七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長 作:黒歴史
「なんかうるせー奴がきたな」
「聖騎士…」
女の子は少し震えている
「大人しく出てこい!!さすれば我々も剣は抜かん!!」
「所詮は
「よーーし!!では30秒だけ時間をくれてやる!」
「「いらん」」
言った瞬間俺達は出た
「早ってなんだ貴様らは!?」
「俺はマスターだ」
「俺は店員」
「逆だろ!?じゃない!錆の騎士はどこにいる!?そいつをだせ!!」
(弱そうだな〜実際弱いんだろうけど)
俺がそんな事を考えているとメリオダスが後ろを向いた
「出てこいよ」
「ハッ!物分かりがいいじゃないか」
俺達は後ろを見ると甲冑を着たホークがいた
「フッ…俺を呼んだか?この錆の騎士ホークを…!」
「こ、この豚が< 七つの大罪>ですか!?」
「んなわけないだろ!!」
聖騎士はブルブル怒りに震えている
「なななんと!俺は『残飯処理騎士団』団長なんだぜー?」
「フッ…そして俺が副団長だ!」
「んな騎士団があるか!!」
「この豚と男でよければ煮るなり焼くなり…」
「「どっちも堪忍しろ!!」」
こんな茶番に付き合いきれなくなったのか聖騎士はメリオダスを片腕で持ち上げた
「ガキィ…!騎士を愚弄するとはいい度胸だな!!」
(…正当防衛♬)
俺は攻撃しようと構えたが…
「アリオーニさん裏から女が逃げました!!」
「な…何!!?おそらくその女が錆の騎士!!追えっ!!!」
「「「おお!!」」」
メリオダスを離し、聖騎士は女の子を追いかけた
「捕らえろぉーーー!!!
だが油断は禁物だ!!もし本物の< 7つの大罪>ならば相当の手練れ!
じきにツイーゴ様とアイーゴ様が合流するはずだ!!我々はあの女を消耗させるだけでいい!!
<七つの大罪>を一人捕らえたとならば我ら<山猫の髭>騎士団の名はグーンと上がるぞ〜〜!!!フハハハッ」
「ぐきゃっ!!」
騎士団の一人の後ろからホークがぶつかった
「オラオラオラオラ!!」
ホークは騎士に突進していく。女の子は崖のギリギリでメリオダスに助けられたが、聖騎士はそのままホークの突進で崖に落ちた
「流石団長♬」
「てめーらに恨みはねーがこれで今晩の飯の量2倍…!」
そんな風に話をしている間にメリオダスは…
「あの二度も…助けていただいてなんと…お礼を言えばいいか…」
「ーーんで、さっきの話の続きは?」
メリオダスは笑顔で言った
「私が< 七つの大罪>を捜し旅をする理由は…聖騎士達を止めるためです。三人に何度も助けていただいた恩は決して…決して忘れません…でも私のことは…忘れてください。それじゃ…」
女の子は背中を見せて歩き出す
「ちょい待った!嬢ちゃん、聖騎士を止める!?聖騎士って言やあ…」
「このブリタニアを守る騎士の中の騎士。英雄だろーが?」
俺の後にホークが言う
「…そして、たった一人でも一国の兵力に匹敵する力を持つ恐ろしい存在です…その彼らがブリタニアに戦をもたらそうとしていたら?」
「「「!!」」」
驚きの証言にザスター達は驚いた
「先日…聖騎士達の謀反により国王が拘束され、実質上王国は聖騎士達の手中に落ちました。
彼らは戦を始めるため王国と周辺の町・村から人々を強制連行しています。
男性は兵士としての訓練を、女性や子供には食料備蓄、老人には城壁の建造を強要し…逆らう者は容赦なくーーー…
…じきにこの辺りにも影響が及んで来るでしょう」
「ま……まじかよ!!」
「大変だなー」
「重労働なんかしたくねーぞ俺…」
女の子が話を続ける
「唯一…聖騎士を止める希望があるとすれば< 7つの大罪>だけなんです!!」
「お前さー<七つの大罪>がどんな連中か知ってて捜してんのか?」
メリオダスが女の子の話を聞いて質問する
「< 七つの大罪>は 七匹の獣の印を体に刻んだ七人の凶悪な大罪人から結成された王国最強最悪の騎士団だったそうです。彼らは今から10年前王国転覆を謀った疑いで王国全聖騎士から総攻撃を受けちりぢりになった……」
「んで…全員死んだって噂があったっけな」
「そんな凄い人達が簡単に死ぬわけがありません!!」
「でも大罪人だろ?」
メリオダスに続き俺がそう言うと涙目になりながら女の子は言った
「現実に人々を苦しめているのは聖騎士達なんです!!」
「「「……」」」
ズッ…ズズッ…ズッ…!
「「「!?」」」
でかい地響きがする。その瞬間、崖の一部分。つまりメリオダス達の足場が綺麗に切り取られた
「ああああああっ!!」
ホーク達は無言のまま落ちた。
「おっと……通告にあった人間か確かめるのを忘れておった。どうだ弟よ」
「決定!身元不明者3名死亡!!流石兄者!!」
「…てことでいいかの?」
剣を収めながら言う兄とほぼ同じ顔の弟が笑っていた
エリザベスっつったら『銀魂』のあいつを思い出す