七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長 作:黒歴史
文字数が増える増える
ドレファスが膝をついた。ギルサンダーを止めていた俺は一瞬でドレファスの元へ移動しドレファスを担いだ
「ヘルブラム卿、残りの掃除はお前に任せる」
「御意〜〜〜♪」
ドレファスはヘルブラムにそう伝えると戦線離脱した
「「これで戦況は楽になったはず」なーんて思ってない?」
ドレファスを見送るとヘルブラムはマントを引き裂きながらこちらを向く
「プフッ!!だとしたらチミら…カス以下のクソ甘野郎ってことだよん
混戦じゃなくなったってことはさァ〜〜〜っ俺っちも好き放題できるってことお忘れかにぃ〜〜〜!!?
「それでもザスターがいる」?!知ってるよ〜〜ん!
だが頼みのザスターは聖騎士長様と戦って満身創痍!!
魔力も空のチミ達じゃ勝つ可能性はゼロに近いよ〜〜ん!!!
『
ヘルブラムから黒い瘴気が出てきて俺達を取り囲んだ。俺は魔力感知ですぐにこの瘴気の正体がわかった
「お前ら吸うな!!!これは『
遅かった。ハウザーとギーラはすでに血を吐き苦しんでいる。俺も息を止めたが時間の問題だ。ヘルブラムがニヤニヤとこちらを見ているとディアンヌの拳がヘルブラムを潰し、瘴気がすぐに消えた
「ハウザー、ザスター、ギーラ…!この子を連れて逃げて…!」
ディアンヌの手には小さな子供が優しく握られていた。握られていたおかげで瘴気をほとんど吸わなかったらしい
「しつこい巨人だ…神器も振るえない体で俺っちを倒せるわけないでしょーが
『
俺とディアンヌの腹に氷の塊が突き刺さる。さらに追撃とばかりに無数の氷がヘルブラムの周りに生成され、俺とディアンヌに向けて放たれる
パンッ!
「誰が…やった」
ヘルブラムの攻撃からキングが神器を使い守った。キングの顔は怒りを表していた
「なんで…どうしてオイラはいつも…いつも…大切なものを…守ることが…できないんだ」
キングがそう呟くと上からヘルブラムが飛んで来た
「いつものことだよ。いつもチミは遅れてやって来た。いーや遅すぎた。20年前の妖精王の森大焼失の時も700年前のあの時も…そして今回もチミのせいで大切な仲間が死ぬ」
「「黙れ」」
一瞬だった。キングの神器と俺の拳がヘルブラムを襲った
「お前…傷は?」
ハウザーが俺に問いかける。穴の空いた腹は塞がり俺はピンピンしている
「バンから『呪言の玉』をもらっといて正解だった。流石にディアンヌの傷までは回復できなかったが、応急処置くらいはできただろ?
さて、キングの実力…見るか!」
キングとヘルブラム…ヘルブラムかあれ?ちっちゃくなって…いや、キングもおっさんになるし、あれが元の姿って感じか
いきなりヘルブラムの出した植物学ディアンヌを攻撃して来た。動こうとしたが、気づいたら足に植物が絡まってた
代わりにキングが身を呈して守る。
倒れたキングに植物の容赦ない追撃が始まる。キングが神器で抵抗するが全く聞いてない
またディアンヌを狙って来た。今度は俺も守る
「『ワール・ショック』!!!」
「『炎龍拳・双牙』!!!」
少し魔力が回復したハウザーは植物を切り裂き、俺は両方の拳から放たれた炎の拳が植物を焼き尽くす
だがそれがなかったかのように植物は即座に再生、ハウザーが飛ばされるが植物は追撃の手を緩めない
「ぐ…クッソオオオオオオオオオオオ!!!」
俺は全力で抵抗する。炎で焼き、地震で植物を破壊するが
「ガッ!」
何度でも再生する植物の攻撃が俺に直撃すると隙ができ、そのままディアンヌ達と共に潰される
攻撃が止むと何故か暖かいようなそんな感じに包まれた。ついに死んだか?と思い目を開けると小さな何かが俺達を守っていた
「『霊槍シャスティフォル第八形態「
ボロボロのキングの背中がデカく見えた