というわけで毎日更新5日目です……。
ちょっと寝ちゃいましてね……急いで書いてたんですがメリオダスのは間に合いませんでした……。
明日こそはちゃんと更新しますのでお許しを……。
ここは渓流。
自然豊かであり、気候が安定しており、水辺も近いため、草食獣、鳥竜種、飛竜種、牙竜種、海竜種などなど多種多様なモンスターが出現する。
その渓流を現在縄張りとしているのが、現在、周囲を木に囲まれた巨大な切り株のあるエリア——システム的に言うとエリア5で寝ているジンオウガだ。
原作なんざ知るかボケと言わんばかりにゲームの寝床とは違う場所で寝ている彼をよく見ると背中に鳥のような白い翼を持っている。
彼は転生者である。
よくある通り、トラックに轢かれ死んでしまって、神様に出会い、転生したのだ。
転生特典は翼のあるジンオウガと雷光虫を意のままに操る能力という、些か地味な特典である。
転生してから数十年。
中型犬程の小さなジンオウガだった彼には、数多の危機が降りかかった。
幼少期にはまだまともに飛べない時期に空の王者(笑)にチキン戦法で焼き殺されそうになったり。
またある時には
またある時には4人の手練のG級ハンターにあの手この手で狩られそうになったり。
またある時には嵐を操る某古龍が通り過ぎるのをガタガタ震えて待ったり。
その他諸々神が細工したのではないかと思うほどのド鬼畜な竜生を送った結果この通り、数多の強敵が出現する渓流を縄張りとする程の実力を身につけたのだ。
まあ、古龍には某嵐龍を見かけただけなのでまだ良心的なのかもしれない。……イビルジョーには3度、ラージャンにも2度遭遇し、その度にひーこら言いながら逃げているのだが。
とまあそんなわけで、難易度の高い竜生ではあったが最近では比較的平和に過ごすことが出来ている。
昔は翼の生えた特異なジンオウガとしてギルドに狙われていた。
ただ特異なだけではなく、四足に翼という古龍の特徴を持っているのだからギルドも躍起になって捕獲しようとしていた。
だが、中身が人間なのだ。そう簡単にはいかない。
罠を避け、壊し、ペイントを洗い流し、ワールドツアーでハンターをイラつかせ、と数多のハンターから逃れて来た。
それだけでなく、戦闘能力も高く、G級ハンターですらまともに戦っても苦戦必死の状態だ。
さらに、戦ったハンターの死者が少ない上に被害も一切出ていないのでギルドは捕獲を諦め、観察に留めることに決めた。
ギルドはそのジンオウガを翼があることから雷翼竜と名ずけた。
一時期はその見た目から雷翼龍とされそうになったこともあったが古龍程の力はないことからそれはなくなった——が他のジンオウガから雷光虫を奪う程の雷光虫の操作能力が高いことからギルド職員を悩ませた。
余談だが、他のジンオウガから雷光虫を奪い、戦意を失わせ、撤退させていることから雷王竜と一部では呼ばれている。
渓流は林業を主な産業とするユクモ村の住人もよく利用する場所だ。
そんな場所にG級個体のジンオウガが現れればハンターに討伐依頼が来てもおかしくないが、前述の通り彼は手さえ出さなければ村人だろうがハンターだろうが目の前に居ようと無視する上に、彼が渓流を縄張りにしてから大型モンスターの被害が激減したので討伐依頼が出ないどころか喜ばれてすらいた。
彼は別に人間の味方をしようとしている訳ではない。そんな甘さはモンスター生活の中で失った。
なのにハンターをあまり殺さず、村人も襲わない理由は「狩られたくないから」これに尽きる。
下手にハンターを殺しまくり、一般人にも被害を出せばギルドが本腰を上げて自分を殺しに来かねない。
故に殆ど殺さず、一般人には手を出さないのだ。
ハンターとてモンスターの殺戮集団という訳では無い。
自然の調和を守りながら、人に害なすモンスターを狩っているだけなので被害さえないのならばそこまでしつこく狩りには来ない。
そんなわけで最近はバカなハンターや密猟者程度しか来ず、縄張りを侵す大型モンスターも希少種や二つ名などの手強いモンスターは来ないので平和だったりする。
この後このジンオウガの転生者はまた別の異世界へと召喚されてしまうのです。