七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長 作:黒歴史
こいつがヘンドリクセン…この騒ぎの元凶…初めて会うが確信したことがある…それは…
「気づいたかザスター。こいつ…魔神の血を取り込んでる…!」
メリオダスが確信した口ぶりで俺に答える。ヘンドリクセンが右腕を鳴らしながら口を開く
「素晴らしい恩恵だ…魔神の血の真の適合は肉体を活性化させ魔力を強力に増幅させる。研究と実験を重ねた甲斐があった……」
ヘンドリクセンは暴走している聖騎士達に目をやりながら続けた
「出来損ないどもには感謝せねばなるまい…そして…」
次に俺に目をやると俺に手を差し出した
「ザスターと言ったか?
「……そうか…」
俺はゆっくりと一歩踏み出した
「確かにお前からとんでもねぇ魔力、力を感じる」
さらに二歩、三歩と踏み出し
「昔俺はなぜ旅の拳闘士として旅をしていたか思い出した」
ヘンドリクセンの前に来ると手を差し出し…
「強くなるためだ。絶対に負けない強さを手に入れるためだ。そのために人間をやめるってのは安いかもな…」
…拳を握りしめて地震の力を纏わせ
「昔の俺ならそう思ってたよ」
ヘンドリクセンの顔を思いっきり殴った
今まで通り空気を殴るのではなく。直接、思いっきり
「残念だったな。今は大切な
大気にヒビが入り、全てを粉砕する一撃がヘンドリクセンを襲う
「想定内の反応だ」
ヘンドリクセンは無傷…いや、顔の骨はぐちゃぐちゃになったはずだったが、魔神の力なのか全て元どうり、綺麗な顔が残っていた
「じゃあこれも想定内?」
俺が攻撃したと同時、ヘンドリクセンの後ろでキングと神器の無数のナイフが待機していた
「当然だ」
何かがキングを攻撃し、キングは吹き飛ばされた。攻撃したのは…
「は?」
思わず俺はそう言葉をこぼしてしまった。目の先にいたのは…
キングが先ほど殺したはずのヘルブラムだった
「よそ見していていいのか?」
「しまっ…」
ヘンドリクセンが仕返しとばかりに顔面を殴ってきた。俺は反応が遅れ直撃し吹き飛ばされるが怪物にぶつかりビリヤードのように怪物が吹き飛び俺は止まる。気づいた怪物が俺に集ま出した。すぐにヘンドリクセンに向かおうとしたが怪物が邪魔でヘンドリクセンの元へ行けない
そんな俺を他所にヘンドリクセンはヘルブラムの説明を始めた
「貴様ら妖精族は死んでも腐らないそうだな
こいつの死体は200年近く闇商人の手を高値の品で渡り歩いたが8年前私が買い取り仮初めの命を与えてやった
ドルイドに伝わる禁呪『死者使役』
この男は大層役に立ってくれた。いい買い物だったよ
しかし蘇生も2度が限界でなぁ。回数を重ねるごとに魂が摩滅し、性能が著しく低下するんだ」
「そんな…そんな…あんまりだ…!」
キングは友を三度も殺さなくてはならない現実に涙した。ヘンドリクセンが不敵に笑う
「喜んでくれ妖精王、貴様には素晴らしい機会を与えてやったのだ
友に3度会う機会と友を三度殺す機会を!!滅多にあるものではないぞ?」
その時2人が飛び出した
「ヘンドリクセン!!!」
メリオダスとギルサンダーだ。ヘンドリクセンに急接近し、攻撃を仕掛けるがヘンドリクセンの笑みは変わらない
「よくやった。ビビアン」
みんながヘンドリクセンが見ている方向を見た。いつのまにかビビアンがエリザベスとマーガレット王女を人質にしていた
「お前ら!離れろ!」
キュドッ
メリオダスは体を貫かれギルサンダーは背中を切られた