七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長 作:黒歴史
「恨むなよ」
「バッ…やめろ!」
聖騎士の一人が飛び出し、魔神族の幼生を殺した。その瞬間歳をとり、ガリガリの爺さんになって死んでしまった
「我の戒禁は『不殺』なり」「我の前で殺生をした者は全ての時を奪われる」
「時?」
「要するに寿命全部持ってかれるってこった。落としてもそのままでも敵が増え、殺せば死ぬ。絶望的だな。バン、もしもの時はお前がこいつら殺せ」
そう冷たくいい放つと誰かが掴みかかって来た
「お前、いつぞやの爆発娘」
「ギーラです!それより、あの中に私の弟がいるんです!助ける方法は…」
「見つからねえ、ああなるとグレイロードを倒さねー限り無理だ…すまねえ」
ザスターの一言にギーラが絶望の表情?をした
「そうでも無いぞ?」
その瞬間、魔神の幼生の卵が氷漬けになる
「この魔力…お前か?遅くねえか?
「すまないな。研究に夢中になってしまって…」
マーリンが宙に浮きながら話す。ザスターはもう一つあることに気づきマーリンに伝える
「…すまん。マーリン、ここ頼めるか?」
「誰にものを言っている?我はブリタニア1の魔術師だぞ?」
「それもそうか。んじゃ、任せたぜ」
そう言って走り出した。数分すると目標の魔神族が見えた
「よう、ゼルドリス。エスタロッサはどうした?」
「今は安静にしている。それよりも貴様、なぜ生きている?」
「…俺に勝てたら教えてやるよ」
「そうか、残念だ。結局何も聞き出すことは出来ないのだからな」
さらっと殺す宣言したゼルドリスは武器を構える
(今の俺がどこまで通じるか分からねえが、とりあえずひと泡ふかせるか)
そう思いながら武装魔力を施すザスターも構える
お互い動かない。『大災害』の力は一瞬の溜めを要する。迂闊には魔力を纏えない。試しにとザスターは踏み込み、目の前まで行くと蹴りを入れた
「……」
これは防がれた。さらに連続でかかと落とし、そのまま回し蹴り、『地震』を使った蹴りを放った。だがゼルドリスは全てを防ぎきる
「十戒の統率者なだけあるわ。ガードしてるとはいえ、無傷なんてよ」
「ふんっ力の落ちた貴様の力など俺の相手になるか」
そう言うゼルドリスの周りには人間たちがゼルドリスを守るように待機している
「『敬神』の力か。人間の盾を作り、俺に本気で戦わせないように。か…ハァ…そんなんで俺が止められるか」
「?!」
瞬間、ゼルドリスは防御する。その瞬間、先程とは比べ物にならない力がゼルドリスを吹き飛ばす。空中にいたゼルドリスだがさらに高く上に行き、雲の上に到達した
「…ここなら人間の被害とか、人目を気にせずやれるな」
闇を展開しついてきたザスターはゼルドリスに不敵な笑みを浮かべていた