思いつき置き場   作:エルナ

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結構前に連載してたけど消しちゃったやつ。
他のと違って非公開にしたんじゃなくてマジで消したから書き直した()


空間の神と天空の勇者

 ——ふと、瞼に強い光を感じた。

 

 その光に網膜を焼かれながら目を開いた。

 

 そこは見知らぬ森の中だった。

 

 ……は? 

 

「グォ? ……グァ!?」

 

 どこだ? と呟いたつもりが口から出たのは低い唸り声。

 驚きの声もまるでアニメに出てくる竜のような声だった。

 

 そういえば目線が高い気がすると、まさかと思いつつ自分の体を見下ろした。

 

 それは純白の体をした二足歩行の竜のようだった。

 

 は、はぁ!? 

 

 あまりの衝撃に現実逃避ぎみに視線を周囲に向けた俺の目にちょっとした泉が入った。

 

 そ、そうだ。あそこで確認すれば……。

 

 俺は急いでその泉に近づいた。

 ドシドシと周囲の木々を揺らす足音から努めて意識を逸らして泉を覗き込むと——

 

 ——それは、神々しい竜だった。

 頭部には兜のような角を持ち、背中には2対の翼のような鰭が。

 両肩には美しい真珠の意匠が。

 

 紛れもなく美しい純白の竜に、ついに現実を飲み込んだ俺は心の赴くままに叫んだ。

 即ち——

 

グオオォォォォォオオ(パルキアじゃねぇぇぇかぁぁ)!!!」

 

 そう、何故か俺はパルキアになっていた……。

 


 

 しばらく叫び散らして近所迷惑をしまくった俺はやっと落ち着いて現状確認を始めた。

 

 これはまぁ、ネット小説でよくある転生物なんだろう。

 死んだ記憶なんざないがそうなんだろうと一先ず納得する。

 

 そういう知識から考えるとパルキアに転生というのはあながち悪くないと思う。

 最弱からの成り上がりとかをよく見るがパルキアはポケットモンスターというゲームの伝説のポケモンと呼ばれるかなり強いポケモンだ。

 空間を司るポケモンとされていて、映画やアニメ、ゲーム等でその力を遺憾無く見せつけてくれている。

 対戦での性能も禁止伝説というだけあってかなり強い。

「ぱるぱるぅ」だとか「パルキアのバカヤロー!」とかネタ方面でも話題に事欠かない。

 

 なので、結構ヌルゲーな気がする。

 一般ポケモンに転生したなら他のポケモンやトレーナーに怯えなきゃいけないがパルキアならそこらのポケモンやトレーナーに負けないし、空間を操るやり方が分かればもしもの時にも安心だろう。

 伝説のポケモン故に数多のトレーナーに付け狙われるだろうが、返り討ちにするのは楽だろう。

 

 少し気になるのはパルキアの住処は空間の間という別の世界にいるはずなのに普通の世界に俺がいることなんだが……。

 まぁ、転生したばかりだからかな? 

 なんにせよまずはここがどこかとパルキアの力の使い方を確認しなきゃだな。

 パルキアってなんの技覚えるんだったかな……。

 

 そうして俺はパルキアの覚える技を思い出しながら、今いる場所を確認するために歩き出した。

 飛び方はまだ分からん。

 というかパルキアってどうやって飛んでるんだろ。

 背中のヤツは翼じゃないらしいし。

 

 色々と考え事をしながら俺が歩いていると前からコロコロと小さな青い塊が転がってきた。

 それ程勢いがなく、俺の足に当たると弾かれて俺の側に転がった。

 

 ソレを確認した俺は唖然として固まった。

 

 ソレは俺に当たったことでか目を回していたようだったがしばらくして俺を見て慌てて逃げだした。

 

 ソレは、青い雫のようなモノだった……というか。

 つぶらな瞳と口を持つ可愛らしいソレは……キッパリとドラクエ産のスライムだった……。

 

 も、もしかしてここってポケモンの世界じゃなくてドラクエの世界なんすか……?




ぶっちゃけポケモンについてにわかだったする
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