●月〓日 晴れ
エースに従兄妹とカミングアウトした日、ルフィとサボにもバレました。しかも、エースが私を思いっきり抱きしめながら、泣いてる現場ごと…。いや、2人共一応空気を読んで木の間から顔を出して窺う感じで見てきたけど…あ、ルフィはエースと私に大声で声を掛けようとしてサボに口塞がれて引き戻されてたから違うか。
うん、何はともあれ居た堪れない。エースからは見えてないけどルフィとサボが顔を覗かせながらなんか小声で小突きながら話してるの見えるし。エースは未だに抱きしめてるから気付いてないし。そろそろ、抱きしめられるのが辛くなってきたから声を掛けるか、気付くかして欲しい。本気で中身が出そう…何がとは言わないけど。
結局、ルフィとサボは声を掛けるか・掛けないかで揉めてたし、エースも全然気付かなかったから教えました。こー、肩をちょんちょんと突いて。突いたら、エースが急に顔を上げたのでそのまま、ルフィとサボの方を指差し、エースの顔も釣られてそっちを見る。見られたルフィとサボはニヤニヤしながら
「よっ」
なんて手を上げて返事してたけど、さっさと逃げた方いいんじゃないないかなぁ。エースの顔が真っ赤だったし。
「エース、顔真っ赤だぞ」
っと、わざわざ指摘してルフィはやっぱりアホだ。指摘したからエースがルフィに狙いを定め、駆け出した。今日の鍛錬には鬼ごっこ(武器あり)が追加された。
●月◉日 曇り後晴れ
3人がいつもの様に高町で食い逃げをし逃げている途中、サボの父親に見つかったらしい。私がいる前で2人がサボを問い詰めた。私が原作で知っているサボの父親・母親も大分好きになれない親だったけど、此処でもそうらしい。つーか、せっかく親を思って描いた絵をその場で破り捨てたり、凶器を向けられて怪我しそうになった自分の子供よりその相手の方を心配するとかどうなの…。いや、まぁやった相手が王族で格差社会の弊害もあるだろうけど。こう、家に帰ったら心配するとかしないの普通。そのくせ、サボには自分達に楽をさせらるような頑張りなさいとかどんだけだよ…。そりゃぁ、息苦しくもなって家出もするさ。
そんな事を考えてたら、3人共自分の船に乗る様に言い合っていた。
「ん?アスターはどうなんだ。お前も俺の船に乗れよ‼︎」
と、ルフィが唐突に言った。ルフィの質問を皮切りにエースとサボからも一緒の船に乗ろうと誘う。
その様子が本当の兄弟みたいでついつい楽しくなって、おもいっきり笑った。あんなに笑ったのは今世で初めてじゃないかなぁ。3人共すんごく口開けてびっくりしてたし。
その後、お互いにふざけて、ちょっぴり喧嘩して、思わず吹き出して笑って…私達は兄妹の盃を交わした。
大分、変更しました。
感想などあればよろしくお願いします。