七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長 作:黒歴史
走っているとあることに気づいたので、アーサーに尋ねた
「そういえばアーサー、お前の魔力放出が感じられなかったんだが…」
「それは…」
目が泳いでる。少しすると頬を掻きながら説明してくれた
「確かにすごい魔力を秘めているらしいですが、正直どんな類の力なのかわかってないんです…いやあお恥ずかしい…」
「すげえなお前、魔力抜きで聖騎士長と戦ってたのか」
メリオダスが珍しく賞賛する。アーサーはメリオダスに向き説明しだした
「はい!聖騎士長程のものと戦えば魔力が目覚めるかもと期待していたんですが、結局うまくいきませんでした…と言う事でザスター!頼みますよ!!!」
アーサーの目線がメリオダスから俺に移動する
「…何故俺だ?」
「『ライバルと助け合って魔力が覚醒した!』と言う部分を読んだ本で見ました!」
「バカだろお前。バカだろ」
「二回も言わないでください!!!」
アーサーが少し半泣きになる。もちろん俺は無視して。声を出す
「そんなことはほっといて、エリザベス救出するぞ!」
「「「お、おぉ?」」」
俺の言葉に変な返事が返ってくる。その瞬間、一瞬で景色が森の中へと変わった
「こ、この森は…!」
ハウザーが驚きの声を上げる。その場にいた者全てが驚きの声や表情をしている
「これは…幻覚?いや、瞬間移動術だ!!」
「上を見ろ。術をかけた張本人だ」
魔力で気づいた俺は敵の居場所を言うと全員が上を向いた
「ねえまさか自分達が勝ったとでも思っているのかしら…?」
向いた先には騎士の兜を被った女がいた。女は空を飛び上から俺達を見下ろしている。キングが女に向かって飛んだ
「君が何者か知らないけど勝負ならオイラ達が受ける!!」
「勝負…?もう勝負はついてるの。あなた達は王女を救うことも王国を守ることもできずに見知らぬ森をさまよい続ける運命なのよ。ご機嫌よう」
キングの言葉に女が冷ややかにそう告げると一瞬で消えた
「おい、アイツは誰だ?聖騎士の奴なら知ってんだろ?」
俺が聖騎士達に尋ねるとドレファスが口を開いた
「彼女はビビアン、リオネスの中で1番の魔術師…だ…」
ドレファスが言い終えると同時にまた景色が変わる。リオネスに戻ってきたのだ。目の前にはビビアンがいる
「な…何故戻ってこれた!?もう一度…消えろ!!!」
また消えた。ただしビビアンが
俺達が消えたビビアンに混乱しているとビショビショになって戻ってきた
「あいつ…様子がおかしくない?」
「一人遊びか……?」
「何者かが奴に瞬間移動術をかけている」
キングとメリオダスの疑問にゴウゼルが答えるとまた消える。一瞬だけ戻ってきたが1秒もせずに消える
少しすると帰ってきたが移動先で相当な事があったのか膝をつき疲れ切っている
「信じられん…王国最高の魔術師を手玉にとるだと…?!」
ドレファスが信じられない物を見たような顔でビビアンを見る。ビビアンの後ろには黒いローブを被った…マーリンがいた…あれ?マーリンって名前確かどこかで…
「あ」
メリオダスが何かに気づいたらしい。それと同時にビビアンがマーリンに風による攻撃をした
「どうしたメリオダス?あいつの正体がわかったか?」
「おまえは分かったのか?」
「ああ、なんか前に聞いたことあるなーとか思ったがまさかあいつがね…王国最高だろうと勝てねえわけだ」
風が収まるとローブは無くなったが無傷のマーリンが出てきた。ビビアンはその名前を口にした
「<七つの大罪><