七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長   作:黒歴史

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第45話vsゼルドリス

 次はゼルドリスが攻める。ザスターは腕を縦にするが目にも留まらぬ早業でガードする前に切り刻まれ、ザスターの体から血が出る頃にはゼルドリスの剣はすでに鞘に収まっていた

 

「チィ!」

 

 魔神族の力で傷を治す。

 

「魔神族の力を少し取り戻した程度では貴様は俺には勝てん。諦めろ」

「やだね」

 

 そう言ってザスターは拳を振るう。だがその腕はゼルドリスに到達する前に輪切りにされ、雲の中へ落ちる。追いかけて腕を闇でくっつけながらゼルドリスに音も立てずに追いかけてきたゼルドリスに話しかける

 

「さーて、ここからどうするか…」

「もういい、さっさととどめを刺して…」

「そうか、もう少し話してたかったが仕方ない」

 

 そう言うと右腕を突き出し、何かを掴むような動作をした。もちろんゼルドリスは何が起こるか分からない。だが待ってやる義理もないため攻撃を…

 …する前に雷が剣からゼルドリスに伝わる。ゼルドリスが周りを見ると雲は黒い黒雲となりそこら中から雷が走っている

 

「まさか貴様、これを狙って…」

「おうそうだ。剣を使えば避雷針になってそこら中から雷を浴びることになるぜ。そんでここからが俺の得意分野(素手の戦闘)だ。拳骨じゃすまねえぞ?」

 

 ゼルドリスはすぐに黒雲から出ようとするが、ザスターの操る雷に打たれた。

 

「…忘れたか?俺の魔力は『大災害(ディザスター)』、災害なら全てを操れるぜ。雷もな」

 

 ザスターは完全に自分の得意分野(素手の戦闘)、自分の領域(黒雲の中)に引き込んだ

 

「舐めるな」

 

 ゼルドリスが目にも留まらぬ早い攻撃をしてくる。今の俺には避けることはできない。だが

 

「軽い」

 

 腕を掴んで顔面を殴り後ろに飛ばすと雷を操作し、ゼルドリスに当てる。ゼルドリスの動きが一瞬止まる。その一瞬で腕に『地震』を乗せ、さらに雷を操り『雷』の力も上乗せするとゼルドリスの腹に一撃

 

「『迅雷牙震撃(じんらいがしんげき)』」

 

 直撃、雷を乗せた地震がゼルドリスの全身をめぐり、大地に向かって吹き飛ぶ、そのまま大地にめり込んでいくのが見えた

 ザスターは勝ったと思った瞬間に腕に激痛が走る

 

「腕に雷が入って全身に回ったからな。死んでねえだけマシか」

 

 

 

 

 

 

 大地に降り立つとそこには死んだはずのメリオダスがいた。ザスターはメリオダスに歩み寄る。メリオダスがこちらを見るが、その目はなんだか少し違う。少し狼狽えたがすぐ平常心を取り戻しメリオダスに伝える

 

「裏切ってすまん」

「いいぜ、お前が帰ってきたって事で祝うか?」

「どちらかと言えばお前を祝うんだけどな。で、今日はどんな残飯くわせてくれんだ?」

 

 軽い感じで許してくれるあたりメリオダスなのは間違いないが、いつもと違う違和感を覚えながらメリオダスと話すザスターだった

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