七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長   作:黒歴史

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第36話vsメリオダス(闘級3万2500

 少しするとガランとモンスピートが帰ってきた。当たり前のように無傷である。だがどこか機嫌が悪い

 

「なんかあったか?」

 

 ザスターがそう聞くとモンスピートが答えた

 

「巨人族がいたんだけどガランが殺してしまってね。巨人族の魂は魔力が多そうだったのに」

「仕方ないじゃろ?逃げるのが悪い」

 

 モンスピートの言葉にガランがそう言う。「あ、そうそう」とモンスピートが何かを思い出したような感じで言葉を続ける

 

「メリオダスに酷似した魔力を感じたんだけど、ザスター。君の魔力探知で探してくれないか?」

 

 モンスピートの言葉に全員が目を見開く。最初に首を開いたのはガラン

 

「なんじゃ!?この『真実』のガランが信用できんと?!」

「いや、もしかしたらの話だよ。ガランが殺したと思っているだけで生きているならガランは嘘を言っていない」

 

 モンスピートが怒るガランにそう言うとザスターに向き直って「で、どうなの?」と聞いてくる

 

「うーん。魔神に戻って探知の範囲も戻ったが、大体半径12マイル(20km)、その中にかけらでも入った魔力はどいつの魔力かが確実にわかるが、外にある魔力は無理だ。でかい魔力反応もない、第一、メリオダスが生きてるとして、俺たちにそんなに近づくとは思えん。そこらじゅう飛び回るのも面倒だ」

 

 腕を組みながらそう言い切るとモンスピートが「そうか」と言ってデリエリの隣に居座った

 

 

 

「「「!!!?」」」

 

 しばらくするとそれが来た。少し変わったが、間違いない。これは…

 

「ザスター、この魔力。メリオダスに似ているが…」

「メリオダスと似てるんじゃない。間違いなくメリオダスだ」

 

 ゼルドリスの言葉を遮りザスターが言うことで曖昧だったものが確実に変わった

 

「メリオダスは生きている…!!」

 

 

 

 

「よっ!」

 

 メリオダスが目の前に現れ、ガランが立ちはだかる

 全員が戦闘態勢に…「待てい!!!」…なる前にガランが止める

 

「殺し損ねた獲物だ。儂がとどめを…」

 

「刺す」と言う前にガランが殴り飛ばされる。地面すれすれで飛ぶガランの先にメリオダスが先回りし、頭を掴み地面に叩きつける

 

 

 

「よっ!おひさ!」

 

 そこにザスターがおり、メリオダスを殴り飛ばす。メリオダスはすぐに態勢を立て直し、ザスターを見る。その瞬間、焦りの表情をあらわにした

 だがザスターはその間に懐に入り、本気の『地震』を纏わせた右腕で殴るとき、耳元で呟いた

 

 

 

 

 

 

「<豚の帽子>亭。やめるわ」

 

 

 

 

 

 

 拳を振り抜く前にメリオダスが消える。目標に当たらず止まることのない攻撃は大気を破り、大地を抉る衝撃波となって10km先の山まで破壊の一本道を作り出した

 

「これが…呪われし…魔神の力か…」

 

 ガランがハルバードを杖のようにして立ち上がり、そう呟く

 

「いやあ…実に愉快愉快…

 

 

 

 

 

 なわけあるか…!!!」

 

 

 ガランは屈辱で叫び、大地を震わせる。それを見ていたザスターにゼルドリスが一言

 

「さすがだ」

「当たり前だ」

 

 ザスターはゼルドリスの言葉に堂々とそう言った

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