キャバッローネファミリーにも守護者っているんですか? 作:川猫
文才は六道輪廻回ってる時に落としてきました。
原作読んでる時にふと思った、キャバッローネの守護者って見たことないなー。と思ったので
思い切って捏造してみました。では、ゴミのような文章力ですがお楽しみください。
「そういえばディーノさん、キャバッローネファミリーにも守護者っているんですか?」
…あ、完璧盲点だった。
内心動揺しながらも、かわいい後輩であるツナからの質問にあたふたしながら答えようとする。
「…あぁ、えっとだな、その…。」
オレは、この質問は答えられねぇ!という目線をそっと部下のロマーリオに送る。
ツナは不思議そうな顔で視線をそらすオレのことを見つめている。
これには言えない事情があるんだ!頼むから何か話題を変えてくれ…!!そう思った時だった。
「…どわっ!?」
ディーノの背中に激痛が走った。パッと後ろに振り返るとかつての彼の家庭教師、リボーンがいた。おそらく後ろから蹴られたのだろう。
「ちゃおっス、ディーノ。どうだツナ、何かためになることでも聞けたか?ま、それはないか」
一言余計なんだよ。と思いつつも話題を変えてくれたリボーンに対し、改めて感謝の感情を覚える。
さぁ、このままぜひ全然関係ない話になってくれ…!!
「そのことなんだけどなリボーン…んむっ」
あのことについて話題を振ろうとするツナの口元に小さめの箱をポンと当てて黙らせる。
「そうそうツナ、これお土産な」
「はぁ…。」
箱を急に押し付けられたツナは困ったような顔をしながら箱をそっと開ける。中身がお菓子であることを確認するとまだ少々疑問を残しているという表情だったが、安心したように何のお菓子なのかを質問してきた。やっと話題を変えられた…!ディーノも安心である。
本当にこれでひと段落つけばいいのだが…。
ピンポーン♩
「あっ、はーい!今出まーす」
急なことだったので、焦っていたディーノにとっていきなりのチャイムはかなり心臓に悪いものだった。
だが、ツナが話している相手はディーノにとってチャイムの音よりもはるかに心臓に悪いものだった。
「うちのボスきてませんか?」
「えっと、どちら様ですか…?」
「私はキャバッローネファミリーの雷の守護者、ヴェルデューラ・フルスタです。」
「えっ…えーー!!?」
これはまずい。大変まずい。
「ディーノさーん!!守護者の人来ましたよー!!」
「お、おうちょっと待ってろー」
明らかにぎこちない声で答える。
そんな彼に、ロマーリオは哀れみの目線を向ける。それが、余計に情けなくなるのである。
だが、そんなことを考えている猶予は残されていない。
急いで階段を駆け下りる。
「うわっ!?」
つまずいて、階段から転げ落ちた。彼自身はいつまでたってもこける原因を理解しないのでしょっちゅう起こることである。
もちろんその時ロマーリオもヴェルデューラも油断して、彼のことを見ていなかったのである。
落ちた先で顔を上げると必死に話題にさせまいとしていた人がいる。ツナもロマーリオもヴェルデューラも心配して駆け寄ってくるが、落ちるのは慣れたことなのでなんてことはない。しかし、一気に疲れが押し寄せてきて彼は立ち上がる気になれなかった。
「何でお前がここにいるんだヴェルデューラ!!?」
「だってボスなかなか帰ってこないんですもん」
「いやオレ晩メシいただいてから帰るーって伝えたぜ!?」
「あっ、ごめんなさい聞いてなかったです」
「えー!?なんなんだよ、もう…。」
あきれ返るディーノをよそ目に、ヴェルデューラは未だに心配そうな顔をしているツナにコソコソ何かを話しかけている。
そうこうしていると、買い物に行っていたのであろうツナの母が帰ってきた。
「ただいまー!あら、ディーノくんいらっしゃい!…とあなたはだあれ?」
「ヴェルデューラ・フルスタと申します」
「ディーノくんのお友達?」
「まぁそんなところです」
あぁ、ヴェルデューラは空気が読めるほうでよかった、心底そう思ったディーノだった。
「ヴェルデューラちゃんも晩御飯食べてく?」
「いいんですか?」
「いいわよ〜!今日は唐揚げにしましょう!」
「ガハハ〜!ランボさん唐揚げ大好きだもんね!!」
もじゃもじゃの髪の毛の子供が飛びついてきた。
ボンゴレの雷の守護者、ランボだ。属性が同じでも、ヴェルデューラとは全然違うタイプだが。
「ランボ!!すみませんディーノさん…。」
「いや、いいんだ」
その晩の話題に守護者の話がのぼることはなく、内心助かったと思っていた。
まぁ、そんなものはやはりフラグにしかなりはしないのだが…。
今回、初めててなのでわからないことがとても多かったです。もし見てくださった方がいるなら、ぜひ改善点など教えてください。次回もお願いします。