七つの大罪:残飯処理騎士団の副団長   作:黒歴史

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第50話

 〜三人称〜

 

 最後の1匹になるとその1匹に力が注ぎ込まれ始めた

 

「すっごいパワー…!!」

「まさか…倒した死霊たちの力があの一体に…ザスター何してんなの?」

 

 キングの視線の先にはザスターが寝そべって昼寝をしようとしていた。マーリンも落ち着いた様子で語り出した

 

「耐えられるわけがないだろうに」

「次代魔神王と呼ばれたメリオダスの力だぜ?魔神の肉体ならともかく、人間の…それもただの骨に耐えられるわけがねえだろ?」

 

 そう言うとそのとうり骸骨は段々とデカくなり、力が増していくがそれに比例して骨にヒビが入っていき、砕けた

 

 

 

(ふぁ〜眠い、最後の最後は自滅って…萎えるなぁ)

 

 そんなことを考えていると背筋がゾワっときた

 

「全員意識を強く持て!!!心を乗っ取られるぞ!!!」

 

 マーリンが叫んでいる。なるほど残った怨念どもが乗っ取ろうとしていたのか。するとディアンヌの声が聞こえた

 

「ねえみんな、

 

 

 

 

 殺してもいーい?」

 

 そこには血の涙を流したディアンヌが笑っていた

 

「ハアアアア…『ドロールの舞い』」

 

 ディアンヌが暴れ出す…いや踊り出した。俺たちに殺意MAXで神器を振るってくる

 

「各員。多少殺すつもりで行け!!今はディアンヌを相手に加減は許されんぞ?」

 

 マーリンがそう言い、善意が戦闘態勢に入った時、キングが立ちはだかった

 

「みんな待って!!ディアンヌを傷つけても彼女に取り憑いた怨念は倒せやしない!!」

 

 そのままキングはディアンヌを説得するが蹴り飛ばされてしまう

 

「アハハ♡」

「やれやれ…多少の荒療治は必要そうですね」

 

 その瞬間にエスカノールはディアンヌ野原を殴る。だがすぐに反撃され吹き飛ばされ、ゴウセルが頭の中に入るが、吹き飛ばされる

 

 

 

 

 ……さ〜て、準備できたしヤるか♪

 

「オイ」

「うん?」

 

 ディアンヌは俺に振り返る。俺は闇を解放、魔神になり、本気の殺意をぶつける。ガチャガチャと音が聞こえる。それはディアンヌをに取り憑いた怨念どもが恐怖し、ディアンヌの体を通して震え、ディアンヌの鎧が音を立てているからだ

 ディアンヌの中の怨念たちはすでに死んでいると言う事を忘れ死の恐怖を思い出し、少しずつ逃げるようにディアンヌから退散していく

 そしてザスターは最後に無邪気な笑顔で言い放つ

 

「決めた。お前…

 

 

 

 

 

 …ぶっ殺す♪」

 

 ディアンヌからその一声で怨念が逃げ去った。キングが声をかけてくる

 

「ザスター、ありが…」

「すまん、これはただの応急処置みたいなもんだ。死の恐怖が消えれば怨念どもがまたディアンヌに取り付いてしまう。しかも、次は慣れてしまって応急処置が効かない。さて、どう対処しようか…」

 

 そう言うとキングの兜が浮いた

 

「ヘルブラム…どこへ…」

 

 キングがそう呟く

 

(ヘルブラムってあのヘルブラムだよな?なんで兜に…)

 

 すると怨念の気配がその兜に集中し、兜は魂が抜けたように地面に落ちた

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