七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長 作:黒歴史
「これで一人目が見つかったわけだな……エリザベス!残りの六人の件だけどさ、オレもあいつらを探し始めたんだ。情報集めのために酒場をやりながらな。これで看板娘がいてくれたら客も情報も集まるしな」
メリオダスがそう言うが返事がない。放心している
「一緒に…行くだろ?」
「はいっ…!!」
「お、きたぞマスタ…いや、メリオダス!!」
巨大な豚が落ちてきた。ホークママ、ホークの母ちゃんだ。上にはホークと店が乗っている
「ナイスタイミング!ホークママ!」
「こんなとこさっさとおさらばしよーぜ!!」
俺達はホークママに乗るとホークママはドコドコと走り出した
「あ…改めてよろしくお願いします…エリザベス・リオネス…王国の第三王女です…」
「<豚の帽子>亭にようこそ!!今日から頼むぞ看板娘!!」
「んじゃまずはボロボロの服どうにかしよーぜ」
メリオダスが裏に回りながら口を開いた
「あれはあれでそそると思うんだけどなあ…」
「スケベ」
「お前セクハラで大罪人になったんじゃねーのか?」
ザスターとホーク服を探しているメリオダスにそう言う
「おっ…あったあった!!」
メリオダスが服を見つけた
「あ…あの〜こ…この服装は…?」
「店の制服…だ」
エリザベスが着ているのは生地が少ない服だ。それを見てメリオダスはグッと親指を立てる
「「コイツの趣味丸出しで悪いな…」」
俺とホークが呆れた顔で謝る
「フム…フムフム!」
「キャッ!!あのっ…」
メリオダスはスカートを上げてじっくり見る。本人は「サイズチェック」と言い張る
「バッキャロー!せっかくの看板娘が逃げちまうだろ!!」
「マスターとしての管理責任なのだ」
ホークがメリオダスに噛み付く
「あの…メリオダス様…一つ…お聞きしたい事がございます…
<七つの大罪>は…メリオダス様は本当に世間が言うような大罪人なんでしょうか?もしかして、人に言えないような罪を犯したんですか?」
エリザベスが質問し、メリオダスが口を開いた
「まあな」
意外とマジな顔で言った。するとホークママが急に止まった
「ついたか…情報の仕入れ先…バーニャの村だ…!」
メリオダスが笑ってそう言った
メリオダスが説明しながら歩く
「ここにも数年に一回くるけどバーニャの酒は別格なんだぜ?ブリタニア屈指と謳われる名水と…」
「…その名水がすっからかんなんだが…」
俺の言う通り川の水は一滴たりともない。ハーブも枯れかけてる
村に着くと何やら村中の男が中央に集まってる
「おおっ祭りか!?今日は何の祭りだ?」
「ああ…あんたは時々来る移動酒場のマスター!…これが祭りに見えるか?」
「聖騎士様の突き立てた剣を引き抜こうとしてんだよ!!!」
「先日聖騎士様の怒りを買ってしもうてな…そのお方の魔力を帯びた剣が村の地下水源を封じてしまったんじゃ…」
二人の騎士が笑いながら村の男達が頑張っているのを見ている
そんな中一人の少年が前に出た
「聖騎士の突き立てた剣が何だってんだ!!俺のダチの<七つの大罪>にかかりゃそんなん楽勝だぜ!!」
そういうと村人が口を開いた
「ミード!一体誰のせいでこんな目にあってると思ってんだ!!!」
「聖騎士様をこれ以上怒らせないでおくれ!!」
皆が口に出すのはミードへの罵声。子供までミードに向かって石を投げ出した…当たったのはメリオダスと俺の顔面…
ミードの詳しい話を簡単にすると手間暇かけて造った酒を取り上げるだけ取り上げて不味いと言ったらしい。それが許せなかったため虫を入れたら聖騎士が剣を突き立てたらしい
<七つの大罪>が友達だと嘘ついたのは悪い聖騎士に追われてるなら<七つの大罪はいい奴だと言う考えかららしい
剣を抜くのにミードも加わった
見ている騎士は村の酒を飲みながら見ている
「ギョへへッ!あの必死な形相見てみろよ!!酒の肴にゃ最高たな〜〜!!バカ共にかんぱー…」
俺とメリオダスが騎士が飲んでた酒を奪い飲みながら言った
「うんウメェ」
「だろ?ザスター?だけどあいつらみたいに酒の味がわからん奴らにこの酒を飲むし資格はねぇよ…ごちそーさん
メリオダスは一気飲みするとコップを置き、剣に手をつけ…
「よっ」
抜いた。すると穴から水が吹き出てバーニャの村の水が復活した