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●月★日 曇り
ルフィ達との模擬戦をした次の日から、毎日の日課に自分の家からダダン一家までの往復と模擬戦が加わった。時々、ガープさんとの組手もある。最初の頃は往復と模擬戦で疲れてランニングは休んでだけど、今は慣れて再開してる。
流石にガープさんとの組手後はやらないけど…。なんでこっちは1人で
「慣れれば、この位朝飯前じゃなぁ」
って言いながら、その拳をこっちに向けないで欲しい。死んじゃうから、私まだ6歳だから。ルフィ達も煽らないで欲しい。こっちは拳の風圧受けただけで吹っ飛びそうなんだから。どっかでエースとサボが
「こんな状況でも顔色一つ変えないのか…」
「どんたけ肝が座ってるんだよ。本当に6歳か?アイツ」
とかそんな感じな事言ってたけど、表情筋が仕事してないだけで内心いっぱいいっぱいだからね。そんでこんな状況になったのは君らが煽った所為もあるからね。
まぁ、お陰で大分体力付いたし、能力も上がりましたけどね。まとめると、
・超音波の出せる範囲は…
口から前方のみ5mだったのが10mに。
手で叩くのは自分を中心に半径1mだったのが半径3mに。
足で叩くのは自分の足を中心に半径1mだったのが半径3mに。
・衝撃波は威力は前は太さが20㎝位の木や大きさが10㎝位の石を壊せるくらいだったが、太さが50㎝位の木や大きさが30㎝位の石なら壊せる様になった。
・超音波の威力は調節する事で特に人体に影響を出さない範囲から人が頭痛になって動けなくなる範囲まで出来るようなった。今更だけど、クラクラの実の能力って妨害とか周りを補助する方が正しい使い方なのかなと思ったり…。うん、気にしない。
あぁ、そういえば前に一度だけ、ヘビに対して中に直接衝撃波を当てたらどうなるのかと思ってやってみた。あれは酷かった。目の前でヘビの頭がボッンっと音を立てて飛び散った。人に使うのは最終手段にしようと決めた。
模擬戦や組手のお陰で全体的に強くなった。けど、ガープさんを焚きつけて良い筈は無い。また明日、絶対勝ってやる。
●月♠︎日 曇りのち晴れ
ルフィ達と模擬戦を通して仲良くなった頃、突然エースに呼び出された。最近は視線も大分マシになったのに、なんか気に入らない事でもしたかなぁと呼び出された場所に行ってみると、エースが真剣にこっちを見て、
「お前は、海賊王の子供が居たらどう思う」
って聞いてきた。思わず
「別に?」
と答えた。だって、私の母さん元海賊で父さん四皇だし。あぁ、叔父さんが海賊王だ。出生の面倒臭さなら、私も同じだよなぁ。
一瞬、エースは驚きながらこっちを見てそれでも、
「海賊王の子供だぞ。生まれて来る事も生きる事も許されない奴なんだぞ」
と言ってきた。そんな事言われたら私だってそうだし。つーか、ガープさん子育て下手すぎる。原作のエースもそうだけど、幼少期の傷が全然癒されてない。溜息がでる。
「親が何であれ、子供は子供でしょ。その子が海賊王じゃ無いんだし。それに、その子にだってその子を大事に思ってくれる人がいるはずでしょ」
といつ渡そうかと持っていた手紙をエースに押し付けてその場からいなくなる。全く、こんなの柄じゃなくて家に帰った後、恥ずかし過ぎてベッドの上で悶えた。
次の日、手紙を持ったエースに問い詰められた。
「なんで、お前がこの手紙を持ってんだよ‼︎」
って、そうですよね。ちゃんと言ったよ、エースと私は従兄妹同士だって。エースは私を離して小さい声で
「従兄妹?従兄妹…」
と呟いてた。心配になって声をかけようとしたら、急にガバッと顔を上げて
「なぁ、お前は俺に生きてて欲しいか」
って聞いてきた。そんな不安そうな顔されると私が虐めてるみたいだからやめて欲しい…。
「これ以上、家族に死んでほしく無いよ」
と言ったら、すごい力で抱きしめられて泣かれた。思わず、頭を撫でたら余計に強くなった。あの時は中身が出るんじゃないかって位、苦しかった。
そして、こんな時も私の表情筋は仕事をしなかった。こんな時位、空気読んで仕事しろよ、コンチクショー。
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