七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長   作:黒歴史

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第26話暴走

「…ん…で…なんで!!」

 

 罪を認めたドレファスにハウザーが大声で叫ぶ。だがドレファスは何も答えず話を続ける

 

「ヘンドリクセンはあの日を境にまるで人格が変わり、よもや魔神復活まで企むまで乱心していようとは……いくつか我らの間に生じた亀裂が深い溝となり奴は対立する私への見せしめに息子を殺した…」

 

 ドレファスは涙を浮かべる。それでもなお話を続ける

 

「いや…息子を殺したのも私自身の業…か

 ……なぜこうなったのか。私はただ息子に誇れる父親でありたかっただけなのに…」

 

 そこまで聞くとエリザベスはドレファスに真実を告げた

 

「グリアモールは…彼なら生きています」

 

 それを聞いた途端ドレファスは大粒の涙を零し泣き崩れた

 

「終わったな!これで一件落着だ!!」

 

 

 

 

 

 

 ドレファスが捕らえられ歩き出す。俺の前を通るとき笑って言った

 

「またあった時、今度こそ決着つけるために再戦ようぜ?鍛え上げて待ってるからよ!」

 

 ちゃんとドレファスの耳に届いたらしい、ドレファスの返事は小さかったが確かに聞こえた

 

「…望むところだ」

 

 後ろで騒ぎが聞こえる。国王が血を吐いたらしいマーリンのが国王に手をかざすと状態がわかったらしい。マーリンがキャメロットに向かうためアーサーに呼びかけるとメリオダスの元へ向かいメリオダスの手を掴みキャメロットへ勧誘した。メリオダスの返事は

 

「いいぜ!!こんな大罪人でよけりゃーな」

 

 二つ返事で了承した。アーサーはまさかOKされるとは思ってなかったらしくびっくりしてる

 

「では早速一緒n「気が向いたらな」…へ?」

「街の片付けや<豚の帽子>亭もあるしな、すぐにとはいかねーよ」

 

 うまくかわされてアーサーは泣きながら…俺の方へ来る。俺の前に来ると俺に指差して

 

「今回は戦えませんでしたが、いつかライバルとして貴方を絶対に超えてみせます!絶対です!首を洗って待っててください!」

「あーそー。んじゃ俺はライバル(・・・・)に超えられないように修行でもしながら生活してるわ」

 

 それを聞くとアーサーは満足した顔で…いや、まだメリオダスのこと引きずってんな…まあマーリンの転移でその場から消えた

 

「あ…の」

「ん?」

 

 エリザベスがメリオダスに話しかけた

 …!?

 

「メリオダス様。いつか本当に私の前から…」

「お前ら!気をつけろ!!」

 

 俺がそう言った瞬間城が切断された

 

「…暗い」

 

 瓦礫に埋まってるらしい、瓦礫を地震で吹き飛ばすと周りを見渡した。その目に写ったものは、見たこともない異形の怪物の軍団の姿だった

 怪物の一匹が俺に攻撃してくる。俺はバク転で避け、まだ残ってる壁を足場にして怪物に突っ込み殴ろうとしたが、あるところを見た…いや、見てしまった

 怪物の中心に人間…聖騎士がいたのだ。俺は驚き攻撃するのをやめそのままの勢いで怪物を避け、メリオダスの元に向かった

 

「おいメリオダス!あいつらはなんなんだ?!」

「『新世代(こいつら)』は誰かに暴走させられてる。不自然だと思わねえか?街中の『新世代』が一斉に暴走を始めるなんて」

 

 

 

 

「さすがは察しがいい

『新世代』とはいわば聖騎士になれなかった人間を素材(ベース)にした出来損ないだ」

 

 俺達は一斉にそいつの方を見る

 

「奴らの心にあるのは聖騎士への劣等感と力なき自身への怒り、それらの負の感情が魔神の血に反応し魔力を生み出す」

 

 そいつは惨劇の中を悠々と歩いていた

 

「だが古の呪言により魔神の血を1度暴走させるだけで奴らの自我は黒い濁流に呑まれ体を乗っ取られる…」

 

 そいつの名前を知っている者はその者の名を叫んだ

 

「「「ヘンドリクセン!!!」」」

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