疎遠だったフィールとも仲良くなることが出来た。
しかし、問題の両親はというと。彼女を説得しだした。
あれはゴミだや、お前のような奴が関わるべきではないなど。終いには脳異常や精神異常を疑われた。
彼女は両親を見損なった。貴様らこそゴミだと何度となく思った。
腐っても親。ここまで育てた恩や、親の権力や財力に世話になった恩もあり、穏便に済ませようと思っていたがこれにより完全に気が変わった。
フィールとクラミーに別れの挨拶を済ませて、置き手紙1つなく彼女は飛び出した。
フィールとクラミーには寂しがられたが前々からそのつもりだった為引き止められることは無かった。
問題の両親は彼女がいなくなるとあらゆるコネを使い捜索したそうだ。しかし、彼女は前々から決めていた見つからないルートを通り、最短で国外へ消えた。
時々やりとりしていたフィール達との手紙によると彼女がいなくなったのが理由で床に伏せ、そのまま死んだらしい。彼女はそれを聞いてもざまぁ、としか思わなかった。
そして、自由になった彼女は色々な国を見て回った。普通の
そんなおかしな
——アリシア・ニルヴァレン
この話はぶっちゃけ連載してもいいかもしれないけど手が回らなそう。