七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長 作:黒歴史
「久しいな、みんな」
「マーリン!!今までどこにいたの〜〜!?」
「ひょっとしてアーサー王と一緒に?」
「お前、昔会った時からただ者じゃねえと思ってたがまさか<七つの大罪>とはな〜」
微笑みながらマーリンが挨拶するとキング、ディアンヌ、俺別々のことを言う。するとアーサーが前に出て説明した
「彼女は今や私にとってなくてはならない友人であり、そして師なのです!」
アーサーがそんなことを言っているとマーリンがメリオダスを見た
「どうした団長殿?そんな怖い顔をして」
「マーリン、お前には聞きてぇ事が山ほどあるが今は…」
「…そうだな」
マーリンがそう言うと指を鳴らし、俺達は全員転移する
「ここは…」
「王室の外のようだな…」
メリオダスが言ったことにマーリンが素っ気なく答える
「ようだなって連れてきたのはお前だろ?」
「中に移動しようとしたのだが…弾かれた。どうやら不肖の弟子の仕業のようだな術者以外の侵入を拒む『
マーリンが少しめんどくさいそうな顔をしながら観察していると
「何だこいつら突然どこから湧いて出た!?」
「…誰?」
誰かもわからないボロボロの聖騎士1人と無傷の聖騎士4人がいた。ゴウセルがそいつらを見るなり教えてくれた
「スレイダーとその愉快な仲間達か。そう言えばお前はあの時いなかったな。俺が隠れていた街で俺達と戦った者達だ」
相変わらず感情のない声でゴウゼルが説明し終えると王室の中から聞き覚えのある声が聞こえた
「メリオダス様……?」
その声を聞くや否やメリオダスはドアに耳をつけた
「エリザベス!!…なのか?」
「はいっ」
メリオダスの声が聞こえると元気の良い返事が返ってくる
「迎えにきたぜ!」
「……はい!!」
その返事を聞くとメリオダスはドアから離れ構えた
「よし…!そんじゃみんな下がってろ!」
「待て団長殿」
みんなが離れ攻撃しようとするメリオダスをマーリンが止めた
「お前の力でもこの障壁は破れぬ。『完全なる立方体』は魔界に由来の術。全ての力を跳ね返す力の大小に関係なくな」
「つまりこう言うことか」
マーリンの説明を聞いた俺が小さい魔力の攻撃をドアに向け飛ばすと魔力がドアに触れた瞬間、鏡に反射した光のように俺の元へ戻ってくるが魔力が小さいため空中で自然消滅した
どうしたものかと周りが悩む中、マーリンはドアに手をやり…
ゴウンッ!
…素手で開けた
「どうやってあの魔力を壊したの?」
「壊す?少し違うな。消したのだ」
『
ドアが開くと相変わらずメリオダスはエリザベスにセクハラする…エリザベスの爺さんの前だぞ?
「エリザベスは奪い返し、ヘンドリクセンは倒した。これで魔神復活計画もおじゃんだ。残すは王国解放のみ…」
メリオダスがそこまで言うと全員の視線がドレファスに向いた
「さあどうするドレファス?」
メリオダスの後にマーリンが続ける
「…なぜ10年前<
「黙れ!!王国転覆を謀る大罪人共め!!お前達が兄を…聖騎士長ザラトラスを殺したのは周知の事実!!」
マーリンの問いにドレファスが怒りの声を出しながら叫ぶ。すると小さな声だが確かな言葉が聞こえた
「…私は見たのです……10年前の王国誕生祭の朝、あなたがヘンドリクセンと共謀し聖騎士長ザラトラスを殺すあるべくもない場面を」
マーガレット王女だった。その話を聞いた途端ドレファスは青ざめるがマーガレット王女は続ける
「その事実をギルに話しているところをビビアンに見つかり、私達は彼女はの虜となりました」
「なるほど、合点がいった。ビビアンは過剰なまでにギルサンダーに御執心だったからな…王女を人質にギルサンダーを、ギルサンダーを人質に王女を掌中に収めたわけか…」
マーリンが納得した様子で話す
発端は兄であるザラトラスへの嫉妬。ドレファスの指示によってヘンドリクセンはザラトラスに毒を盛り弱らせた所を二人掛かりで殺害。<七つの大罪>を犯人と持ち上げるとドレファス達が聖騎士を先導、指揮し聖騎士長の座についた
「な…んで黙ってんスか?ちゃんと否定してくださいよ…!!」
ハウザーがドレファスに問う、自分が騎士を志すきっかけを与えてくれた人がそんなことするわけないと信じて
だがドレファスは何も答えず剣を置き
「…私の負けだ…殺せ」