七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長 作:黒歴史
あれから1カ月、魔神族が侵略を開始、人類はなすすべなく殺されていった。その人類の一部、ザスターはと言うと
「フーッまだバレてねーな。バレてたら十戒の2、3人寄越すだろうし」
魔神族の死体5、6体に囲まれながら座ってそう言った。この一カ月、魔神族は見つけ次第全滅させていて、1匹たりとも生かしてはいない。もちろん復讐などそんな気持ちは一切ない。俺が生きているとバレたら間違いなく殺される。なので十戒にバレないためにも全滅させるしかないのだ
(…この一カ月、修行を続けてるがどれくらい強くなっるんだろうか?4万くらい行ってたらゼルドリスとかエスタロッサとかは無理だとして、十戒の大半は倒せるかもな)
そう思いながら闇を展開した。闇は最初こそ小さかったが、今では人間3、4人くらいなら包めそうな大きさになっている
「…おっと、危ない」
何かを感じ取ったザスターは物陰に隠れる。するとそこに現れたのは人間たち。だがただの人間じゃない
「魔神様が…魔神様が倒れているぞ!!!」
「聖騎士だ…聖騎士が近くにいるぞ!!!」
「探せ!探して魔神様に渡すんだ!!!」
魔神族に屈し、魔神族のために聖騎士を見つけ、捉える。狂人たちだ
(人間って怖え〜自分たちのためなら…ってそんなことはどうでもいいから逃げましょう〜っと
…ん?)
狂人たちにバレないように逃げ出すととんでもない魔力を感じ取った
「十戒…じゃあない…だが、一カ月前にあの場にあった魔力だ
…行ってみるか」
ザスターは走り出した。数分すると懐かしのリオネスが見えた。それと同時に十戒の魔力があった
「メンバーはデリエリ、モンスピート、ゼルドリス、エスタロッサ、フラウドリン、グレイロードか。エスタロッサは飛んでいってとゼルドリスが追いかけていった。今がチャンス!」
ザスターは加速した。城に着くとフラウドリンがいた。デリエリとモンスピート、フラウドリンは少し離れている
「なっ?!」
フラウドリンがこちらに気づいた。つられて全員ザスターを見る。ザスターは右腕を上げて笑いながら挨拶した
「よっ!みんな久しぶりだな!ハッハッハ!!!」
………当たり前だが返事がない。少しするとフラウドリンが声を上げる
「貴様は我々が…」
「殺したはず…てか?死なねーよ俺を殺すなら徹底的に殺さねーと、今みてーに生きてたりするからなあ」
ニヤニヤと笑うザスターだが、奥からグレイロードが現れた
「卵は」「良好」「ザスターが来たところで」「もう遅い」
面倒なことに卵をもう既に作り出していた
「おいザスター、あれは何だ?!」
「グレイロードは下位魔神の突然変異で誕生した最高位魔神、蟻みたいに下位魔神を人間から作る…そんで」
「早く助けねーと!」
説明している間に弓を持つ聖騎士が弓を放った。卵は落ち、急成長する
「…地面に落ちた卵は即座に魔神になる」